ヤンキーと地元
86件の記録
m@kyri2026年2月23日読み終わった@ カフェ先輩と後輩という上下関係に縛られるということはそのまま地元に縛られるということで、そんな窮屈な生き方が世代から世代へ受け継がれていく。中にはそこから抜け出した人もいれば消息不明となってしまった人もいるけれど、だけど大部分の人は地元に残り、今日も明日も生きていく。 弱者に追いやられてしまう人たちのことを考える。だけどその人たちのことを不幸だと言ってしまうことは傲慢だ。その人が幸せか不幸せを決めつける権利はわたしにはない。 上間陽子『裸足で逃げる』と合わせて読みたい本だと思って買った本だったけど、やっぱりこの2冊はセットで読むのがいいと思った。 もっと研究を深めていってほしかった、亡くなってしまったのが惜しく、悲しい。










- 靴下ぬぎたい@tumemura2026年2月19日読み終わったパシリとしての参与観察。 出来ないことで借りを作り、時間で貢献することで貸しを作る。 暴力と女と金の世界が続く。読んでる間のほとんどの時間が苦痛だった。当事者たちは望んでその世界で生きてるわけでもなく、(もちろんそういう人もいるだろうけど)生き抜くための選択なのも辛い。 またなによりも辛いのはたくさんの登場人物が出てくるのに、みな似たような、私とは生きる世界が違う人と思ってしまうこと。中学受験をして、地元の中学には行かなかったけど、行ったらこんな会話もきっと聞いただろうな、と想像した。でもその想像も自分と切り分けるような想像であって、と言い聞かせるけどそこにとどまってしまう。 文芸坐で観た「Aサインデイズ」での激しさも思い出した。沖縄はなぜこの激しさがあるのかを知りたかった。

おなつ@onatsu32026年2月7日読み終わったちびちびと読んで読了。潜入取材の本は読んだことがあるけれど、参与観察の本は初めて。最後の解説を読んで、そんなふうに論文にするのかーと知った。潜入でしかできない研究もあるよね。うちなーぐちも丁寧に訳が書いてあって読みやすかった。ヤンキーの中でも並行して複数の人間の生き様が書いてあって、そういうちょっとした違いとか中に入らないと見えてこない良さだろうなと思った。

いっちー@icchii3172026年2月1日読み始めた借りてきた買いたい最初にヤンキーと出会ったときの衝撃を忘れずに、真摯に向き合い始める頃を、日記を覗くような気持ちで追体験させてもらえるという。 とり急ぎ、冒頭と、あとがきを読んだけど、やっぱり参与観察って、とてもパワーのある手法だし、この本はとても面白い。 少し長くて申し訳ない気もするけれど、この箇所が、誠実で、そして参与観察にたどり着いた経緯を知れて、泣きそうになった。 「 私は一〇代の頃、教師になりたかった。大学へ進学したのも、そのためだった。大学校内の夜の駐車場で、不良少年達と朝まで飲み明かしたとき、初めて知ったことがある。それは、大学の高校も、彼らにとっては、一部の人間のためにつくられた場所で、しらけた出来レースが展開される場所でしかない、ということだった。そんなふうに学校を見たことがなかった私は、自分の無知を嫌というほど思い知らされた。私の両親は公務員で、私は何不自由なく生活できる環境に守られていた。だから私は、二十歳になるまで、学校がそのような場であることを知らないままだった。そのことが恥ずかしくてたまらなかった。 その後、私は大学院に進学した、学べば学ぶほど、何かを話したり書いたりすることが怖くなっていった。特に沖縄について議論をするとき、私の恐れは強まった。内地の恵まれた家庭に育った私が、自分の限られた経験や知識をもとに沖縄を語ったとき、なにか間違ったことを言ってしまったらどうしようと恐れた。「ないちゃー[本土の人]に、ボンボンになにがわかるのか」と自問自答し、ますます行き詰まっていった。 そうした時間が数年続くうち、わからないなら、わかる人に話を聞かなければなにも始まらない、と思うようになった。話を聞かせてもらうには、相手に失礼のないよう信頼関係を築かなくてはならない。そのための方法が、私にとっては参与観察だった。」
- カスミ@blauebibliothek2026年1月7日読み終わったヤンキーは特別な文化や気質ではなく、地元にとどまることが合理的になってしまう構造だった。 沖縄という移動のしにくさや人間関係の密度の濃さが、早い段階で個人の選択や進路を決めていくのだろう。 そして個として逸脱することが許されにくく、共同体の中で薄まっていく。人間関係の序列がより動物的に感じるのもそのせいなんだろうな。安心と息苦しさが同時に存在する世界だった。



ぶち子@buchiko2025年10月6日読み終わった「参与観察」のすごさが凝縮されてた。 被観察者の若者たちの閉塞感がものすごく伝わる。 地元で暮らす限り抜け出せない上下関係の厳しさや非常識さ、逆にネットワークや人脈としての利便性。 さらに沖縄の土壌の複雑さ、独特さが、内地や基地との関係性も含めての影響がありありと描写されていて、学びが多かった。 この観察に10年の年月をかけられた著者の根性と、内容から垣間見えるお人柄に尊敬の念を抱く。

河野@kono_a162025年8月8日読み終わった田舎に住んでいる。同級生や先輩は出てくる人物と同じようなことをしていると思う、そんな田舎に住んでいる。 暴走族は嫌いだしシャコタンで吹かしている車も嫌いだ。でも彼らにもその世界があって彼らの仲間たちはお互いを大切にしているんだと知った。自分は一生関わらないし嫌いなままだがやっと人なんだなと分かった。他のヤンキー系の社会学の本も読みたい。 3次請のせいで1次2次に飛ばれて一切金出なかったのに税務署から徴収きて潰れかけた話、かなり闇。


yt@yt2025年6月27日読み終わった若者のすべて。 政治も経済も、大きい話は出てこない、若者目線の沖縄。 「自分みたいな、学校行ってないクソ人間は、飲み屋(キャバクラ)でしか女に会えんじゃないですか」(p268) 過酷な状況でのエピソードが、どれをとってもせつない。 謝辞には錚々たるメンバーが。 ゴーパチでゆんたくーしたい。








そめ@s_o_m_e2025年6月11日読み終わったヤンキーは嫌いだけど、彼らなりの人生があるのは理解できる。暴力と搾取の世界で生きるのは辛い。 参与観察という言葉を初めて知った。打越以前、打越以後といわれるのも納得の、画期的なフィールドワークで、激アツの内容。「補論 パシリとしての生き様に学ぶ」の、四象限マトリクスの話、面白かった。 聞き取りの会話うちなー口そのままで書いてあるのも良かった。よみづらいけど、臨場感があった。 少し文化が似ている場所で育ったから、閉鎖的な空気感はよくわかる。自分が育ってきた環境で見聞きしたものと重なるところが多くて苦しくなったりもした。






- numa@numa2024年12月10日かつて読んだ訃報。45歳なんて若すぎる。 https://www.sankei.com/article/20241210-WDWMGS7TKNLBFGHYAYJPNMOLHU/

































































