マザリング・サンデー
24件の記録
まろ@maro2026年6月4日読み終わった図書館本感想が難しいけどめちゃくちゃおもしろかった。非常にすっきりとした読後感。 ゴリゴリの階級社会とそこからの脱却、自分の人生の獲得が、傍からは静かに、主人公の内面ではドラスティックに描かれる。 特にジェーンが裸で屋敷を歩いて空気に印をつけていく場面や、自転車で風をきって自由を感じる場面が印象的。 時間を行き来しながら少しずつ事実関係が語られていくので、小説の中で更に小説を読んでいるような不思議な感覚。 現実も小説、虚構と似たようなもので、数ある事実の中から何を真実として語るかという曖昧なものなのかもしれないと思った。


monami@kiroku_library2026年6月1日読み終わった全てが素晴らしくて、忙しい合間を縫って夢中になれる時間だった。 晴れやかな6月の朝に、ふと目が覚めてしまってこの本を読み終えたことが幸せ。 読みながら思い出したのは、『日の名残り』、そして『サラバ』。どちらもある意味回想形式、かつその人の人生における象徴的な出来事が登場する本だった。でも、正直その2冊以上にこの本が一番好き。 最近、「成長」って「経験の劣化」でもあるなと思っていて、必死に生き、もがき、進み続けるほどに、かつて輝いて見えた人や出来事が、時間の無駄、取るに足りないことと感じてしまうことが虚しくなっていた。 だから、『マザリング・サンデー』の、人間の成長や時間の劣化とは別の軸にあって、その人の人生の中で鮮明に残り続ける「出来事」というものがただひたすら眩しかった。 人生の喜怒哀楽をすべて混ぜ込んで、矛盾や曖昧さを引き連れて、5月のように暖かい3月31日の空気や日差しごとすべて閉じ込めた、奇跡みたいな本だった。







まりりん@mariring_10152026年4月24日読み終わった☆☆☆扉にある 「お前を舞踏会に行かせてやろう」 という一文の意味が読み終わって よくわかった。 階級社会の中で生きる主人公の 生き生きとした想像力が読んでいて楽しかった。




彼らは読みつづけた@findareading1900年1月1日かつて読んだ*読書で見つけた「読書(する人)」* 《日時計の横の隅っこのベンチ。この天気に誘い出されたマルハナバチたち。モクレンの木はすでに今を盛りと咲き誇っている。膝の上にはわたしの本。それがどの本になるか、もうわかっていた。》 — グレアム・スウィフト著/真野泰訳『マザリング・サンデー』(2018年3月、新潮クレスト・ブックス)























