エロってなんだろう?
17件の記録
すずめ@akairocoupy2025年11月18日読み終わった"「勝つ」も「負ける」もフィクションです。それを人間の本来の価値、勝ったら立派な人間、負けたらダメ人間みたいに考えるのが、フィクションと現実の混同です。" 110ページのこの件りが一番印象に残りました。「生きて暮らして死ぬ」こと以外はすべてフィクションとすると、わたしたちはほとんどフィクションを生きていることになります。ただそれをわかった上で楽しむというのが肝心なのだと思いました。のめり込むうちに忘れてしまいやすいことなので、立ち返れるようにしたいです。


120@1202025年11月15日読み終わった現実とは「生きて暮らして死ぬ」こと。それ以外はすべてフィクション。現実とフィクションの区別をつけよう。 ……これは「BLUE」の著者として当然の考えなのだろうけど、しかし我々はフィクションの世界を生きざるを得ない、それこそが現実なのではないか、という気もする。
まるわれい@maruwarei2025年11月12日読み終わったまた読みたい読書メモ読書日記「エロ」とは何ぞや? と自分に問いかけていくなかで話はどんどん「エロ」からかけ離れていくという 「現実とフィクション」は違う。エロマンガを読んで幼い女の子をレイプしたという犯人には踏みとどまれるだけの「常識」がないのだが、世間は分かりやすい「悪役」を叩いて潰すことで良しとするという山本直樹の指摘は全くもって正しい 知識量で相手を論破できてもそれを知性ということはできないというのは尤もだと思った それにしても「エロ」ってなんだろう?

阿部義彦@xtc1961ymo2025年11月11日読み終わったちくまプリマー新書最新刊です。11月10日初版第1刷。私も過去によく読んでた漫画家山本直樹さんが主に喋ってそれをちくまの編集者がまとめて構成した本です。山本直樹は私より1歳年上で、音楽の趣味も合って共にムーンライダーズのファンです。エロ漫画時代のペンネーム森山塔の頃から本は買ってました。有害図書に指定された『Blue』も当然読んでましたが、これは本当に素晴らしい出来で本人も自信があったから、いずれ復刻されると思ってたと語ってます。私もこれを有害図書に指定した東京都は全然分かってないわ!と当時思いました、指定するならもっと即物的な描写のがいっぱいあるだろうと。この本は全然教条的でなくて、山本直樹さんの一人語りが主体で凄く良かったです。終わりの方では漫画同人誌『ぱふ』で活躍して既に亡くなってしまったまついなつきさん(かるめら姫)について語っていて、彼女や橋本治(こちらも故人)さんに多大な影響を受けたそうで、私もそうでしたので感無量でした。これからも活躍を願ってます。『自分がいつも正しいとは限らない。常に自分に問い続ける事。「はい論破」とか言ってる人達、「自分が正しい」という立場から動こうとしない人達は考えてるようで考えてない』













