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@chatbleu1125
カフェで本を読むのが好き。読んだそばから忘れていくのでnoteに読書メモを書いているけど、公開は休日&メンテ日と決めているのでここの投稿とはズレがあります。
- 2026年7月2日
殺し屋の営業術野宮有読み終わったほんタメで紹介された本。 どの会社でもトップ営業に上り詰める主人公は、その実、達成感を得たことがない。転職を視野にいれ始めたある夜、客先で死体を見たことで自身の命をかけた商談に臨むことになる。 TLでも見て気になってました。タイトルと粗筋通りでもありそれ以上でもあり、話が進むごとに局面が悪い方へと変わっていくので本当にずっとドキドキでした。ミステリというよりはピカレスク・ロマンのイメージかも。面白かったです! - 2026年6月30日
咲くや、この花 左近の桜角川書店装丁室西村弘美,長野まゆみ読み終わった著者名の懐かしさに手に取った本。シリーズ2作目。 化生のものをひきつけてしまう体質の主人公は、好む好まざるに関わらず様々なものに魅入られる。救済を求めるあるいは欲望を満たす機会を狙っているのだ。 夢の中の出来事のような美しく儚い情景や、作り物めいた舞台のような客室。しっとりと描かれる優美な雰囲気の中に置かれた明示されないものごとが今となってはつらさを感じる。当時みていた曇りのない目は手の届かない場所に去ってしまった。懐かしさと寂しさを感じたひと時でした。 - 2026年6月29日
白墨人形 (文春文庫)C・J・チューダー読み終わった森に積もった落ち葉から突き出る白い腕。奥にはまた別の腕。小さな町でおきた異様な事件は一応の終結をみた。様々な謎と傷を残して。 30年前の過去と現在とが交互にあるいは前後して語られる。誰もが隠し持つ闇がちょっとしたきっかけで溢れ周囲を染めていく。 得体の知れない緊迫感に満ちた物語は、読みきってなお心をざわめかせるものでした。すごかった。 - 2026年6月23日
虹はいまだ旅の途上李琴峰読み終わった旅行記。著者自身がクィアという言葉を身に馴染ませていく過程をともに追う。異性愛者以外の性質をもつ者の存在を否定するなという部分は頷けるが、女性とトランス女性を同一のものとして扱えという主張は承服しかねる。身体女性のプライベートスペースに自称女性の身体男性が入り込む時、当該人物が「善良な一般人」である保証がないからだ。私は旧式の人間なので、見ず知らずの人物が自称する善性を無邪気に信じることはとても難しいと感じる。 - 2026年6月22日
- 2026年6月21日
新装版 七回死んだ男西澤保彦ほんタメ読み終わったほんタメで読書初心者向けとして紹介された本。主人公は自身の意思と無関係に同じ24時間を何度も繰り返すという特異体質をもっている。後継者指名のために親族で集まり帰宅したはずが、目覚めたのは祖父の屋敷。またしても始まっていたループでは、しかしオリジナル回ではなかったはずの祖父の死亡が確認された。果たして彼はループ回数が尽きる前に祖父の死を回避できるのか。強制的にその日が繰り返される様はコントのようで軽い読み口。読書初心者にはどうかな〜と思うけど、特殊設定ミステリ入門としては良いかもしれない。 - 2026年6月17日
- 2026年6月16日
重力アルケミック柞刈湯葉読み終わった重力を司る元素の過剰採掘によって地球は膨張し続けている。田舎から東京に出るために“重素”を学ぶことにした主人公の、意味があったりなかったりする日々がユーモラスに描かれていく。文章がすごくうまくて、常識が違う世界の日常はもちろん、主人公の心情やぼやきまでがリアルで面白い。読んで良かったと感じた一冊。 - 2026年6月14日
ある小説家の死からはじまる物語ほしおさなえ読み終わった愛読書の著者でありゼミでの恩師でもある小説家の死をきっかけに顔を合わせた同窓生たち。肉親ではないが精神的に多大な影響を受け、支えともなっていたひとがいない世界を思い出とともに歩み続ける。かつての自分に近しい思いや考え方に忘れていた棘が甘く痛んだ。創作論も面白く、厳しい現実に対峙する手段としての言葉に深く頷く。とても良かったです。 - 2026年6月11日
禍小田雅久仁ほんタメ読み終わったほんタメで紹介された本。短編集。濃密で迫力ある筆致で、読み進むと世界に呑まれていくようでした。得体の知れない不気味さや怖さ、謎めいた解放。純文学のようにも感じられる圧巻の読書体験でした。大満足です。 - 2026年6月5日
マリリン・トールド・ミー山内マリコほんタメ読み終わったほんタメで紹介された本。大学入学時にコロナ禍で世間から切り離された主人公は、SNSで見たマリリン・モンローに心癒されるようになった。周りから置いていかれた彼女はマリリンを通して自分と世界を繋ぎ直していく。色々と考えさせられることの多い作品でした。 - 2026年6月2日
いずれすべては海の中にサラ・ピンスカー,市田泉読み終わったタイトルと装丁が良かった本。短編集。硬質で静かで詩的なSF。悲しみや別れ、受容と孤独が淡々とした筆致で降り積もる。短いながら読み応えもあり、とても良かった。 - 2026年5月27日
君の地球が平らになりますように斜線堂有紀ほんタメ読み終わったほんタメで紹介された本。短編集。欲しいもののために懸命な女性たちの地獄のような恋のお話。「うわー」と声がでるようなパンチの効いた一冊でした。 - 2026年5月26日
記銘師ディンの事件録 木に殺された男ロバート・ジャクソン・ベネット,桐谷知未読み終わった公式の新刊紹介で斜線堂有紀さんが推薦コメントを書かれていて気になった本。ファンタジー世界でおきた殺人事件に派遣された新米捜査官見習い。見たもの全てを記憶する記銘師の技能で手掛かりを見つけられるのか。重厚な世界観でミステリ要素もしっかり読み応えがあり面白かった。 - 2026年5月19日
ノイエ・ハイマート池澤夏樹読み終わったダヴィンチでみた本。連作短編集。戦火によって国から離れる人々と、ジャーナリストとして難民に同行する男。誰にでもありうる苦難と哀しみがセンチメンタルな筆致で描かれる。昨今、昔ではあり得なかった事件も増えており、以前ほど同情的な目線では読めなかった。 - 2026年5月15日
スカーレット・レター五十嵐貴久読み終わったTLでみた本。タイトルからホーソンの「緋文字」と色繋がりでホームズを想起、冒頭が明らかに事件現場なのもあり、そういう頭で読み始めたら話が違った。ふんわりとした違和感と異様な体験が帰結したところで「あー!」と納得。なるほどとなる面白さでした。 - 2026年5月14日
古書奇譚チャーリー・ラヴェット,最所篤子読み終わったタイトルが気になった本。死んだ妻そっくりな肖像画の謎は未発見のシェイクスピアに繋がっていた。シェイクスピアが誰かという謎に迫る書籍商の奮闘と彼の半生、過去にそれを手にした商人の話が入り混じる。知る楽しみに改めて気づけた気がします。読み応えもあり面白かったです。 - 2026年5月11日
- 2026年5月7日
神様の裏の顔(1)藤崎翔読み終わったタイトルが気になった本。誰にでも優しく穏やかだった教師の葬儀。参列者の語る思い出には、その後に起きた事件の記憶も含まれていた。人格者って本当にそうなの?という疑問が膨らみ実態となっていく過程が怖い。スピーディーな解決パートも清々しく、思いがけずゾッとさせられたりと最後まで面白く楽しみました。 - 2026年5月2日
invert II 覗き窓の死角相沢沙呼読み終わったシリーズ3作目。短編集。死体との縁は相変わらず。そろそろお馴染みになってきたあの感じを楽しんでいたら、思いがけない展開に好感度が上がってしまった。終盤の「忘れているようだけど」がすごく良かった。またふたりに会いたくなりました。
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