ミトンとふびん

103件の記録
- harucaの本棚@mochacha2025年9月23日買った読み終わった再読何ということもない話。大したことは起こらない。登場人物それぞれにそれなりに傷はある。しかし彼らはただ人生を眺めているだけ。好きだなあ、この本📕
- ロッタ@rotta_yomu2025年9月14日読み終わった朝井リョウ曰く、 「めっちゃいい小説。難しい言葉は全然使われていないし、大きな起承転結がある物語でもないんですけど!! むちゃくちゃ染みる」 最近、読書界隈では『朝井リョウがおすすめしていた本を読む』のが密かな(?)ブームになっていて、わたしもその波を追いかけ中〜🏃♂️💨 窪美澄さんの『じっと手を見る』が本当によくて、勢いのまま張り切って次の本を手に取った。 で、感想なのですが、、、 わたしはもともと吉本ばななさんの世界観があまり分からず、そして今回もやっぱり分からなくて、、、(ごにょごにょ) ただ、朝井リョウ氏はこうも言ってたよ。 「分からないものとの出会いも、すごく大事じゃないですか?」 うん!そうだ、そうだ!と納得して、 今はチョンセランの『アンダー、サンダー、テンダー』を読んでいます。いやーー、まるで青春映画を観ているよう!(でも空は青じゃなくてグレーなの)甘酸っぱい。
- 雪餅@yuki3daifuku2025年4月2日読み終わったまたいつか大切な誰かを失い遺された側になってしまった人たちの物語 読みながら、自分がまだ何も失っていない状況にいることを痛感したし、中学生の頃に「キッチン」を読んだ時の感覚を少し思い出した (中学生の時「キッチン」と「TUGUMI 」が大好きだった) 愛する人を失ってしまった痛みをどうやって消化していくのか、向き合うのかは人それぞれだけど、きっとこの作品が私の支えになって癒してくれる時が来るんだろうと何となく感じた 個人的にカロンテが特に良くて、電車内で涙を堪えながら読みました
- 夏しい子@natusiiko2025年3月7日かつて読んだ第58回の谷崎潤一郎賞の受賞作。 身近な人が亡くなった事からの悲しみと喪失と新たな出会いと再生の短編集。 どの話もしっとりしていて、人のちょっとした包容的温かさを感じられる小説だった。