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二色
@2shiki
  • 2026年6月14日
    切断島の殺戮理論
    ありえないくらい面白い! 孤島で独自に発展した人体欠損の民族文化を活かした特殊設定が、多重解決ミステリーらしい二転三転する展開に上手く活かされており、他で感じたことのない読書感が得られる作品 ストーリーはかなり淡々と進んでいき、風景描写や会話劇といった要素はやや控えめ。その分本筋のミステリー的要素に集中でき、タイトル通り「理論」をじっくり楽しめる内容になっている 【以下結末の微ネタバレ】 結末は賛否あるようだけど、描写の荘厳さも相まって個人的には圧倒的な賛。ミステリーにはやはり妖艶でミステリアスな爆美女が不可欠だと再確認させられた気分。 後期クイーン的問題を扱いつつも、圧倒的な存在が登場し、そのあまりに単純な動機が語られることによって、黒幕の無限階梯化には至っていないのも良い ラストの雰囲気は殊能将之『黒い仏』が好きな人なら絶対に好きでしょうね。わたしも大好き
  • 2026年6月9日
    叙述トリック短編集
    叙述トリック短編集
  • 2026年6月7日
    ディスコ探偵水曜日 下
    ほんっとに面白い。不条理メタミステリーとしてあまりにもクオリティが高い 私の知る限り、これに比肩する作品は白井智之の『ディテクティブ・オーバードーズ』か、麻耶雄嵩の『メルカトルかく語りき』あたりだと思うんだけど、本作品はそこに衒学趣味とライトノベル的な表現(天才的なオノマトペを含む)まで盛り込まれていて、あまりにも混沌を極めている 下巻はいわゆる「セカイ系」にかなり踏み込んでおり、個人的には少し展開に置いてかれていってしまった感があるかも、、、ただ、「悪」との対決は見応えがあったし、パインハウスが再び……のシーンはあまりの衝撃に鳥肌が立った 総じて大満足の超大作
  • 2026年5月25日
    ディスコ探偵水曜日 中
    ほんっとに面白い。不条理メタミステリーとしてあまりにもクオリティが高い 私の知る限り、これに比肩する作品は白井智之の『ディテクティブ・オーバードーズ』か、麻耶雄嵩の『メルカトルかく語りき』あたりだと思うんだけど、本作品はそこに衒学趣味とライトノベル的な表現(天才的なオノマトペを含む)まで盛り込まれていて、あまりにも混沌を極めている 中巻は、最もミステリーに、そしてアンチミステリーに向き合ったパートで、多重解決ものとしての究極的な解答を見せつけられた感覚がある あと下巻への引きが完璧すぎる。中巻読み終えた瞬間にリアルにひっくり返った
  • 2026年5月20日
    ディスコ探偵水曜日 上
    ほんっとに面白い。不条理メタミステリーとしてあまりにもクオリティが高い 私の知る限り、これに比肩する作品は白井智之の『ディテクティブ・オーバードーズ』か、麻耶雄嵩の『メルカトルかく語りき』あたりだと思うんだけど、本作品はそこに衒学趣味とライトノベル的な表現(天才的なオノマトペを含む)まで盛り込まれていて、あまりにも混沌を極めている 上巻の『第一部 梢』は、展開としてはまだ落ち着いているものの、梢の可愛さやディスコの愛情が丹念に描かれていてかなり好み このパートが一番沁みた
  • 2026年5月18日
    文庫版 鉄鼠の檻
    百鬼夜行シリーズを順番に読んできたけど、今のところ4作目のこれが一番面白かった。 仏教と禅に関する京極堂の講義は、個人的には心理学等の話よりも飲み込みやすく、単体としても面白かったし、それが事件の真相と結びついた時の意外性にも痺れた よくこんな結末思いついたな…… 箱根に降る雪の描写がとにかく美して好き。 強いて言えば僧侶達の名前が最後まで覚えられず、「これ誰だっけ?」と思うタイミングが何度もあった。次に読む時は登場人物カードを作ろう
  • 2026年4月27日
    新装版 虚無への供物(下)
    現代の感覚で言えば、この作品は「奇書」というよりも「正統派アンチ・ミステリ」と言って過言ではないかもしれない ネガティブな感想ではなく、むしろこの「奇書」が「正統」に変わるほどにこの作品の影響力が強く、多くのフォロワーが賛同してこの流派に追従したということなのだと思う
  • 2026年4月21日
    新装版 虚無への供物(上)
    現代の感覚で言えば、この作品は「奇書」というよりも「正統派アンチ・ミステリ」と言って過言ではないかもしれない ネガティブな感想ではなく、むしろこの「奇書」が「正統」に変わるほどにこの作品の影響力が強く、多くのフォロワーが賛同してこの流派に追従したということなのだと思う
  • 2026年4月5日
    しろがねの葉
    傑作。かなり重くてしんどい話だけど、ことばの紡ぎ方があまりにも巧みでページをめくる手が止まらなかった。 千早茜さんは「語らずに語る」のがめちゃくちゃ上手い。直接的な心情表現は無いのに、その人物の思いがひしひしと伝わってくる。 人生の節目で何度も読み返したい作品。
  • 2026年3月15日
    蝉かえる
    蝉かえる
    特に『サブサハラの蝿』が好み 収録作の中だと真相は比較的見えやすいものの、ある登場人物の情念ある語りには強く惹きつけられた ミステリー短編集の教科書と言っていい作品だと思う
  • 2026年2月15日
    みんな元気。
    みんな元気。
  • 2026年2月15日
    独白するユニバーサル横メルカトル
    『Ωの聖餐』が白眉 ボディホラーが大好きな私だけど、ここまで冒涜的な特殊設定は見たことがなかった それでいてストーリーには知性と儚さがあり、驚異的なバランスで屹立した一篇だと思う 小林泰三好きさんにはこっちも勧めたい
  • 2026年2月10日
    さよならジャバウォック
  • 2026年1月17日
    千年のフーダニット
    ここ一年で読んだミステリーでトップクラスに面白かった一冊 魅力的な謎が次々と提示されつつ、それらが矛盾なく回収されていくミステリーとしての面白さが詰まっている 壮大なSF的ストーリーの展開も目が離せない、最後ここまで綺麗に畳んで終わってくれるのは感動的だった
  • 2026年1月3日
    探偵小石は恋しない
    寄せ木細工のように綺麗に組み上がった、ものすごい完成度の一冊 ラストシーンの余韻も好きです
  • 2026年1月2日
    一次元の挿し木
    一次元の挿し木
  • 1900年1月1日
    江戸川乱歩傑作選
    久しぶりに読んだけどやはり『芋虫』は凄まじい。 ここまでのパンチラインが100年前に存在していたことに感動する 乱歩ってクラシックみたいな顔してるけど現代でも通用する革新性を持っていると思う
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