感覚史入門 なぜプラスチックを「清潔」に感じるのか(1096)
60件の記録
スゥ@oneSue2026年2月9日読み始めた借りてきた感覚、というのは単に受け取った刺激ではなくて、それを人が解釈して体感しているものであって、そこには歴史的•文化的背景があるのですよー、という話らしい。 書き出しは小説のようで、とっつきやすい。
- 酒泉@reads_mandara2026年2月8日買った読み終わった歴史的につくられた私たちの感覚について、その変化を批判的に読みときつつも、VRやSNSにも言及して、これからの私たちの感覚についても考察している。感覚史には、グローバルヒストリーやビッグヒストリーとは異なるアプローチで新しい歴史の見方ができる可能性があることがわかる。自然なものと捉えられやすい感覚について考えるきっかけとなる本。
kirakira30@kirakira302026年2月2日読み始めた〈ここで強調しておきたいのは、感覚が決して「自然なもの」でも〈普遍的なもの〉でもないということです。〉p6 面白そうな予感。 読みたい本が山積みで、世の中で起きていることにも驚くことばかりで心がザワザワしていて、だからこそ、1冊の本をまずはちゃんと読もうと思う。
- じふ@htorzka2026年1月31日読んでる@ 自宅・感覚史は「感覚論的転回」から社会構造や文化の変化を明らかに出来る ・戦前デパートの功罪:食堂ガールの近代性(洋装に近代的笑顔)と伝統性(家父長制を支える純真無垢)の両義性、大衆消費者の誕生(御用聞きからウィンドウショッピング)、生産流通が忘れ去られた虚構の消費空間 ・感覚は資本主義によって再構成された:感覚科学のパラドックス(多義的な感性が官能評価では標準化が求められる)、脱文脈化した感覚(ラベンダーの香り、テーマパーク)、新しい感性は消費を掻き立てるが無感性化に転じる(感覚が麻痺して空虚).
mochi@mochibooks2026年1月26日読み終わった本屋で気になって購入。 コロナ禍以降、消毒や清潔が強く求められるようになったことを念頭に置いて読み始めたけど、もっと範囲の広い話だった。 自分の持つ当たり前の「感覚」には、歴史的に差別性が埋め込まれているという話を読むと、差別や無理解を指摘した時に「悪気はなかった」という言葉が出てくるのも納得できる。けど、そのあとどうしたらいいかをまた考えないとなと思った。 読んでると、呪術廻戦でミゲルが五条を批判していたことと、ゆる言語学の水野さんが方言を直す必要がない話をしていたことを思い出した。
そるしゅが@SALTSUGAR2026年1月22日買った読み始めた帯と序文に惹かれて購入! ほんと、言われてみれば確かに… なんでプラスチックは清潔って疑いもなく思ってるんだろう…?? 極寒の夜に、いつもは選ばない特急電車で、時間をかけて旅をするってこの時に、なんかいい感じの本に出会えて嬉しい!


芦野公平@ashiko2026年1月11日読んでるメモ 感覚の歴史がどのようにして資本主義の論理の中で変化してきたのかを明らかにする。 サウンドスケープ フードスケープ 感覚の風景 大正時代(カフェーに対しての純喫茶 銀ブラ サラリーマン デパートと女性 空間と階級・ジェンダー) 百貨店の創立とともに、歴史上はじめて消費者が自分を群衆と感じ始める(ベンヤミン) 消費がレジャーへと変化したテクノロジーの遊戯としてのデパート空間 感覚を通した消費体験 平塚らいてう 1933年東京朝日新聞のコラム 容姿など表面的基準で女性が採用されることや、女性販売員たちの笑顔や身体が消費の対象とひて客体化される問題への批判 感覚の科学化 感覚科学 五感によって認識される食品や素材の特性を、測定、分析、解釈するための科学 味や香りを可視化することを目指す 標準化と脱文脈化 官能評価 軍用食品の開発 感覚の標準化と脱文脈化 商品開発は個々の好みに合わせるのではなく、概念的に想定された「標準の消費者」、すなわち実際には存在しないモデル化された消費者をターゲットに進められる 感覚を活用するAI技術 19世紀から続く身体を機械に準えた理解 知覚能力は検知と認知で構成される AIセンサーでは文脈に即した情報やニュアンスは捨象される ウォルフガング・ヴェルシュ 資本主義のもとで生み出される感覚の多様化は無感性化 ガラス、セロハン、プラスチックの社会的文化的意味 1851年第一回ロンドン万博の水晶宮(クリスタルパレス) 外と内の境界の認識に変化 建築は動的な知覚の場 シェーアバルトとタウト バウハウスのモホリ=ナジ 外部空間と浸透し合う新しい建築 ヴァルター・グロピウス ガラスのショーウィンドウ越しに見る客体である商品と、ガラスに映る主体である自分とが溶解し、新たな欲望が生まれるように、ガラスという素材が人とモノとの接し方や見方を変えた 監視と秩序 パサージュ セロハン ヴァージンを手に入れる欲望 男のまなざし 商品に対するジレンマや矛盾 作り上げた視覚性、ありのままであり同時にありのままではない タッパーの開発者、アール・タッパー

120@1202025年12月31日買った読み終わった前著「視覚化する味覚」での関心を引き継ぎつつ、19世紀以降の事例を中心として「感覚」と消費社会、素材、デザイン、政治、支配構造などが語られていく。取り上げられる事例がいちいち面白く、ずっとこういう話を読んでいたくなる。



















































