土の中の子供

土の中の子供
土の中の子供
中村文則
新潮社
2008年1月1日
14件の記録
  • 良かった……。やはり自己の内面に内面に潜り込む小説、すごく好きだ。それは周囲から見た客観的な状況だとか、ただひとつの真実だとか、そういうんじゃない。自己の感覚だけに意識を研ぎ澄ませて、己というものにひたすら耳を傾けること。 なんだか読んでいる感じがヘッセに似ている。勿論文体とかは全然違うんだけど、読んでるときの感覚が似てる。 「ただ……、優しいような気がしたんだ。これ以上ないほど、やられちゃえばさ、それ以上何もされることはないだろう? 世界は、その時には優しいんだ。驚くくらいに」(p.109) この台詞がとてもよかった。 あと併録されている「蜘蛛の声」もかなり良かった。ファンになるかも。
  • machago屋
    machago屋
    @machago8
    2025年10月29日
  • あんこちゃん
    あんこちゃん
    @anko
    2025年7月24日
  • 文庫本。
  • usibukuro
    @usibukuro
    2025年5月19日
  • Wi-HEi
    Wi-HEi
    @Wi-HEi
    2025年5月17日
  • u
    @nu
    2025年3月6日
    記憶に残っている小説
  • suu
    suu
    @suu_b00k
    2025年3月6日
  • marina
    marina
    @jpkagef
    2025年3月6日
  • す
    @ajk178
    1900年1月1日
  • 初めて芥川賞の作品を読んだ。自分が感じたことと作者が伝えたかったことは異なると思うので、これからネットで賢い人のレビューを見ようと思う。芥川賞は難しいというイメージがあったが、読みきることができた。
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