モヤモヤする正義

24件の記録
- 瑞希@mizuki-012025年8月24日読んでる550ページ、頑張って読みきろう。 日本で生まれて日本国籍をもつ私。 当たり前に思っていたけれど、そうでない人からしたら、私は特権をもっている人間なんだ。 無意識のうちに、誰かに抑圧を与えているということ。 「大切なのは、マジョリティやマイノリティといった立場の違いに関わらず、客観的・中立的な観点からも正当性が認められるような主張を、自分で萎縮したり相手を萎縮させたりすることなく互いに堂々と行うことだ。」 トーン・ポリシングについて。 女性である私から見ても、やはり感情的になる女性は多いと感じる。その時に論理的に話をしても伝わらないことも多い。
- さかな@osakana-sakana2025年4月27日読んでる罪悪感を抱かれてもなんの得にもならない。 大切なのは、絡まれずに居酒屋を楽しめたり、戸籍関係等の手続きでの不毛な時間から解放されることであって、誰かに特権を自覚してもらうことじゃない。 そらそうだ。 すてき!
- 徒然@La_Souffrance1900年1月1日読み終わったトーン・ポリシング、マイクロアグレッション、適応的選好形成など、初めて知る言葉も多かった。 なるほどと思う部分と、うーん…と引っかかる部分がどちらもあり、その分考えながら読めた。 「表現の自由は大切だが攻撃的な表現は許容できない」「少数派に配慮すべきだが、多数派が無視されるのもおかしい」——多くの人が揺れるこうした正義の間で、どのように社会の規範を考えるか、という内容だった。 筆者はその指針として公共的理性の重要性を挙げ、そこから各論(キャンセル・カルチャー、弱者男性論など)を検討していく。 明快に割り切れないテーマを少し冷静に見つめ直せる一冊。