授業用

異文化すぎて翻訳を読んでいるような世界観。 一行先も予想できない登場人物の動きに振り回されて。 何とかついていくのが楽しかった。 ただラストは本当に何が起こっているのか分からなかった・・・置いてかれた・・・ 自分の肌の色を気にしたことはなかった。 性自認も気にしたことはなかった。

痛快でおもしろかった。私は自分で言うのもなんだけれど人種問題やセクシャルマイノリティに関しては色々と情報を収集して考えているほうだと思う だから書いてあることにはもっともだな、と納得したけれどそういったことを日頃考えないようにしている人は戦いてしまう気がする 日常的に受ける差別と悪意のない不快な決めつけ（マイクロアグレッション）に対する静かな怒りが刃となって、自分の喉元に突きつけられているような気持ちになる人もいるんじゃないか 他者の痛みに対する鈍感さを思いっきり晒し上げられる小説

『DTOPIA』も早く読みたい

今の日本の小説を読みたい、若い人による、なんか新しそうなもの、と思って『DTOPIA』を読みたくなっていて、B&Bにはなく、TSUTAYAにもなく、そこで調べてみるといま重版中と知って残念に思いつつ、それじゃあデビュー作だというこっちにしようと思ったが一応念のためにと思って三省堂行ったがやはりなく、三省堂には『ジャクソンひとり』もなかったのでTSUTAYAに戻ってこれ買った。リュックがパンパンで入れる余地がなかったので駅に着くとすぐ読み始めた。