古くてあたらしい仕事

24件の記録
- ふるえ@furu_furu2025年7月11日かつて読んだ本棚を整理していてふと目についたので改めて少し読んだ。読書をすることの面白さを確かなものにしてくれる文章に、救われている気がする。 「現実の世界だけでは、ときどき、たまならく苦しい。逃げる場所もないようにみえる。それは、スマートフォンでニュースを見ていても、SNSを見続けていても同じだ。けれど、現実に流れる時間とは別の、もうひとつの肥沃な時間を心のなかにもつことができれば、日々はにわかにその色を取り戻す。本を読むことは、音楽に耳を澄ませることは、テレビの前でスポーツに熱中することは、現実逃避なのではない。その世界をとおして、違う角度から、もう一度現実を見つめ直すのだ。あるいは、そうした虚構のフィルターをとおして、悲しみやつらいことを時間をかけて自分なりに理解するのだ。必要なのは知性ではなく、ノウハウでもなく、長い時間だ。現実に流れる時間とは異なる時間を、自分以外のどこかに求めること。そうすることで、生きることはだいぶ楽になる。素晴らしい作品は、いつまでも心のなかから消えず、それは内側から生活するものを支える。」島田潤一郎『古くてあたらしい仕事』(新潮社)p.192,193
- 講房@tortaparadiso2025年4月11日かつて読んだこんな誠実さをもてたらどんなに自分のことを好きになれるだろう。 島田さんの、難しい言葉は何一つ使っていないのに全てを言いはめてくれる言語化のすごさ。 感動しすぎて 友達3名ほどににお中元として配り、 貸した友人も100%ご自分で買い直していた。 日本語わかる人は全員読んで
- あさり@hikari_2025年4月1日読んでる本当にリクナビnext見てるだけで1日が終わる。もっとシンプルに働きたいだけなのに。必要とされているところで、身体を動かしたいだけなのに…!いろいろな転職サイトに登録することに疲れた人におすすめです🍃
- はな@hana-hitsuji052025年3月30日読み終わったかつて読んだ大好きなカフェや個人経営店で軒並みおすすめされていたので気になって読んだ。 それがなければこの表紙では買わなかったかもしれない。(怒られる 文章から人格が滲み出ている。 どんな本をどのように作り上げていくのかすごく熟考するんだろうなこの人は。
- とーひろ@kajihirorz13162024年10月10日読み終わった読んで良かった人生観が自分と同じ。 人に必要とされることが人生においてもっとも大事。必要とされるところには徹底的に仕事をする。赤字にならなければよい。マスよりも名前のわかる個人を思って、個人的な思いを優先する 本は考える時間をたくさん与えてくれる。人は本を読みながら頭の片隅で違うことを思い出している。本を読む読みながら身の回りのことを考えている。