私たちの戦争社会学入門

7件の記録
- つつつ@capyandtsubasa2025年7月7日読み終わった戦争が社会にどう影響を与えてきたのか、社会が戦争にどう影響を与えてきたのか。 歩兵による戦闘方法と民主主義の関係など、今まで全く考えたこともなかった話が次々出てきたので、自分にとっては新しい扉を開けてくれた思い出に残る本になりそう。 戦争と社会についての解像度が格段に上がった。
- つつつ@capyandtsubasa2025年6月27日買った読んでるp4「やはりどうしても、本のいちばん始めに述べておかなければならないことが一つあります。この本は、戦争をなくすことを目指す本ではないということです。〔……〕われわれの社会は、戦争によって作られたといえる部分がある。より精確にいえば、いつでも戦争の生起可能性と向き合うかたちで社会が成り立っているところがある、ということです。」 じゃあその社会って何なの?という疑問がすぐ出てきたけど、まさにこの本はそこのところを探っていくものみたい。戦争を焦点にして社会を理解していく。
- amy@note_15812025年5月24日読み終わった感想戦争戦争はもちろん反対である。起こらないほうがいいし起こるべきではない それでも今なお戦争は起こる。その原因も形も歴史ごとに変わっている。そもそも戦争というものには宣戦布告をするという決まりがあり、それを守らずに開始したものもある。日本もやったことだ また諸外国と日本の事情を比べながら、日本独特の国民の思想やその原因となる社会背景などを紐解いていく 戦争は起こらないほうがいい。じゃあ戦争ではなく平和なときの軍事はどうしていけばよいか。ただイデオロギーに引っ張られるだけではなく、今まで日本が戦前から戦後、現在までどのように戦争に向かい、戦争をし、戦争を終えて今に至るかを知り、いかに"わからない"ままで自分と違う他者の意見を尊重し、そう至った背景を想像するか 戦争や軍事を社会学的に学び、そのうえで自分なりに考えるための材料を増やしていく ちょうど戦後80年、朝ドラではやなせたかしとその妻である小松暢をモデルにした『あんぱん』をやっている。Netflixでは7月に『火垂るの墓』が全世界で配信されることが決定した 反戦を訴えながらも、それでも無くならない戦争や戦争の可能性を考えていくための"戦争社会学"の1冊