ザ・エッセイ万博
27件の記録
読書猫@bookcat2026年2月8日読み終わった(本文抜粋) “レジ前には長蛇の列が発生していた。しかし、レジの女性は非常にゆっくりと作業をする方だった。順番が来て彼女の前に立ったとき、我慢できなくなった母親がつい口を挟んだ。 「あの、もう少し、テキパキやってくれません?」 その瞬間、レジの女性が手にしたペナントをパキッと折った。 いっさい無言のまま実行された怒りの発露に、私と母親は度肝を抜かれ、何も言い返せぬまま会計を終え、回復不能の折り目がついたペナントを受け取った。その後、別に苦情や交換を申し出るわけでもなく、まあ、あんなこと言ったら、そういう反応もあり得るわな、とどこか納得しつつ大阪に持ち帰り、私の勉強机の前には、折り目のくっきりついたペナントが飾られ続けた──。” “さいわい、私の小説の井戸は当分の間、頼りなくも水脈を保ち続けてくれそうだ。 それでも、いつか枯れる日はくるかもしれない。今回の経験のように、内なる井戸が自分でも気づかないうちに「無」の状態になってしまうことは、どんな対象にだって起こり得る。 ただし、完全に枯れた井戸をひとつ抱えて感じるのは、別にその人の何かが衰えたわけではない、ということだ。 ピアノの井戸が生きていた間に、私が表現した音楽は、すべて自分の内側から湧き上がってきたものだ。その事実と、井戸が今後持続するかどうかという問題は、その人の豊かさを計るにおいて実は何の関係もない。単に人生の一コマを人知れず通過した、それだけの話に過ぎない。” “私は創作論といった類をほとんど持たない人間だが、「おもしろさ」についてだけは一個の持論がある。 それは「第一発想がすべて」というものだ。 パッとしないアイディアは、その後どれだけの英知が集まったところで、よいものに化けることはない。”



読書日和@miou-books2025年12月6日読み終わった実は万城目さんのエッセイは初。ワクワクしながら読み始めて、あれよあれよという間に読み終わってしまった。はー、面白かった。 出版社を立ち上げていたなんて!万筆舎の本、気になるけど大阪までいかないと手に入らないのかーーー。 実際の万博ネタは最後の2本だけなんだけど、本全体を通して 「万」 エッセイでした。今年の万博に対する大阪と東京の温度感の違い、そうだったねぇ・・と懐かしい目になってみたり。そして早生まれの小説家もおもしろかった。 読み終わったら今日の新聞に万博や万城目さんが掲載されていて、なんてタイムリーな。




hummingbird@koppi-032025年11月25日読み終わった万博の話がとてもよかった。 数名の知人に行った感想を聞いたけど「人が多かった。暑かった。まぁ楽しかった」という感じだったので、万城目さんの体験談と万博への思いを読んで「今のこの国のかたち」を私も見ておきたかったなーと思った。

hummingbird@koppi-032025年11月23日読み始めた万城目さんのエッセイが好きで、全て読んできたので今作も楽しみ ある地方での講演とサイン会で直接お話できて、そのお人柄にもファンになった

ゆう@yu_322025年11月14日読み終わった万城目学さんのエッセイ集5作目。 さすが万城目さん、今回のエッセイ集にもタイトルに「万」を入れてきた。 そういうの大好き。 (『万感のおもい』だけはまだ買っていないので今度買う予定。) 13編のエッセイは、万博に並ぶパビリオンのように個性的。 笑いあり、涙あり、真面目あり、おふざけありでめちゃ楽しい。 エッセイも小説も全てを読めているわけではないので、断言するのは躊躇われるけど、万城目さんは真面目とおふざけのバランス感覚がとても鋭いと思っている。 フフフと笑っちゃうおふざけで読者の心をガッと鷲掴みにしたと思えば、じんわり泣かせにくる。 今作も、初っ端から爆笑して「さすが万城目さんだ!」と嬉しくなって読んでいたら、じーんとくる素敵なエピソードもあって、目が潤んでいた。 でもその塩梅が丁度良くて心地いい。 ティッシュで涙を拭いながら、「さすが万城目さんだ!」とやっぱり思えた。






だるま@daruma_01062025年11月5日読み終わった万城目氏のエッセイが大好きで、今回も楽しく読んだ。いつもくすくす笑ってしまうのだけど、今回は割と真面目めな万城目ワールドだった。万筆舎の活動、「本の上流から下流まで知りたい、関わりたい」という姿勢が素敵だなあと思った。「鴨川ホルモー ワンスモア」の舞台観に行ったのでそのエピソードも面白かった。

- 垣本@kakimoto2025年9月4日買った読み終わったとにかくエッセイ読みたい!と思い買ってきた一冊 実は肝心の小説を読んだことはない マキメなんだ……だけどさすがに名前は知っているので、そのレベルでも同人誌って余るんだ……と少しビビった



ふーる@fool62025年8月29日読み終わった万城目学氏の13編のエッセイ、多種多様。なんとも羨ましい才能で、色々やってて面白い。万筆舎活動の話はタメになるし、そんなこともやってたの?の作詞、早生まれ作家説などスルッと入って楽しみました


- ふかふかページふかふか@Mt_b_page2025年8月7日買った@ 本屋 亜笠不文律楽しく読みやすそうな雰囲気を感じて。 知らずに手を取ったがサイン本であった…!初・万城目学本がサイン本とは豪華すぎる。






