黒祠の島
29件の記録
あたりめ@rameneet2026年2月19日読み終わった民俗学×ミステリー 閉鎖的な島へ連絡が取れなくなった友人を探しにきた探偵役が島の住民へ聞き込みを開始するも不気味な程に「見てません」と口を閉ざし、何かある……と思わせる導入から始まる。 島の住民や地主の家族やらで関係性がごちゃごちゃになるのでメモに自分でまとめながら読み進めた。 解決パートがとんでもなく私の好みで大喜び。 こんな面白いなら早く読めばよかった
喬林@unnatural_672026年2月10日読み終わった十二国記みたいなイメージで読み始めたら全然推理小説だった。 式部が「葛木なら○○する/しない」と彼女の人となりを判断材料にして推理を進めていく場面がいくつもあり、それができるくらい式部は葛木のことを知っている、という描写が二人の関係の深さを物語っていて良かったな~。見つかった死体が葛木じゃないことを期待しながらずっと読んでた。ラストの方で明かされる、マジモンのサイコパスお嬢様の存在が怖かったです。どういう血筋?
こまいこ@hi_nmh2026年2月8日読み終わった感想主軸となる黒祠(統合されなかった神社)の成り立ちが読んでいく中で明かされるのですが、歴史の中で変容して今現在に根付いたさまが本当にこの島があるのではないかくらい現実的であり、世界観が作り込まれていておもしろいです。 風習や神事が始終不気味であるため、 確実に人が起こした殺人事件なのに、人ではないナニかが起こした事件なのでは?と読み進めながらちょっと疑心暗鬼になりました。 後半にかけての怒涛の展開は、多々ある伏線回収と物語上の信仰の対象と対峙する緊迫の描写が相まり気持ちが高揚して読み終えた後も余韻が暫く続いて良かったです。 好きな作家さんなので……という贔屓目はあるのかもしれませんが、新しい古いを問わずいつも新鮮な驚きと面白さを貰ってます。 この作品もとても最高でした。



てのひら@back_patting2026年1月11日読み終わった閉鎖的な島、信仰、続く殺人に噂で蓋をする人々、読ませる文章に引き込まれた。 途中までのもしかしたらあるかもしれないという現実感が結末に払拭されて気が少し散ったが面白かった。
てらだ@yoknel2026年1月2日読み終わった聞き込みと情報整理を繰り返して、着実に真相に近づいていくタイプのミステリー。いわゆる因習村モノ。ややグロ、非ホラー。 登場人物の多さと時系列にパンクしそうになりながら読了。 中盤あたりで、村で行われている儀式の整合性から正しい信仰対象をつきとめるパートにわくわくした。 あとは終盤の展開も楽しい。犯人のミスリードにもまんまとはまって、しっかり否定されて悔しかった。 話に無理な部分がなく筋が通っていて、見事だった。
バンブーイン・ブルー@_____tk_2025年11月12日読み終わった再読予定2025年11月12日、読了。 小野不由美先生は普段ホラー要素強めのミステリー作家だそう。 つい先日まで『十二国記』を読んで、たくさんワクワクさせてもらったけれど、他にはどんな作品を書いているのかという興味が湧いてこの作品を読むことにした。 古くからの因習が残る島が舞台。 あらすじを読んだ時点で恐ろしい想像ばかりをしてしまい、 そもそもホラーが苦手は自分は完走できるのか…不安でしかなかった。 しかし読み始めてびっくり、非常におもしろい。 もちろんヒトコワは尋常でなかった。 文章から色んな残酷なシーンを想像しながら読み進めていたけれど、次々に起こる事件やそれ関する出来事や登場人物たちの関わりが気になって読むことへのブレーキが効かなくなった。 主人公・式部と同じ目線で話が進む。 『十二国記』でも感じたこの没入感がとても気持ちいい。 また民俗学、神話などの知識を巧みに取り入れているところが好奇心に火をつけてくれる。 作中の「カンチさん」については鳥肌が立った。
時雨崎@rainstormbook992025年9月21日読み終わった本土から日に数度の船便しかない島…土着の宗教…外からの婿入り嫁入りを嫌い島内での結婚…本家と分家の確執…不思議な因習…台風で容易く本土と隔絶される… なにも 起きないはずはなく 因習村要素を盛りに盛ったホラーミステリー。というかミステリーとして結構しっかり成り立っていた。すばらしいどんでん返し。解こうと思えば多分解けるヒントはある。が、因習村の雰囲気作りの中で主人公が謎解きに迷いに迷いこんでいくさまが面白いし、ラストは一気に因習村のおどろおどろしい空気にのめり込んで読めるのが良い。 小野不由美は十二国記のイメージが強いけどホラーもなかなか。ご夫婦(綾辻行人)揃ってこういうの得意だね…終盤の殺人と酌量の云々は「落照の獄」を思い出させる。何書いても含蓄がある文章になってしまうな小野先生は。


まお@mao_ssss2022年4月19日読み終わったと、とんでもねえな…!私は地図から消えた土地とか村の因習とか大好きなので…あぁ〜読めてよかった〜!めちゃくちゃ好きなやつだった〜!色々考えて動いて悩んでいた式部を嘲笑うかのようなラスト。風呂敷を畳むのはたった5行。白銀のラストを思い出した。面白かった!











