大阪

32件の記録
- スズキ(ホホホ座西田辺)@hohohoza_nt2025年8月16日読み終わった街の景色は流動的でなかなか記憶しておけないけれど、ある時期の個人的な「大阪」がぎっしり詰まっていてとてもよかった。 個人的には、昔の阪急百貨店(梅田)の教会のようなステンドグラスを思い出すと涙が出そうになります。
- yt@yt2025年5月22日読み終わった「難しいことも山積みだけれども、この街で人の暮らしは続いていく。」(p253) 岸政彦と柴崎友香のそれぞれの生活史。 柴崎が学校サボって環状線をぐるぐるしたり。 岸が阪神大震災の直後、ゴミみたいな修士論文を出したり。 「それはとても悔しくてさみしくて情けなくて、でも同時になぜかとても痛快で楽しくて自由な、そういう何か、ひとことでは言えないような気持ちだった。」(p181) 今はもう、その大阪は、どこにもない。
- とうふ@tofu2025年5月18日読み始めたタイトルと著者に惹かれて手にした。 「大阪」を語っているようで、そうで無いような気もする。 読み進めると、確かに、「大阪」という街があるのではなくて、大阪に住む人が「大阪」をつくっているのだな、と妙に納得してくる。
- M@3like___2025年3月8日読み終わった大阪滞在中に読んだ 上京した時、それまでのイメージと違って「東京は緑が多い」と感じた経験があって、柴崎さんも同じ経験があること、大阪の人はそう思う傾向があることが目から鱗だった
- しおみん@eriko_cc2024年6月10日買った読み終わった大阪に来た岸さんと、大阪にいた柴崎さんにより描かれる大阪は、そこにいたことがないけどそこを確かに見たような気持ちにさせてくれる 二人の書く大阪を通して、読者の生活の場所、かつて生活をしていた場所を感じる作品ではなかろうか