未来

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錦@nsk2026年1月17日読み終わったパンデミックによる崩壊が始まった世界で、未来を予測するAIを手に入れた巨大テック企業の3人のCEOが、安全なシェルターに避難し、終末を逃れようとする。そこへ、偶然同じAIを手に入れたサバイバリストでネットライターの主人公が避難しにやって来て、物語が動き出す……。これがネタバレなしの大まかなあらすじ。 半分読んだ時点で「このまま普通のディストピアサバイバルものだったら、読み終わる自信がない」と思っていたが、そんなことはなかった。 実は、この終末はフェイクなのだ。貧富の差を拡大し、世界を着実に滅亡へ導いている「持つ者」を消すために、CEOたちの身内が考えた計画だったのだ。そうとは知らず、情報が遮断された島へ文字通り島流しにされた3人は、ひとりを除いて悲惨な最期を迎える。そして、「持つ者」を失った世界は、より良い方向へと変化していく。 挿入されるソドムの物語が「世界を良くするために悪人を排除しても良いのか?」という問いにもなっていて、単純な勧善懲悪ではないのがよかった。
空尾@0s0ra02025年8月21日読み終わった面白かった!終末SF?なのか?くらいの前知識で読み始めたら、意外とサスペンスフルでワクワク楽しめた(謎解きを過度に期待し過ぎると肩透かしをくらうかもしれませんが)。世界的テック企業の経営者たちがもしもこうなったら…というところで、色々と現実と比べて考えられるし、0か100か(作中で言えば、絶対的なITへの信仰か原始的な狩猟採集生活への回帰か)的な議論の危うさを思い知らされる。読んでよかった。

Dende@dende2025年7月13日読み終わった面白かった!前作のパワーも面白かったけど本作はSFプラスちょいサスペンス風味でグイグイ引き込まれてどんどん読み進められる!Amazonのレビューで「そんなうまくいくか?」的な感想を見て、まーそう思うけど最後の最後のエピローグで「結局人間てやつぁ…」となるので、そこまでめでたしめでたしじゃないかな。前作のラスト同様。(訳者あとがきに書かれている通り「前作もそうだったが、そんなこんなで本作の読後感はけっして爽快とは言えない。」)
Y_KATSUKI@k2_44162025年5月13日読み終わった冒頭にル=グィン訳の老子の一節。 訳者あとがきにもあるけど、このテーマの変奏、最近よく見る気がする。 〈未来を予測するなんて……そんなの無理よ〉




















