ひと

25件の記録
- ne3ui@0227g2025年5月5日借りた小野寺さんの言葉の紡ぎ方がきっと好きだと思うから読んでほしい、とつい最近仲良くなった方に渡された本。周囲に読書家も少なくなかなかひとから本を借りることがないため、とてもうれしい。彼女は好きで何回も読んでいるらしい。
- haku@itllme2025年4月30日読み終わった引っ越してきて初めて読んだ小説。 読み終わった今、少しだけ前を向かなきゃっていう前向きな気持ちにさせられている。(23:30なのに笑) 両親を亡くして東京で1人になった21歳の聖輔。 それは読み終わってみれば今の私に重なるところが多かった。 聖輔のそれでも生きようと人に出会い、別れて自分の道を切り開いていく姿は何故か刺さった。 嬉しかった。 寄り添ってくれた。 惣菜屋さんで働く姿もなんかかっこよくてついついコロッケを買ってしまった。 "急がないが、とどまらない。そんなふうにやっていけたらいい。先は大事。でも今も大事。先は見なければいけない。でも今も疎かにしたくない。だって、僕は生きている。" 聖輔の歩んだほんの1年が私の孤独や未来や今の生き方の目印になってくれた気がする。 この春にこの本を手に取って良かった。
- 朝胡@asahisa222025年4月24日読み終わった@ 電車主人公は穏やかで良いやつなのだが、その他にみみっちい男が幾人か出てくる小説だった。穏やかな主人公の代わり文句を言ってやりたくなる。 どうしようもなくみみっちい男たちも、大学生の雰囲気も、私のリアリティからは遠くて、そこまで響かない作品だったなぁ。こういうやついるよねーって思える人のが楽しいんだろうな。 この作品の良さは、個人的な生活を営む人々のささやかな優しさなのだと思う。そのあたりは楽しく読めたからとりま満足。 私には、優しい現代小説があんまり合わないのかもな。自分のリアリティと一致しないから。
- 朝胡@asahisa222025年4月23日読み始めた@ 自宅随分前に、母親から借りていたのを読み始める。 いいよとだけ言われて借りたのだけれど、私に向けての意味のあるいいよだったのかな、なんて今更ながらに思う。 読んでその意図を知りたい心地。
- 久保みのり@kubomisan2025年4月12日読み終わった主人公・柏木聖輔のようでありたいと思うのは、絶望的な状況に嘆かず、より良く生きようとしているからか。聖輔と違って、親も夫も子どもも友だちもいる私が、彼のように静かに生きていられないのは恥ずかしいな。聖輔は、名前の通り聖人だよ。対比の持っている人間として「高瀬涼」が出てくるのもおもしろい。高みで涼んでいるひと。この本が本屋大賞2位に選ばれるの、めっちゃ希望だな。
- 久保みのり@kubomisan2025年4月11日読んでる「厳しさとは何なのか。自分への厳しさ。他人への厳しさ。それは同じであるべきなのか。」つい先日父と揉めたとき考えたことを思い出す一文だ。他人に優しくすると自分も甘やかせるから良い、というのが私のスタンスだけど、なあなあにすると良くない、という世界もあると思うし。難しいや。
- 久保みのり@kubomisan2025年4月10日読み始めた「店にはこだわりがあって当然。どうせあるんでしょ? という感じ」を読んで、飲食店取材してる友だちの話を思い出した。そうだよ、こだわりのない店もある。
- Q@sakura_2025年3月3日読み終わった主人公の苦労に、途中ちょっと苦しくなりながらも最後まで読んだ。 何も持たない者(と思っている)にも、ひとへ譲れる物がある。 どう生きるかは、境遇や持っているものだけで決まることではない。 ほっとできるラスト。 読んでよかったな〜
- 月明かり@book_dragon2025年1月26日読み終わった何があっても生きている限り人生は続いていく。両親を亡くした柏木聖輔は惣菜屋との小さな出会いをきっかけに未来へと突き進む。真面目で優しい聖輔が出会う温かい人々との交流にささやかだけど確かな幸せを感じた。あのラストはずるいなぁ!無性にコロッケがたべたくなる。
- まお@mao_ssss2023年10月28日読み終わった友人に勧められて。0からひととひとが関係性を繋いでいって、譲れないものに辿り着く。スタートは本当にまったくのゼロ。どうなるのかと思えばどんどんと縁が繋がっていく。すごいなぁ。人間力、が一番ひとを生かすのかもしれない。私にはきっとできない。