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@2shiki
  • 2026年9月21日
  • 2026年9月15日
    永遠の記憶
    永遠の記憶
    『容疑者Xの献身』の核心的なネタバレが含まれているので、気軽に薦めにくいのが惜しい。 もっとも、この裏には「大傑作『容疑者Xの献身』を読んでない人なんている?いねぇよなぁ!!!!」という出版社側の気概を感じて謎の感動を覚えた。そうだよ全人類読んだほうが良いんだから『容疑者Xの献身』は 東野圭吾最後の作品としてこれ以上ない集大成
  • 2026年9月12日
    壁 (新潮文庫)
    壁 (新潮文庫)
    カフカやルイス・キャロルからの影響が指摘されているようだけど、個人的にはサルバドール・ダリからの影響をかなり感じた。荒涼とした曠野の雰囲気が正にそれだと思う。あるいは時代性がそうさせたのか。 「名刺」が実体から遊離し、自律的に動いていく展開は寓意的で面白かった。ラベリングが本質を凌駕する危険性は、私が最近「16タイプ診断」に感じている問題意識と通底しており、思考が刺激された。良作
  • 2026年9月6日
    流血マルチバース
  • 2026年8月26日
    シュレディンガーの密室
    意欲作。これに近しいラストを迎える作品を読んだことがあったので、個人的には刺さり度はそこまでだったかな…… 麻根重次氏だと、『千年のフーダニット』があまりにも好きだったので、そちらと比べるとどうしても見劣りする感。もちろん面白くはあったけど。本作が気に入った人は是非『千年』の方も読んでほしい!
  • 2026年8月19日
    レプリカたちの夜
    すげぇなぁ…… 物語を綴る作品ではないけど、かといって世界を描く作品でもない。 強いて言えば、「全て不確かである」ということを全て不確かに描写している、という感じ。唯一無二。面白い。 解説にもあったとおり、かなり安部公房を思い出す作風だった。
  • 2026年8月15日
    イン・ザ・メガチャーチ
    面白かったけど、面白いのは各立場からの「主張」そのものであって、それが仮に小説ではなく評論文として出力したとしても同じくらい面白いんじゃないかなぁ つまり、単に「現代社会学が面白い」という話であって、そこに「文学作品」だからこその付加価値はあまり乗っていないように感じた 視点人物である3人の主人公が、それぞれの境遇における「典型例」すぎて、類型的にこういうタイプの人はこうなっていくよね、というイメージの通りの展開・帰結が続いていくので、単なる駒として動かされている印象を受けてしまった そうだとすると、「小説」という形式を選択したことによって、内容的な奥行きはさほど広がっていないのでは?例えるなら、社会学の論文で示された具体例を読んでいる感覚でしかない (唯一、終盤の国見の葛藤は、そういった予定調和から外れていくような誘惑が示されており、小説的な面白さを感じられた) その意味で、この作品って「物語」によるパッケージングによって読者の共感を誘導しているだけであって、国見が実施していたようなマーケティングを朝井リョウが本作で実施している、という入れ子構造なのでは?という気もしている そこにビジネス的な打算が見えてしまうようで、純粋に文学が好きなファンとしては少し心苦しかった
  • 2026年8月10日
    楽園
    楽園
    あ〜〜〜ずるいくらい面白い 個人的には三部作の中で本作が一番好き。 究極のメリーバッドエンドじゃないですか、こんなの
  • 2026年8月8日
    失失失楽園殺し
    失失失楽園殺し
    『切断島の殺戮理論』の終盤の展開があまりにも面白かっただけに、こちらは若干肩透かし感があったかも、、、 ニッチなジャンルの天才が次々出てくるのは、キャラクターものとしては結構楽しめた。文体と設定はちょっと舞城王太郎っぽい。 ただキャラクターとしての魅力がミステリーとしての真相にあまり絡んでこないので、期待してたものとはちょっと違ったかなぁ……
  • 2026年7月29日
    ネタバレあり
    ネタバレあり
    謎解きの難易度としてはかなり控えめで、殺人事件の真相は多くの人が当てられると思う(私も8〜9割は当てられた)けど、ネタバレを活用したメタ的な推理は新鮮で楽しかった! 下村淳史さんの作品は、毎回味わったことのない読書感で面白い。ただ個人的に、最後は若干パンチ不足だったかな…………
  • 2026年7月25日
    カフネ
    カフネ
  • 2026年7月18日
    ジョーカー・ゲーム
  • 2026年7月5日
    恋に至る病
    恋に至る病
  • 2026年7月2日
    『石球城』殺人事件
    非の打ち所がない大傑作。 「物理の北山」らしい大胆な物理トリックは本作でも健在。また、私は北山猛邦は「世界観構築の北山」でもあると思っているが、本作の魅力的な舞台設定とその真相の作り込みは過去作を含めてもトップクラスの完成度。 本作は犯人当て(フーダニット)としても面白く、これまで読んだミステリーの中で最も驚愕した犯人だった。
  • 2026年7月2日
    本を読むのが超速い人の頭の中ってどうなってんの殺人事件
    あまりにも最高! 令和最強の変格推理小説家である白井智之の新刊、今回も非常にクオリティの高い一冊。 形式でただ奇を衒うだけの作品は多いが、その形式にしっかりと意味を持たせてくるところは他と一線を画す素晴らしさ。また白井智之作品でグロテスク要素が皆無なのは珍しく、この点でも万人に薦められる傑作となっている。 分量の割に値段が高いという意見がありますが、通常規格とは異なる特殊な製本をしているのでそりゃ割高になりますよ…………
  • 2026年6月27日
    ナッハツェーラーの城
    まず装画が素晴らしい。ここまで表紙で衝撃を受けたのは初めてかもしれない。 あまりに禍々しいイラストと、竹本健治・白井智之・飛鳥部勝則という最高の3人による推薦帯に惹かれて購入。 内容は、三大奇書のような混沌と衒学の世界観というよりも、麻耶雄嵩『夏と冬の奏鳴曲』のような幻想感と強烈な大破局が魅力的。メタミステリーの中だとかなり読みやすい部類であり、奇書入門のようや立ち位置になるかもしれない。 作者自身の自伝的要素が含まれるのも面白いが、構造がやや渋滞しており、本筋を楽しむ上でややノイズになっている感も。
  • 2026年6月14日
    切断島の殺戮理論
    ありえないくらい面白い! 孤島で独自に発展した人体欠損の民族文化を活かした特殊設定が、多重解決ミステリーらしい二転三転する展開に上手く活かされており、他で感じたことのない読書感が得られる作品 ストーリーはかなり淡々と進んでいき、風景描写や会話劇といった要素はやや控えめ。その分本筋のミステリー的要素に集中でき、タイトル通り「理論」をじっくり楽しめる内容になっている 【以下結末の微ネタバレ】 結末は賛否あるようだけど、描写の荘厳さも相まって個人的には圧倒的な賛。ミステリーにはやはり妖艶でミステリアスな爆美女が不可欠だと再確認させられた気分。 後期クイーン的問題を扱いつつも、圧倒的な存在が登場し、そのあまりに単純な動機が語られることによって、黒幕の無限階梯化には至っていないのも良い ラストの雰囲気は殊能将之『黒い仏』が好きな人なら絶対に好きでしょうね。わたしも大好き
  • 2026年6月9日
    叙述トリック短編集
    叙述トリック短編集
  • 2026年6月7日
    ディスコ探偵水曜日 下
    ほんっとに面白い。不条理メタミステリーとしてあまりにもクオリティが高い 私の知る限り、これに比肩する作品は白井智之の『ディテクティブ・オーバードーズ』か、麻耶雄嵩の『メルカトルかく語りき』あたりだと思うんだけど、本作品はそこに衒学趣味とライトノベル的な表現(天才的なオノマトペを含む)まで盛り込まれていて、あまりにも混沌を極めている 下巻はいわゆる「セカイ系」にかなり踏み込んでおり、個人的には少し展開に置いてかれていってしまった感があるかも、、、ただ、「悪」との対決は見応えがあったし、パインハウスが再び……のシーンはあまりの衝撃に鳥肌が立った 総じて大満足の超大作
  • 2026年5月25日
    ディスコ探偵水曜日 中
    ほんっとに面白い。不条理メタミステリーとしてあまりにもクオリティが高い 私の知る限り、これに比肩する作品は白井智之の『ディテクティブ・オーバードーズ』か、麻耶雄嵩の『メルカトルかく語りき』あたりだと思うんだけど、本作品はそこに衒学趣味とライトノベル的な表現(天才的なオノマトペを含む)まで盛り込まれていて、あまりにも混沌を極めている 中巻は、最もミステリーに、そしてアンチミステリーに向き合ったパートで、多重解決ものとしての究極的な解答を見せつけられた感覚がある あと下巻への引きが完璧すぎる。中巻読み終えた瞬間にリアルにひっくり返った
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