をんごく (角川書店単行本)

25件の記録
しおり@Kaffee58882025年12月4日読み終わったメディア化されてないんだ!ってことにちょっとびっくり🫢バディものが好きな人なら飛びつきそうな作品でした。ホラー小説でありながら、どこか耽美。そして爽快。ジャンプ作品が好きなら好きじゃないんですか!?といった具合でキャラクター◎読みやすさ◎と、これはそりゃ大賞ですね…という具合でした。面白かった。 全体として落ち着いたトーンで話が進められているが、最後に向けての盛り上がりもいい。申し分ない…。 エリマキを見た時、自分は誰を想うんだろう。今はぱっと思いつかない。このエリマキという存在がこの小説のホラーも切なさも担っているのだ。 いやぁ…見事…。ホラー小説をあまり読まない人間だから、これはいいもの読んだ…とほくほくしているのだが、みんなはどう思うのかな〜! 私は好きでした!!





森々@mori_hkz2025年8月15日読み終わっためちゃくちゃ面白くて一気読み。 喋りは昔の関西弁で少し読みにくさはあるけどそれが味になっているし、展開がどんどん進むから飽きない。心霊系の怖さもあり、でも結局人間が大元の原因で怖いよね、と思ったり。 エリマキと主人公壮一郎のコンビがすごく良い。ラストは本当に良かった。 「うしろに……」の部分が何か判明した時はかなり怖かった。 心霊系が読みたいけどあまり怖いのはちょっと……という人にもおすすめできると思う。



タレ@miki_nike2025年3月28日読み終わった@ 喫茶 ニトおもしろいし読みやすいしで、あっという間に読了。序盤、こわさの種類が『まほり』(高田大介)に似ているような気がしたのだけれど、クライマックスは、『ハウルの動く城』のハウルとソフィみたいになっていて、予想の斜め上を行く飛躍がかわいかった。


























