書楼弔堂 霜夜
34件の記録
- ねむくま@ukishirokuma2026年6月30日読み終わった借りてきた京極先生の思想が好きすぎる。 本に携わる中で、ともすると愛好家には睨まれることもある立場にいるんだけど、京極先生にかかると本にまつわる全てをまるっと受け入れてくれているような感覚になる。 あれはいかん、これは好かんと言ってるこちらの了見の狭さを思い知らされる。 京極先生の各シリーズが終わるたびに、あぁずっと続いてくれれば良かったのに、と思いつつも、読んでみれば、あぁ、これはここで済んでいる…と納得してしまう。 残念に思いながらも、この読後感を味わえて良かったと満足もする。 限りある経済力で、他の趣味や日用品と兼ね合いを考えつつ、買う買わない、借りる借りないなど本と自分の関わり方に悩んできたけど、本著を読んでみて、許されつつも自分はそれでよいのかとこれからも悩んでいくんだろうなと思った。 手当たり次第に手元に置こうとするのも違うんだろうけど、それはそれで全てを賄える経済力への欲求も尽きないなぁ… 私の一冊は、なんなんだろうなぁ… 既に出会っているのかなぁ…


蛾のおどり@Nachtfaltertanz2026年6月21日読み終わった「書物の中には、世界の半分が入っています。でもその半分の世界は」 逃避のためにある世界ではないのですと天馬は言う。 「虚と実は等価ですけれど、決して交換出来るものではないのです。それは、謂わば此岸と彼岸のようなもの――なのだとか」 「現実を忘れて書を読み耽るのは無上の悦びですが、それは現実の代替えになるものではないのですわ。遁げ込んでも閉じ籠もってしまってはいけないのだ、と教わりました・・・遁げることは別に悪いことではないと思いますわ。遁げられるなら、どんどん遁げればいいんじゃないでしょうか。でも、永遠に遁げ続けることは――出来ないんですわ。遁げ込んだって、必ず帰って来ることになるんですから」 この世に。 ・・・一生目を瞑ったまま生き続けることは出来ません。わたくしたちは、あるものの方に居るのですから」 「だって読書って」 面白いでしょうと天馬は言った。 「わたくし達は、読書することでこちら側からあちら側を覗く訳でしょう。同じようにあちら側からこちら側を覗いたなら、わたくし達の人生も、また一冊の本のようなものでは御座いませんこと。尤も、未だ書きかけなんですけれど」
- G☆@g-lotus2026年5月21日読み終わったなぜかなかなか読み進まなくて、ようやっと読み終わった。 改良されて技術が進歩して、あの時から今まで進んできたものが今にも止まりそうないまこれを読めたのは良かったのか悪かったのか。とても考えながら読んだ。 『棚に差しておくだけでも読書』は京極夏彦だなぁ


みどりこ@midorikko_032026年1月10日読み終わった借りてきた図書館で一年待った。ついに終わってしまった〜〜。悲しい。が、最後めちゃくちゃ良かった。過去のキャラクターたちが色々出てくるの、総集編感ある。終わってみると一番好きなのは待宵かなぁ。進歩に置いていかれる話はなんというか、身につまされた。今読めて良かった。






















