首里の馬
49件の記録
あずき(小豆書房)@azukishobo2026年8月5日めちゃくちゃ良かった。 これは小さき者たちの話だ。小さいけれど、小さいことを分かってもらおうとか、ケアしてもらおうとか、自分たちにも何かできることがあるんだとか、そういったアクションとも距離をとり、声なき声と世界のあらゆる知識をひろい集めながら、それを強さに変えて生きる人たちの誇り。理解されなくてもいい、むしろ自分たちが理解されないような世の中の方がいい。爆弾も台風も悲しい出来事も、やってこない方がいい。 解説の中に引用されていた、小川洋子さんの選評にとても共感した。 "壮大な小説だ。人間が生きている痕跡を選別せず、平等に尊ぶ意味を問い掛けてくる" 現実世界で、地域の歴史や生活の記録を残そうという取り組みを見ると、残すものと残さないものを選別できない私は胸が苦しくなる。主人公は選別せずに残すことを選ぶ。









文人木@densiflora2026年6月7日読んでる不思議で興味深い設定がいくつか有り、読み進めているうちに、激的な展開や、激動そのものに触れると思っていた。今のところそういったものは無い。 ただ、小説は深く重苦しいものだけが全てでは無い。 この本には、今飲んでいるアイスコーヒーのような、良い意味で掴みどころの無い、軽やかで静かな時間が流れている。 未名子の視点は落ち着きをもたらし、史料の継承を重要視する観点は共感をもたらす。

あさだ@asadadane2026年2月26日読み終わった小説すき世界各国のオンラインユーザーにクイズを出題する仕事(?)をしながら、沖縄の私設歴史資料館にて資料整理ボランティアをする(?)主人公の物語 沖縄の凄惨な歴史やオンラインユーザーの過酷な環境を匂わせながらも、ずっと浮遊感のある不思議な文章が続く 生活の中で何か深い意義や価値を求めたり求められたりしがちだが、ただ立ち止まって”好き”に向き合う時間を思う存分取ったっていいという気持ちになる

り@ryohei_132025年10月1日読み終わった記録に残すという行為は、それが些細でありふれたものであるほど意味がないように思える。そんなものを記録し続ける人間は、傍から見れば気味悪く見えることもある。それでも、その蓄積がいつかだれかの困難を救う糧になるのかもしれない。


ゆらゆら@yuurayurari2025年6月26日読み終わった前に『うどんきつねつきの』を読んで面白かった高山さんの本、先日読んだ『君のクイズ』に続き“クイズ小説”というのに惹かれ読む。沖縄で孤独に一風変わった仕事(資料館の整理&遠くの誰かにクイズを出す)をする主人公の佇まいが良かった。無数の知識が愛おしく感じる。 (23.2.12読了)











































