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極光
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@aurora_2019
哲学科の学生で書店員。積読の山の中にいます。 現代小説、エッセイ、哲学、ビジネス書、詩歌etc
  • 2025年7月31日
    水中の哲学者たち
    「わたしたちは、お互いの話をわからないからこそ聞くことができる。わたしたちがお互いに似ていて、境遇を共有して、双子のようであったら、わたしたちは話すことができないだろう。」 他者はどうやっても他者であること、そしてその他者は「はてしない、おどろおどろしい、よくわからないもの」でもあること。だからこそ対話する。考えることができる。 哲学対話の可能性、哲学を勉強することへの希望を提示してくれた本だった。哲学に興味があるという人がいたら、どんな入門書より先にこの本を薦めたい。
  • 2025年7月21日
    レヴィナス入門
    以前レヴィナスの関連書籍を1冊読んでいたからか(『傷の哲学、レヴィナス』)、新書というボリュームのおかげか、著者の語り口が分かりやすいからか、私にしては時間をかけずに読了することができた。 ただ、議論や主張をパーツ毎に理解することはできても、全体としてそれらがどう繋がってくるのかをまだ把握しきれていない。もっと関連書籍や、レヴィナス本人の著作を読むことで理解を深めたい。 「「ひとは苦痛において存在へと追い詰められる」のだ。」という一文が印象的だった。
  • 2025年7月20日
    「透明」になんかされるものか --鷲田清一エッセイ集
    「いろんな人と巡りあうとき、「誰」と向き合っているかが大切なのに、往々にしてどういう属性の「人」かしか視野に入れていないように見える。」という一文が刺さった。多様性を謳いながら、実際は自分と価値観の合う人としか関わらないようにして、静かに分断が進んでいく社会に警鐘を鳴らしているかのようだった。
  • 2025年7月19日
    傷の哲学、レヴィナス
    1ヶ月近くかけて読了した。 かなり丁寧に解説されているのだと思うのだけど、レヴィナスの思想の難解さと私の理解の至らなさでまだ分からない点もある(エロスの概念が特に???となってしまう)。絶対難しいと思うけど、この本を頼りに『全体性と無限』も読んでみたいと思った。
  • 2025年7月19日
    ファシズムはどこからやってくるか
    ファシズムはどこからやってくるか
    浅草で行われたブックマーケット2025にて購入(出版社の方が直接勧めてくださった)。まだ数十ページしか読んでいないが、SNSやニュースを通して抱いていた違和感が言語化されており、視界が晴れるようだった。もっと早く読んでおきたかった1冊。重版したばかりらしいので書店等でも見つけられるかも。
  • 2025年7月1日
    さみしくてごめん
    考えること、考えさせられることの難しさを感じた一冊だった。それでも考えることをやめたくないと思わされた。
  • 2025年6月30日
    つまり“生きづらい”ってなんなのさ?
    最近読んだ中で一番面白かったし、気づきをたくさん貰えた対談集。 どの方との対談も様々な視点から「生きづらい」について考えられていて面白かったけれど、特に印象に残ったのは磯野真穂さんと東畑開人さん。 タイトルに少しでも惹かれた人は読んでみてほしい。
  • 2025年4月20日
    小説の惑星 オーシャンラズベリー篇
    本屋で偶然見つけて衝撃を受けた。こんな可愛い表紙で、伊坂幸太郎編の短編集なんて気になりすぎる。こういう本を出してくれる筑摩書房のセンスが大好き。
  • 2025年4月16日
    炭酸水と犬 (PHP文芸文庫)
    あらすじからかなり期待して読んだものの、後半の展開にどうしても納得がいかず、現実はそんな上手くいかないでしょう、と思ってしまった。まだ私の人生経験が足りていないのかもしれない。この小説が響くようになる日を楽しみに待ちたいと思う。
  • 2025年4月16日
    生を祝う
    生を祝う
    就活の一環で、爆速で読んでいる。まだ序盤なので展開は読めないが、突飛な設定なのに全部辻褄が合うように作られているのはすごく精巧だなと思う。文章も私に合っているのか、とても読みやすい。読み進めるのが楽しみ。
  • 2025年4月13日
    姫君を喰う話―宇能鴻一郎傑作短編集―(新潮文庫)
    数年前に父親が貸してくれた。当時は描写の生々しさに耐えられず読むのを中断してしまったが、改めて読むと文章でそこまでの生々しさを表現できることに驚いた。浅い感想だが、世界が広がりそうな感覚がある。少しずつ読み進めたい。
  • 2025年4月10日
    炭酸水と犬 (PHP文芸文庫)
    中編くらいの恋愛小説が読みたいな〜と思いながら書店を歩いていたときに発見。 あらすじとタイトルに惹かれ、立ち読みしてみたところ冒頭から引き込まれ即決で購入した。 積読本がたくさんあるので読むのは先になるかもしれないけど、読むのが楽しみな一冊。
  • 2025年4月10日
    自分にやさしくする生き方
    多分もう何回か読み返さないとちゃんと肚落ちしない気がする。まだ納得いかない部分がある。
  • 2025年4月10日
    わからなくても近くにいてよ
    YouTubeでVlogを見ていたら登場した本。タイトルと装丁に惹かれたけれど、内容も面白そう。穂村弘さんのコメント付きということでますます気になる。
  • 2025年4月8日
    恋できみが死なない理由
    以前買って途中まで読んで積読と化していた本。久しぶりに読み始めたら、言葉の純度の高さに驚かされた。読み進めるのが楽しみ。
  • 2025年4月5日
    コーヒーにミルクを入れるような愛
    面白かった。くどうれいんさんの文章が好きな方なら楽しく読めると思う。書き下ろしのエピソード2つが特に好きでした。
  • 2025年4月4日
    傷のあわい
    傷のあわい
    『傷を愛せるか』を読んでとても心が洗われたので、新刊が気になる。
  • 2025年4月4日
    随風 (01)
    随風 (01)
    『平熱のまま、この世界に熱狂したい』の著者である宮崎智之さんが寄稿されているとのことで、気になっている。 独立系書店かジュンク堂に行って買おうと思う。
  • 2025年4月4日
  • 2025年4月4日
    ワーク・イズ・ライフ 宇宙一チャラい仕事論
    著者の『百冊で耕す』が面白かったので購入。人生をナイスな状態、ご機嫌な状態にするためには仕事-勉強-遊びの三角形が必要で、死に物狂いで遊ぶべきという主張が展開されている。 「世の中に面白い仕事があるわけではなく、仕事を面白くする人間がいるだけ」という一文は、就活中の身にはかなり刺さった。 結構厳しいことも書いてあるので、メンタルが元気な時に読むのがオススメです。
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