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流鶯
@dasman61124
  • 2026年2月20日
    知性の罠 なぜインテリが愚行を犯すのか (日経ビジネス人文庫)
    流行ってたから買ってしまった。 特に新しい知見はなく、前半の偉人たちの失敗例は面白かったが、後半のマインドフルネス他自己啓発的なお話は読むに堪えなかった。
  • 2026年2月17日
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 上
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 上
    読んでしまった。。。 人間って、知識って、試行錯誤/創意工夫って、勇気って、友情って、宇宙って、世界って、素晴らしいーーーって感動させてくれる作品だった。 こんなものが書けるんですか?!明らかに小説というものの地位というかポテンシャルに対しての認識を改めさせてくれた。流石に一人だけでは作られてないよね?この作品自体が作者はもちろんその細部を詰める複数の一流が関わるプロジェクトだと思うし、古典的な天才的文豪の計算と慧眼によって書かれたものもいいんだけど、やっぱりこの作品は流石にどんな天才でも一人では成し遂げられない完成度には達してると思う。 科学の言語は宇宙共通ということをここまでエキサイティングに書けるとは。自分、科学舐めてました。改めます。とりまニュートン読み始めました。 文系版は無いのかしら〜。レヴィナスが乗ってたら「異星人という『他者』は絶対的に理解不可能であって〜」とか言って全然交流進まなそうだし、デイヴィドソンが「いやいや向こうも宇宙船に乗ってるんだから同じ程度には科学的言語が発達しているはずで、ここは寛容の原理に則って〜」とか答えて、デリダが「無条件と条件付きとの間での弁証法的葛藤の中で歓待というものは〜」とかやってほしい。。。うーん、地球の運命託せられそうにないな〜。
  • 2026年2月1日
    人間失格
    人間失格
    自堕落な生活を送っていたので再読。 こんなに酷くはない、と自信を得て活力が戻った。 葉蔵がいくらイケメンだからって、「キスしてやろうか」でこんなにモテるものなのか知らん。葉蔵自身も女中下男に結構犯されてるし、貞操観念自体が今と全然違う? 葉蔵にとっての父の存在がどういうものだったのかが、彼のここまで徹底的な堕落を理解するのに必要だと思う。しかし父は序盤に登場するのみであとは東京の家を引き払ったり手紙に返事をしないなど消極的にしか登場せず、よく分からない。最後はマダムまで父を悪者にする始末。なぜ。やはり厳然たる父として腐った性根を叩き直し、躾けてやるべきだったということ? 漫画家としての若干の成功や純粋な嫁など、更生の大きな機会はあったのに、その尽くを翻して堕落に突っ走っていく。 彼は何から逃げたかったのか。 幼少期から物質的には全てを与えられ、しかし承認や将来の期待など精神的なものは何も与えられない貴族院議員の末っ子が、その肥えた舌や審美眼では自身を取り巻く現実の醜さが受け入れられず、それと折り合いをつけるための機会/教育/挑戦/環境にも置かれることなく都会で一人で生きることになった結果がこれか。 確かに葉蔵の手持ちのカードでは詰んでいた気がする。 葉蔵、苦しい現実から逃げるためには、立ち向かうしかないんだぞ。 あと堀木みたいなのは斜陽にもいたな。
  • 2026年1月31日
    置き配的
    置き配的
    1回目読了。 『非美学』が訳わからなかったし仏現代思想出身の人の話はほとんど訳がわからないのは承知だったのに、話題だからとまた買ってしまった。無念。 オースティン、フーコーとかアーレントを絡ませてるとこはまだ分かるしおもろいねん。やっぱドゥルーズ=ガタリとデリダがあかんのやな。特にDGは思考のハードから違う気がするから、連想ゲーム的に雑に引用されてもついていけんて。 雑多な思いつき、試みの集積だから自分の中に確かな体系と試行錯誤があってアイディアが充満して横溢するための最後のきっかけを待っていて、DG的な語りについていける人は刺激をもらえると思う。
  • 2026年1月25日
    方舟 (講談社文庫)
    推理小説読みたくて話題作で目についたから手に取った。 いやー、だいぶ歩み寄ったで。 1. 裕哉前回来た時調査しすぎ。 ⇨非常口とまで見つけてそっち側からも降りてみて監視カメラも見つけてこのクソ広い空間をスマホカメラだけでほぼほぼ探検し終えて地図まで漁って。さらに不自然なのが漁った地図や小物を再び机の中に戻してること。なぜ??そこまで興味あるなら持って帰るでしょ。 2. 裕哉を殺してそのロープは首に固結びしたままって何? ⇨なんかトドメをさすためみたいなフォローされてたけどそんなん聞いたことないわ。普通に腐臭の話が出るまで裕哉(他も?)の狂言だと思ってた。 3. ボンベがあった理由 ⇨「地下3階が水没したから、そこから物を取り出すためだろう」ってフォローされてたけど、意味わからん。施設放棄後に浸水開始、再度戻ってきたとき浸水を覚知し何かを運び出す必要が生じた時にしか成立しないでしょこの理屈。でボンベは残してハーネスは持って帰ったの?そんな状況ある? 4. 矢崎陽二のパスワード ⇨「ずっとパスワード分からなかったのが、たまたま開けるようになって」、、、そんなわけあるかい! 5. さやかの頭 ⇨さやかのスマホに入れ替えの証拠が入ってるかも知れなくて、その証拠で入れ替えに気づく人がいるかもしれなくて、顔を傷つけただけでは『顔認証を避けようとした→スマホの中に重要情報が』とバレるかも知れなくて、、、不確定要素が多すぎるのに1階まで戻って数10分作業に没頭するの?その間誰かに探されてもOUTでしょ?リスクとリターン見合ってないって。 6. さやかのスマホ ⇨絶縁テープの工具箱の上に置いたってことはスマホを手で持ってったってことでしょ?(ポケットならチリソースは工具箱に付く前にポケット内で拭き取られる)少なくともテープを出した時には手に持ってたはずで、テープを手に入れて閉じた後の工具箱の上にスマホを置く意味ってある?あと真っ先に工具箱の中に置いちゃったんじゃ?って疑わない?取り出す時両手を使うため近くの棚に置いて忘れたのなら分かるけど、作業完了後に作業対象の工具箱の上に置き、しかも捜索時にそこも重点チェックしないのを「色が似てたから」では苦しいと思う。 7. 矢崎さんの気泡 ⇨いや誰もいないはずの部屋で呼吸の気泡がブクブク浮いてきたら音だけでクッソビビるでしょ。絶対バレると思う。矢崎さんは実行前にそこ疑わなかったの?実際バレて女に格闘戦でやられてるし。 8. 誰も「おれがやる」とは言い出さない ⇨人間観の違いと言えばそれまでだけど、個人的には地震直後の状況では食糧他を巻上機部屋に集めて誰かがレバーを引き、水位の満ちる1週間以内に皆が助けを呼んでくれるはず、先延ばしにすればするほど体力は無くなり水位は上がり生存率が下がっていく、って状況だから、人って意外とカッコつけしいなとこもあるしで結構残るって言い出しやすい状況だしで、自分だったら全然残るな〜って思った。今思いついたけど、ハーネスも作ってもらえばボンベで非常口まで潜水すれば浸水の猶予も延びるし。殺人が起こった→犯人に残ってもらおう、いやそうはならなく無い?そもそも土砂崩れが起こるような地震なんだよ?地上に出ても街は大混乱、街にもたどり着けないかも知れないんだよ?ダラダラ体力と食糧消耗してる場合じゃなく無い?ってずっと思ってた。 9. 犯人特定→そいつがみんなを助けてくれるはず ⇨なわけなく無い?どうせ殺人罪になって強制的に部屋に入れられたなら道連れにされるかもしんないだろ。なぜみんな犯人特定だけに集中できるんだ。 10. 巻上げ機って手動なの? ⇨自動なら勝手に動くようにすれば犠牲はなくていいから、手動なんだろうけどちょっと調べたところ手動だと数十〜200kgくらいしか張引力が出ないらしい。少なくとも数トンはありそうな岩を手動で動かせるとは思えないんだけど、そこはどうなん?半自動で動力は機械から得てるけど稼働させるにはレバーを回し続けなければならないとか? 9. 汲み出しポンプは? ⇨あと地下室って大体湧水が問題になるから汲み出しポンプあるよね?それ直せばよかったんでない?まぁこれは「あったけど直せないほど壊れてた」ってことにすればヨシ。 10. スゲー変な形の施設と地震 ⇨これが都合良すぎて、「こんな事件に都合がいいだけの舞台装置、偶然なわけないよね?」ってひっくり返されるかずっと疑いながら読んでた。そこは本当にそうなんかい!岩は籠城戦を想定してたものなんでしょ?空気孔ないとヤバない?あと2階で時間稼いでさらに1階に落とすってどういう状況を想定してる?2階を塞ぐだけで十分だし、2階が突破された時岩は砕かれてるんだから1階に落とせないでしょ。あとトイレとキッチン、風呂の描写もなかったけどそういう施設ってありえる?それとそこまで守りたい施設なのにその対象たる重要なものの形跡が無いんだけど。 11. 矢崎家いる? ⇨え、普通にいなくても話成立しない?この人たち無しでサークルメンバーの描写もっと増やして欲しかったわ〜。だって実質夫婦以外のサークルメンバー空気やったやん。でもこれは金田一少年に毒されすぎの願望? まとにかく、気になる点が多過ぎてそれがミステリーに則ったナゾのヒントなのかまだ作品世界とこっちの常識の齟齬に過ぎないのか自信がもてず、それがずっとノイズだった。 まぁでも最後のどんでん返しは良かったよ。頭の中ではSAWの音楽が爆音で流れてたわ。
  • 2026年1月23日
    農協月へ行く
    農協月へ行く
    昔ほど楽しめない。ドタバタについていけず、露悪的な筋(話の運び)に「著者があえてやってる感」を感じ取ってしまいノれない。『長庵』は先が読めないので「どうなるんだろう」とワクワク読んでいたが、カタルシスの解放もないまま終わってしまった。
  • 2025年12月31日
    成瀬は天下を取りにいく
    「自分らしく生きる」人の話が読みたかったので予想通りの内容でよかった。 イニシエーションラブもそうだったが、こういうヒット作は地元ネタを入れると売れるのだろうか。その方が登場人物にリアリティが出るからか。 やっぱりこういう軽い小説は人物や筋が明快すぎて消化が早い。作者の「こういう話を作りたい!」が透けすぎてて冷めてしまう。まぁ難しいのに疲れたから読んだんだけど。 結局成瀬はなぜ人と違って大胆なのかは描かれなかったな。
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