新装版 虚無への供物(上)
30件の記録
- 白沼@shironuma2026年2月23日読み終わった氷沼家で起こる殺人事件について、探偵を目指す歌手の久生、久生の友人である亜利夫、氷沼家の縁者の藍司、氷沼家御意見番の藤木田たちが推理合戦を繰り広げる話。 最初は難解ミステリ本だと思ったけど思ったよりするっと話が入ってくる。 各々の推理パートが色んな意味で面白いし、それがひっくり返される二章のラストも読み応えがある。下巻でどうやって着地するんだろう。


- nul@nul2026年1月14日聴き終わったアンチ・ミステリーの元祖。その定義はいまや瞭然としなくなってしまったが、本書に関して言えば、物語の本筋を歪めかねない破壊的なまでのアンテルテクスチュアリテによってメタフィクショナルな効果が強化されているところなど、まさにそのひとつの淵源たる所以なのであろう。

りなっこ@rinakko2026年1月13日読み終わった再読。『をとめよ素晴らしき人生を得よ』(瀬戸夏子)の中条ふみ子と中井英夫の章で『虚無への供物』にも触れていて、奈々村久生のモデルとなった尾崎佐永子や歌人たちの協力があったことなどを知り、読み返したくなった。 無意味きわまりない事故死よりは血みどろな殺人…とは、海への復讐。






🦢@13_rooms2025年3月13日かつて読んだ初読の時結末に圧倒されて夢中になってしまった。アンチミステリと呼ばれてるけど、ミステリーのある種の不謹慎さを糾弾というよりは露悪してるのかな、とおもう。中井英夫の耽美嗜好も十分に味わえて大好きな作品です。


















