
瑞希
@mizuki-01
- 2026年5月18日
A7喜多嶋隆読み終わったすごく読みやすい。 細かく区切りがあるし、ギターの名前が結構出てくるけど、わからなくても普通に読める。 音楽に人生を捧げた人たちの、その後が描かれている。 当時の煌びやかな輝きはないかもしれないけれど、それぞれが、熱い想いは失わずに生きている。 音楽が、身体の一部になっている人に。 何か、夢中になれるものを探している人に。 - 2026年5月4日
死にがいを求めて生きているの朝井リョウ読み終わった【ナンバーワンよりオンリーワン。】 【ありのままで】 これらの言葉の救いの裏には、自分の生きる意味や価値を追い求め、苦しむことになった多くの人がいることを感じさせられた。 自分の存在意義を確かめるために、誰かを敵対視して、それを活力にしていたことを、私自身も、否定できない。 人種や性別の差から生まれる対立、宗教問題、【何者】を思い出させる若者のもがき等、多くの問題が組み込まれていて、やや煩雑さを感じた。 「結婚できなくても子ども作れなくても、生きてていいんじゃんって。私をバカにしてきたやつらより全然、生きてる意味あるじゃんって。自分を否定しなくなった。生きていることへの後ろめたさが減っていった。」 「自分の中にもいるんですよ。堀北雄介が。いつも何かと戦ってるように見せかけて、本当は別のものから逃げ続けてるこの感じ、わかりますもん。」 「翔大は、細くて小さい顎で、精一杯、エネルギーの魂を噛み砕いている。」 - 2026年5月1日
- 2026年4月25日
かもめ食堂群ようこ読み終わった一度映画を観て、好きだなーと思って、そのままだった。 古武道の達人のお父さん、素朴な家庭料理、やっぱり、最初から良いなぁ。 「なんとかなりますよ。まじめにやっていれば。」 - 2026年4月22日
地方消滅2人口戦略会議読み終わった【消滅可能性都市】が示された2014年から10年。 少子高齢化は進み、出生率も上がらない状況で、日本の未来を悲観せざるを得ない。 そんな中、持続可能な社会へ向かうための戦略を探る。 人口減少の波は、もう止められないと思っているけれど、何もしなければ、日本という国の存続が危ない。 - 2026年4月17日
金曜日の本屋さん名取佐和子読み終わった本屋さんで何気無く手に取り、あらすじを読んで、すぐに買うのを決めた一冊。 「読みたい本が見つかる本屋」 そんな素敵な場所があったら、絶対に行きたい。 ファンタジーなのかと思ったけれど、現実にあり得なくもない設定。 一章ごとのエピソードに、実在する本の物語が重なる。 物語を読みながら、本屋さんのお仕事を知ることができる。 著者の名取さんは、本当に本が大好きなんだろうなと思わされた。 「感情を殺すから、低い声になる。」 - 2026年4月17日
パンとスープとネコ日和群ようこ読み終わった亡くなったお母さんのお店を改装して、自分が思い描く、お母さんのお店とは違う、スープとサンドウィッチのお店を立ち上げたストーリーは素敵だけど なぜ、こんなにも嫌味を言う人がたくさん出てくるんだろう。 気分は良くないなあ。 - 2026年4月7日
ぼくのメジャースプーン辻村深月読み終わった再読。 こんなに頭が良い小学生がいるだろうかと思いながら、こんなにも友達のことを大切に思い、物事を深く考えることのできる子どもはすごいなと。 起こる事件が恐ろしいのに加えて、言葉がもつ力、与える力も恐ろしいんだと。 特別な力がなくたって、言葉は呪いになることがある。 そして、相手が何を考えてどう行動するか、ひたすら考える。想像する。 正解のない問題をひたすら考える。 罪と罰について、どう考えるべきなのか。 犯した罪に対する罰とは、何が相応しいのか。どの程度の罰を受けるべきなのか。 これもまた、正解のない問題。 私の頭では完全に理解できていないけれど、問いをくれる小説。 - 2026年4月2日
一次元の挿し木松下龍之介読み終わったヒマラヤ山中で発掘された二百年前の人骨と、4年前に失踪した妹のDNAが一致した。 DNAとは唯一無二のもので、個人を特定できるものなはず。 結末はどうなるのか、ストーリーを理解した段階で、もう止められない。 紫陽(しはる)ちゃんという名前がすてき。 中盤で、まさかの結論かと思いきや、そこからまた謎解きが始まる。最後まで、本当にわからない。 終盤の描写は本当に恐ろしい。思わず、人物の無事を確認できる箇所まで、文章を飛ばしてしまいたくなるほど。 あらすじを読んだだけでは全く想像できなかった結末に辿り着いて、とにかく面白かった。 著者の方は、遺伝学等に詳しい研究者かと思いきや、当初は学費稼ぎのために小説を書き始めて、半年程度、関連書籍を読み漁って今回の作品を作り上げたとのこと。 すごすぎる。 持病をもつ私にとって、「遺伝子に抗ってほしい」という文面に、背中を押された気がする。 医療系読み物の棚に入れたい一冊。 - 2026年3月29日
意味よさらば古賀史健読み終わった@ VALUE BOOKS Lab.読み始めて、すぐ面白い。 エッセイとコラムの違いとは、なるほど、そういうことなんだ。 心地良く、思わず触りたくなるような紙質、スピンまで付いていて、良いにおいのする本。 - 2026年3月26日
人間には12の感覚がある 動物たちに学ぶセンス・オブ・ワンダージャッキー・ヒギンズ,夏目大読み終わったヒトには「五感」があると言われているけれど、もっと多くの感覚があると考えている研究者は多いんだとのこと。 色は、そのモノにあるんじゃなくて、そのモノを見ている人によってつくられている。 私が見ている赤と、友達が見ている赤は、きっと同じではない。 聴覚のない動物はいない。 「触れる」と「触れられる」は、別の触覚。 チーターは、平衡感覚を司る器官が大きい。 - 2026年2月25日
読み終わった学校の勉強に意味を感じられず、大嫌いだった主人公の男の子。 大学に入ってからも同じだったけれど、卒論のために配属された研究室での出会いや学びが、その後の人生を大きく変えるものになる。 何かトラブルとか、大きな出来事があるわけではなくて、主人公の男の子が良い人過ぎて、とても穏やかに読める。 学ぶことの意味や勉強の面白さと同時に、人間関係や大人になること、働くということ等、人生において大切なことが、日常として描かれている。 これから大学生になる人、勉強の面白さがわからない人におすすめ。 「本や資料に書かれていることは、誰かが考えたことで、それを知ることで、人間の知恵が及んだ限界点が見える。」 「数学の問題を解くことは極めて昆虫的だった。あれは考えているというよりは、おびき寄せられていただけなのだ。」 「科学者は、必ず自分以外の人にその理屈を理解してもらい、また同じことができる機会を誰にでも与える。」 - 2026年2月20日
パリの砂漠、東京の蜃気楼金原ひとみ読み終わった金原ひとみさんが、子ども2人とパリで暮らし、日本に帰国した頃のことが描かれたエッセイ。 この方は、日頃からどれだけのことを考えて生活しているんだろうか。 カブトムシだけで、数ページ分の思考を巡らせて、人間が生きることの価値を考える。 自分が何をどう考えているのかということが、それまでの経験や社会の空気など、様々な方向から一文一文に丁寧に綴られている。 憂鬱な日々を過ごして死について考え、時折絶望している金原さんと、友達も多く、ご家族と楽しそうに暮らしている金原さん。 いったいどんな方なんだろうかと、お会いしてみたくなる。 また、別の作品を読んでみよう。 - 2026年2月5日
ミッドナイト・ライブラリーマット・ヘイグ,浅倉卓弥読み終わった飼っていた猫を亡くし、仕事もクビになり、唯一の教え子も去ってしまう。多くの後悔を抱えて、自分は価値のない人間だと、命を絶とうとする。 しかし、目が覚めると、終わりの見えない本棚に囲まれた図書館だった。 「あの時違う道を選んでいたら、今はどうなっていたのか」 誰でも一度は考えたことがあるであろう経験しなかった人生を見ることができる。 一見、今の自分とは全く違う最高の人生に感じても、そこには別の悲しみや辛さも存在している。 完璧な人生なんてない。何も後悔をせずに行けていけることなんてない。だからこそ、今を大切に生きる。 決して先を急がずに、大切に描かれた作品だなと感じた。 後悔を抱えて悩んでいる時に。 - 2026年1月8日
ラジオな日々藤井青銅読み終わったラジオの放送作家 藤井青銅さんが、放送作家として過ごす日々を語り、ご自分の視点から、当時のラジオ業界について描いている。 この本に出てくる著名人も番組名も、正直9割わからない。 けれど、勢いのあったラジオ業界が想像できる。 その道で活躍できるようになるには、努力や行動力、人とのつながりといった、当然のように当たり前のことが必要なんだと思わせてくれる。 特に、AMラジオが好きな人は、ラジオの裏側を覗けるようで、きっと面白いと思う。 「ラジオ局から深夜に向かって放出された電波と、それを聞いているリスナーの思いが、夜空のどこかでぶつかって合わさり、見えない像を結ぶ」 - 2026年1月1日
永遠をさがしに原田マハ読み終わった両親が離婚。父親は家族を顧みず、母親は娘に何も言わずに出ていってしまう。なんとも悲惨な家庭環境で育つ女の子。 それにも関わらず、友達の見せない優しさにちゃんと気付いて、突然やってきた新しい母親のことも気にかける。 登場人物も、最終的なストーリーも、きれいすぎる。 現実世界では、きっとこんなにきれいにはいかないだろうけれど、それでも、人のことを考えて行動できるって、強いなと思わせてくれた。 - 2025年12月31日
街灯りとしての本屋田中佳祐読み終わった装丁とタイトルが素敵過ぎ。 将来、本屋をやりたい私にとって、ずっと本棚に置いておきたいなと思える本。 今でいう独立系書店が、そんなに多くなかったであろう2019年発行。 - 2025年12月30日
君の顔では泣けない君嶋彼方読み終わった高校の同級生の男の子と女の子が、入れ替わってしまう。 最近よくある設定だけれど、ジェンダーの問題や、家族の在り方、誰かとの繋がりといった、人生で大切なことを考えさせられる。 ありのままの自分を見せることができて、生まれてからの時をずっと一緒に過ごしてきた家族は、本当にかけがえのないものなのだと思い直すことができた。 - 2025年12月29日
正欲朝井リョウ読み終わった読み始めた「何者」以来の朝井さん。 YouTubeで朝井さんの人柄を知ってから、著書を読みたくなった。 【多様性】への問題提起。 年末年始のこの時期。 テレビには、久々の再会を喜ぶ祖父母と孫の様子が映り、【正しい年末】や【正しい家族の在り方】を作り出せていない自分を実感させられ、親への申し訳なさを感じる。 今の時代、これは、ある程度想像が及ぶようになっているだろうことで、私はきっとマジョリティの中に入る。 一般的な人が、思いもよらないものやことがあるのだと、人のことを考えられているはずだと思っていた自分が恥ずかしくなる。 「多様性とは、都合よく使える美しい言葉ではない。自分の想像力の限界を突き付けられる言葉のはずだ。」 「その呼吸とはすなわち、自分が想像し得なかった世界を否定せず、干渉せず、隣同士、ただ共に在るということだった。」 「思想や情動も論理で説明できると思っている人たちが打ち立てる規制は、生身の人間の内側にはいつまで経っても到達しない。」 - 2025年12月15日
おしゃべりな脳の研究チャールズ・ファニーハフ,柳沢圭子読み始めたヒトは、自分の頭の中でいつも対話している。 確かに、スポーツの時というのは、わかりやすい。 試合前には、「落ち着け」「いつも通り」と、自分に言い聞かせていた。
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