ハラヘリ読書

22件の記録
- 椎原@z4hara2025年3月25日かつて読んだ食べ物にまつわる内容が大変面白かったのは言わずもがな、ナルニア国の翻訳についての言及が実に実に良かった。一人称の和訳が大変多様でそのキャラクターの人となりを如実に表しているところは本当に好きだ。いちばん感動したのは原文英語版で巨人族のひとりの名前が「Giant Rumblebuffin」のところを瀬田貞二氏が「巨人ごろごろ八郎太」と訳したところ。AI訳や自動翻訳ツールなんかじゃ絶対にたどり着かない感性に基づいた、標題にある通り「血の通った翻訳」で、その着眼点に大変胸打たれた。こういう訳の例でほかにハリポタのスネイプ教授の一人称を「吾輩」そして例のシーンで「僕」とした松岡佑子氏のその感性とセンスも身震いするほど大好きだ。ターキッシュディライトをプリンと訳した絶妙のチョイスに至る経緯の推察も同様膝を打った。確かにすあまじゃ魅惑性に欠けるわな。
- HIRU NE@hirune2025年3月9日読み終わったかつて読んだ食の楽しみと読書の楽しみ、どちらも再発見できる一冊。料理の苦手な自分はいかに普段、食事を義務に感じてきてしまったのか…を、あらためて反省。食べること、そして文章を味わうこと。どちらも生きている間だけ許された、貴重で甘美なエンターテイメント。
- u m i@u__mi732025年3月7日かつて読んだまた読みたい見かけた@フードコート 隣のテーブルに座っていた親子の、娘さんの方が読んでいた。よほどおかしい場面があったようで、席を立ち、向かいに座っている母の元まで近寄って、本の中身を見せてた。しばらく声を上げながら「あー、おっかしい」と笑っていて、すごくいいなと思った。 声を出して笑えるほど、楽しめるっていいな。そして親子で読書を楽しんでいる姿もとてもいいなと思った。 過去にわたしも読んだことのある本だけど、どこがそんなにツボだったんだろう?わたしにも教えて欲しい。わたしもその楽しい読書に混ざりたいなと思った。