「もっと生活に目を凝らしたい。いつだって、夜の街に広がる光の中にある無数の生活と、そのささやかな喜びのことを想いたい。」（5月24日　三輪亮介さんの日記から引用） 読みながら、わたしはお正月生まれなので書くとなれば一番はじめだな、いや、ちがう、ともだちに元旦生まれの子がいた、とかそんなことを思い出して、長女はここ、次女はここ、甥っ子はここ、父と母はここで、親友はここ。とか、次第にいろんな人の顔が思い浮かんできて、なにかを読んで、だれかの顔が思い浮かぶことがうれしくて、あ、これはたぶん、愛だとおもった。生きて死ぬ、そのあいだの今を、思い浮かんだ人たちのそばで笑いあいながら過ごしていきたい。今のわたしの願い。

いがらしみきおさんの娘さんがわたしと同じ誕生日だった。いがらしさんが難聴者であることも仙台在住であることも初めて知った

仕事の勉強ばかりになってしまい、ついに昨日は一度も本を開くことなく過ぎていってしまった。満たされない日の眠りの浅さったらないということをはじめて知る。きょうも子の寝かしつけ後から勉強していたので、寝る前だけはと思い、開く。本を読むことでしか満たされないものがあるのに、しかし仕事のことも気になり、中途半端。あああああああああ。いや、もう今からは考えない。仕事は一旦置こう。読む。

ちょうど去年の今頃、クラファンのリターンで届いていたもの。 自分の文章との向き合い方が変わったのか、今読んでぴったりだった。 あと、人の日記に出てくる本、読みたくなる。 製本の知識も増えたので、奥付に紙の情報があるのも楽しい。

好きです。もうすぐ読み終わる。

誕生日という日の特別さ（？） 誕生日にはお祝いするという風潮が私は苦手なのかもしれないと思った。 そのことを明確に考えた事は無かったけれど、関係性の中の義務感でお祝いしたり、無理に喜んで見せたり、そういう覚えがうっすらとある。 　ただ、誰かの誕生日の一日というものを日記形式で追えるのはとてもおもしろい。

筆者と、その人に関わる人の誕生日当日の出来事を書く日記🎂 小さい頃から、誕生日って必ず特別なことが起きるって思い込みがあったけれど、 社会人になってから、必ずしも特別なことは起きなくていつも通り通勤したりして、でもどこかで今日はバースデーガールだからって思うようにしてた みたいなことはあまり周りと話さないので、この本を見て、誕生日の捉え方について考えることが出来た💐

誕生日というのはなんだか落ち着かない。祝ってもらえることは嬉しいのだけど、自分の誕生日というのが何となく苦手でどういう振る舞いをすればいいのかとかそういうことを考えてしまう。 自分にとっては自分が生まれた日は単なる生まれた日にしか思えないけれど、誰かの誕生日は純粋にあなたと会えてよかったと思って祝える。し、そんなこと言いつつ誕生日はどこかウキウキする自分もいるので、その分これまでの誕生日をいい日にしてもらってたんだろうなとも感じる。家族や友達、お世話になった人たちに。

クラファン