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坊
@Bou_Books
最近の趣味は読書と筋トレです。
  • 2025年12月12日
    絆の病
    絆の病
    鬱病と診断されて療養中、どんどん自分の気持ちのコントロールができず、夫に対して見捨てられ妄想、試し行動が酷くなった時に「境界性パーソナリティ」の症状に当てはまることに気がついた。克服したくてこの本を図書館で借りたけれど咲セリさんの思考や思考からの行動パターンに共感する部分しかなくて私だけじゃないんだ、自分の性格が悪いからじゃないんだと救われた気持ちになった。医師との対話形式なのでめちゃくちゃ読みやすいのも良い。この症状に困っている本人だけじゃなくて家族の人がこの病気のことや思考パターン支え方を知るはじめの一冊にもめちゃくちゃ良いと思う。何ならこの一冊だけで良いかも。 子供の頃の両親の不仲や離婚で愛を受けられなかったから、自分は愛着障害、アダルトチルドレンだからだと思っていたけれど、一度愛をもらったことがあるからこそ見捨てられるのではと不安になるという話も目から鱗だった。確かに私自身も全く親から愛されなかったわけではなかった。 調子が良くなってきた時こそ周りのサポートが必要なこともなるほど…と。(元気になったら見放されてしまう構ってもらえないと思いよくなる意欲がなくなるので) 眠りと気分の記録表と認知のノート(きっかけ•反応•自動思考•合理的思考•その後を書く)はやってみようと思った。
  • 2025年11月27日
    パリの砂漠、東京の蜃気楼
    鬱の悪化で自分自身がまわらなくなり、夫とのコミュニケーションも良くしようと思うのに悪くなっていく…そんな日々の中で読んだので、かなり共感する部分が多かった。自分が言語化できなかった悲しみだったり自己否定的な自己評価みたいなものも書かれていて、この気持ち私だけじゃないんだと思うと同時に、やはりずっと付き合っていくものなのかと絶望もした。私は割と引っ張られてしまうタイプなので読んでいる間は気分が暗かったかも。特に刺さった文を引用させていただく。 ・かつて完成された一つの実として存在していた誰かへの思いは、時間や言葉や熱の蓄積の中で誰にも気づけない、日常に溶け込んだ記憶にも残らない静電気のようなきっかけから僅かずつ形を崩し、蝕まれ、腐っていく。この悲しみは関係の終焉や喪失に対するものではなく、身が熟れ無惨に腐る、花が咲いて枯れる、人が生まれて死ぬ、そういう不可逆な変化を伴ってこの現実を生きることへの悲しみなのかもしれない。(シエル) ・生きているだけで、何かに何かの感情を持っただけで、何かに傷つき、何かを傷つけてしまうその世界自体が、もはや私には許容し難い。(プリエル) ・生きているだけで何かの害悪でしかあり得ないという確信がある。善悪の境目すら把握していないのに、ただ自分が害悪であるという確信だけがある。(ピュトゥ) ・あの時あんなに幸せだったのにと思い起こされる幸せは全て幻想だと知っている。ずっと泣きそうだった。辛かった。寂しかった。幸せだった。この乖離の中にしか自分は存在できなかった。(フランス) ※図書館で借りた
  • 2025年11月18日
    ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
    内容を読むとタイトルの良さがしみる…。 読み始めは自分の想像する中学生とは良い意味であまりにもかけ離れた(落ち着いて周りを見ること、客観視すること、多方面から物事を捉えることができる)息子さんに驚き、そしてありきたりな言葉になってしまうけれど日本の教育が遅れていると思わずにはいられないイギリスの教育内容や日常的な人々の団結力に羨ましくなった。でも読むにつれてそうせざる(ならざる)を得ない多様性が故の人種(性的マイノリティ)差別や貧困の問題が見えてきて複雑な気持ちに。 そう言った現状を今まで「知らなかった」だけではあるんだけれど、知らずにここまで生きて来れた(日本人ばかりの環境で過ごした)のはある意味幸せだなぁと思ったし、日本人の多様性に対する順応が進まない理由でもあるのかなぁと。 そしてブレイディみかこさんの配偶者さんがこの本の中で言っているようブレイディみかこさんは左派なのかなと思う内容がちょこちょこあるんだけれど、書いてある日常の出来事により説得力があるし、決してそういった思想を息子そして読者に押し付ける内容ではないのでとても良かったです。 ※図書館から借りて
  • 2025年11月4日
    人はなぜ自分を殺すのか
    人はなぜ自分を殺すのか
    希死念慮に悩んでいた時に本屋で出会った。これを読めばなんで自分が死にたいのかわかるかもしれないと思った。 実際読んでとてもよかったと思っている。これを読むことで希死念慮が強くならないか心配だったが(実際に著者も書く時にそこには注意を払ったようだ)自殺や安楽死について実際のエピソード(遺族含む)、統計学や生物学的視点、賛成派反対派それぞれの考えなどがバランスよく記載されていて自分の希死念慮を一歩遠くから冷静に考えることができた。精神疾患がある人や医療従事者はもちろん幅広い人達に読んでほしいと思った。ただエピソードがかなり詳細だったりリアルなものもあるので状態が不安定な人や学生さんなどは注意してほしい。 残念だと思った点は精神医療やこう言った問題の議論について日本がかなり遅れているように感じたこと。自分もメンタルクリニックに長年通っているがここに書かれているような療法を受けたことはないし(入院はしたことがないのであくまで外来治療)医師が自分を理解しようと努めてくれていると感じたこともあまりない。診察も5〜10分ひどい時は1分診療のような感じで薬の調整だけでおわり、自分の抱えている苦しみや辛いことを話せたことはほとんどない。初診は人気のクリニックだと数ヶ月待ちで、再診でも予約が混み合っていて辛い時に受診できなかったり、メンタルクリニックレベルだとカウンセリングはしていないところが多く、やりたければ自費のカウンセリングルームに行かなければならないが、一回あたりの値段が高くなかなか簡単には受けられない。いのちの電話にかけたことはないが繋がらないとよく聞くし、今の日本では外来患者レベルの人間の自殺を食い止めるシステムはあまり機能していないと言って良いのではないかと思う。 そもそも一般レベルで精神疾患や希死念慮を持つ人たちへの理解度が低い感じるので(そういった気持ちを抱いたことのない人には想像が難しいと思うのである程度はしょうがないとは思うが)まずはこの本が日本でたくさん読まれて、色々議論したり周りの人に目を向けてほしいと思う。
  • 2025年10月30日
    BUTTER
    BUTTER
    2017年出版されたもので、文庫化は2020年だと読んでいる途中で知ったが、8年経っても「女」であるが故めんどくさいこと、自分を含めた世間の目は変わっていない、それどころか悪化しているとひしひしと感じた。流行りの服やコスメに身を包む人を馬鹿にする自分、専業主婦を羨みながら妬む自分、色んな習い事がある中で料理教室に行っている人間に嫌悪感がある自分、プラスサイズモデルに痩せればいいのにと思ってしまう自分。女なのに女を敵視する自分がまさにカジマナであり読んでいて苦しかった。 そして離婚した父との関係など主人公のベースにあるもの、見るもの感じるものが自分の幼少期からの今までの経験や感情とぴったりと合わさりフラッシュバックのような体験で最後の方は数ページずつでしか読み進められなかった。 最後主人公は自分に課していたものを手放していき人と繋がりを持ちながら生活していったが、自分もそうなることができるだろうか。 この最後のパートはやはり物語であることに引き戻されるというか非現実的な着地(ある意味想像のできる綺麗な着地)であって少し残念だったかな。
  • 2025年9月9日
    ババヤガの夜
    めちゃくちゃ面白かった。場面の想像がしやすいから楽しい(柳をめちゃくちゃ高身長イケメンだと思いながら読んでいました)。そして新道とお嬢さんの関係性が良い。最後は切なくなっちゃった。 映画化等して欲しいけどこの面白さ(トリック)は文字でしか出来ないことだと思うので、残念でもありこの本の良いところでもある。
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