

akimahende
@akande1999
ス
- 2025年5月11日
- 2025年4月30日クィアウィリアム・S・バロウズ,山形浩生,柳下毅一郎読み終わった「『ジャンキー』は自分が書いているが、『クィア』では自分が書かれているような感じがある。」という、序文でのバロウズの言葉そのまま、『ジャンキー』は一人称で書かれ、『クィア』では三人称で書かれている キメてるほうが自分らしいのか、シラフだと客観的になってしまって恥ずかしいのか このあとの『麻薬書簡』も入れてバロウズの自伝的小説の三部作となっておりそれぞれの作品が相互に関連する部分があるのと、これらを読めばクローネンバーグ版『裸のランチ』の解像度も上がると言うので読破せんといかん 薬物の禁断症状もあって感情の起伏が激しく、己が満たされなさに泣いたりヤケ酒したり1人でベラベラしゃべったりするこの中年男性もう可哀想すぎるて 文体までへべれけ、饒舌だった
- 2025年4月27日死をポケットに入れてロバート・クラム,チャールズ・ブコウスキー,中川五郎読み終わった死ぬのが怖いが死にたがりの人間の日記といえば二階堂奥歯みたいなものだが書き手は麗らかな乙女とかではなく70過ぎたアメリカのジジイでひたすら文句文句文句、競馬場と自宅を行き来するだけの日々 ジジイの矜持にかけてこのライフスタイルは誰にも侵害されまいとその意地だけは若々しく思える ロバート・クラムの絵大好きです
- 2025年4月20日ミッキー7エドワード・アシュトン,大谷真弓読み終わったディストピアでもユートピアでもない世界観、確かにこういう歴史を辿りそうだな人類というフワッとした説得力・リアリティがあって、すんすんすーんと読める エイトのキャラクター設定は映画と大分違うし、いくらなんでもプー太郎すぎるやろとイライラさせてくる立ち位置なのは、どう考えたってコイツの存在が物語上一番大事で一番きっかけになるはずだろうに勿体無い感じもする 良くも悪くもドキドキハラハラはない 主人公自身の実存への葛藤とかそういう面は面白かった 映画は逆にクローン人間の実存の問題というより使い捨て人間の社会的地位の話に比重が置かれてた印象
- 2025年4月4日ゴシックハート高原英理読み終わった体系的にまとめられているところもありつつで基本はなんか著者の好みにひたすら忠実という構成だったので、著者自らが「批評的エッセイ」と評していてなんかホッとしたというか(しかもそうした文芸評論としての姿勢について後書きで何回も言及されている)、読んだ感覚と著者の意図や自覚的な部分が一致してて良かった(?) まだまだ書き足りない部分もあるのだろうなという印象を受けるくらいには密度が高い、それでいて読者への配慮のあるオタク語り 取り扱うテーマが抽象的なぶん引用される分野も様々で参考になった シンジくんと俺はまるで違うというエヴァ論おもろすぎ 確かにこの人の言うゴシックな精神性は強烈な個の意識によるものであって、シンジくんのように自我が不定形でボヤボヤで主体性の希薄なタイプからは程遠い 超越への憧憬はないし、かといって完全な客体になりたいと願うほど自分自身を手放す欲求もないとは思う
- 2025年3月25日
- 2025年3月20日明るい部屋新装ロラン・バルト,花輪光読みたい
- 2025年3月11日I SHOT ANDY WARHOLポップカルト・ブックメアリー・ハロン,ダニエル・ミナハン読んでる
- 2025年3月10日カンガルー・ノート安部公房かつて読んだ
- 2025年3月10日飛ぶ男安部公房かつて読んだ
- 2025年3月10日密会安部公房かつて読んだ
- 2025年3月10日笑う月(新潮文庫)安部公房かつて読んだ
- 2025年3月10日
- 2025年3月10日人間そっくり(新潮文庫)安部公房かつて読んだ
- 2025年3月10日第四間氷期(新潮文庫)安部公房かつて読んだ
- 2025年3月10日壁(新潮文庫)安部公房かつて読んだ
- 2025年3月10日箱男(新潮文庫)安部公房かつて読んだ
- 2025年3月10日砂の女(新潮文庫)安部公房かつて読んだ
- 2025年3月10日知覚の扉(115;115)A.ハクスリー,河村錠一郎かつて読んだ
- 2025年3月10日スマホ脳アンデシュ・ハンセン,久山葉子かつて読んだ
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