ふたりの読書会: 無期受刑者との本をめぐる往復書簡

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hifumii@higufumi2026年5月11日読み終わった夢中で読んだ。向井さんの訳書『プリズン・ブック・クラブ』は「本の本」の中でも折に触れて思い出す好きな本なのだけれど、こちらは実際に日本の刑務所から向井さんに届いた一通の手紙をきっかけに始まる往復書簡。 受刑者の方の読書への思いがなんと切実なことか。渇望が伝わる誠実な文章。 トラブルって全てが無知、無理解、想像力の欠如で起こる。 まさにこの欠如を補ってくれるのが本だよな。 自分もどれだけ読書に救われて来たんだろう。罪を償うというのはどういうことなのか、再犯を防ぐにはどうしたらいいのか考えさせられる。 良い本。









彼らは読みつづけた@findareading2026年5月5日読み終わった*読書で見つけた「読書(する人)」* 《すでに二冊目を読ませていただいていますが、この五冊の文字の中に早く飛び込みたい、今はそればかり考え落ち着きません。本当に子どものように、一センチほど本を開いて中を覗く、そんなことをくり返しています。》 — 大矢章市2023年6月4日付向井和美宛書簡(向井和美著『ふたりの読書会──無期受刑者との本をめぐる往復書簡』2026年4月、岩波書店)







八@Hachi82026年4月29日気になる新刊の一覧で目を引いた本。 サンプルを読んでみたら、「はじめに」がとても良かった。 内容は無期受刑者と翻訳者の往復書簡。物理的に読書会に参加することのできない受刑者に、著者が手紙を通して読書会のようなものをするのはどうだろうかと提案する。 そのきっかけとなる最初の手紙が「はじめに」にある。 父から虐待を受けて育ったこと、犯した罪をどう償えば良いか苦悶していること、刑務所に来てから本を読むようになり、なぜもっと早く読書を始めなかったのか後悔してること等が、一度に出せる上限枚数でびっちり書かれ、最後に「こんな私でも参加させていただけるような読書会はないでしょうか」とあったそうだ。 返事を催促するような言葉はなく、ただ返信用の切手が1枚同封されていたらしい。 ここのくだりを読んで胸が推し潰れて泣いてしまいそうだった。




























