新装版 虚無への供物(下)
22件の記録
- nul@nul2026年1月16日聴き終わったなんと強烈、なんと絢爛。反推理を標榜しながら確かに推理しており、反物語でありながら確かに物語であり、反人間を描きながら確かに人間を描いている。きっといつまでも読まれる作品に違いない。
りなっこ@rinakko2026年1月15日読み終わった再読。内容をすっかり忘れており、頗る面白かった! 作中では薔薇に名付ける予定の言葉として“虚無への供物”が出てくるが、この小説こそが虚無への供物でありまた現実への一矢であったことが、最後まで読むとわかる。裏返しになった理屈(事件の進行を喰いとめるために密室事件を先に作り出す...とかw)や精緻な仕掛けの数々に、驚嘆しつつ堪能した。 私(“読者”)を迷い込んだアリスのままではいさせてくれなかったところに、凄みを感じる。






創@hajime_82025年11月1日読み終わったほんとうにおもしろいし、ありがとうという気持ちがある。 こんなおもしろい物語があるんだ。 反地球での反人間、その人々への物語。 蒼司の語りがずっと好きだった。 そして蒼司が作中表に見せていた悲しみや肉体のやつれを全くの嘘として描かなかったところがとてもうれしい。蒼司の悲しみは傍観者及び読者には見えない非現実の場所にあるというだけで、その感情は本物だった。 『空しい音──愛読者をさがす登場人物』、うれしすぎる。 『少女椿』のあとがきでちらっとみどりちゃんの果ての姿が出てくるところを思い出した。メタというか作中の人物が生き続けていることが現実と接続しながら描かれるのが好き。 上巻、序章冒頭の幕開けの描写と下巻の最後の幕引きの描写の対比がめちゃくちゃ美しい。黄司でありそうでない青年と、蒼司かもしれない人影。

創@hajime_82025年9月30日読んでる上巻の終わりからしてすごいテンション上がるのに第三章からおもしろすぎるし、その意外な事実すらも日常というかこの本のなかの「ただの現実」に巻き取られていく感じがある
ハッカ@hacca162025年6月20日読み終わった最後まで目は一応通した。下巻でなされる指摘を読んだとき、それこそ上巻でつかれきった部分だったのだなとなった。わかったうえでそれぞれの推理を楽しむべく、またいつか挑戦する。










