檸檬(れもん)
26件の記録
No.310@__310__2025年7月10日読み終わった梶井基次郎の書く文章は、なんとなく度量の広さみたいなものを感じるので好きだ。 気病む中にも明るさがあり、床に伏せる時にも爽やかな希望がある。 表題作の終盤、記憶しているよりもいくぶん派手に売り場を荒らしていてよかった。 いやよくはないが。

うっちー@orange_u2025年6月3日まだ読んでるかつて読んだ『檸檬』も良いけど『泥濘』『Kの昇天』が好き どことなく不安定なところと、世界が美しく描かれるところに若さを感じる 梶井基次郎が長生きしていたらどんな本を書いたのか気になる

RIYO BOOKS@riyo_books2023年7月15日読み終わった基次郎が捉えて描いた亜現実は、確かに退廃感のある目線で覗かれている。しかし、絶望、疲弊、苦悩に溢れる心情には沸々とした湧き上がる熱量が潜んでいる。この陰鬱な精神の底に流れる力強い熱量は「生命の価値観」が呼び起こすものであり、純粋な生への憧れが溢れている。この憧れが強いからこそ、現実と理想との乖離や、病苦によるもどかしさが、一層怒りを帯びて高まっていく。生への執着は生き様へと変化を見せ、立派な文士としてあろうと虚栄を張りながら熱心に作品を生み出す。彼にとって、ただ只管に執筆に向かうことは苦悩への戦いであり、苦悩を生み出す元ともなっていた。
まくら@-pillow-1900年1月1日かつて読んだ個人的にはあの体調不良の描写が好き。だるくて体が熱を帯びてる感じとか、そんな時に冷たいものに手を伸ばす気持ちとか。確かに檸檬の黄色は爽やかで触りたくなると思った。


















