ことぱの観察

97件の記録
- ヒナ@yofukashikeikaku2025年9月14日読み終わった今わたしは、友人と縁を切ろうとしている。好きで好きで仕方がなかったはずなのに、連絡先を消そうとしている。そんなわたしに刺さった定義はもちろん、友だち(訂正)だった。 友だち(訂正):関係をつづけることを約束しなくても、互いにわけもなく親しく思いつづけられる相手のこと。そして、これからそのような状態を継続したいという願いを込めた呼びかけ。 今の友情はわたしの一方通行でしかなかった。相手はわたしほどの熱意を持って接してくれなかった。悲しい、と思う。連絡先を消すなんて本当はそこまでしなくてもいいのかもしれない。でも相手にしてくれないんだったらわたしも相手にできない。さようならまたいつか。楽しかったことだけ覚えていようと思う。
- ふるえ@furu_furu2025年9月7日またいつか言葉を見れば見るほど、というか近くに迫ってくるにつれて、辞書の中で書かれているものとはまた違った定義があるのではないかという問いが生まれていく気がする。「友達」という言葉にもグラデーションがあったり、「寂しさ」という言葉に自分は思ったよりネガティヴな意味合いを持っていないのかもしれないとか。これまでの個人の経験や、そこから生まれている価値観が固有の定義を見出していて、なるほど、これはいろんな人と言葉の定義を示し合わせてみたいと思える。あともう少しで読み終わりそうだったけど、図書館の返却日がぎりぎりだったので、いつかまた最後まで読みたい。
- ふるえ@furu_furu2025年9月6日読んでる忘れることについての章を読みながら、忘れることは大抵ネガティヴなことに捉えられるけれど、ポジティブに捉えることができる時(嫌なことを忘れるとか以外で)もあるといい。
- ふるえ@furu_furu2025年8月30日読んでる言葉の定義を教えて、共有しあうのが面白い。これまでの経験や、目の前のことをどのように解釈しているのかを共有して、その齟齬に釈然としなかったり、共感したり、新しい見方を発見したりする。同じ人間だとしても、当たり前に考えていることや見えているものは違っているというのが、言葉を通して理解できるようになる。気がするだけなのかもしれないけれど、そこに面白さと不可解さがあって、いいなと思う。
- it_shine@it_shine2025年8月30日読んでるラジオの飛ぶ教室で、町屋良平さんがゲストの時に、人の言葉になりたがるのが小説なんだというようなことを言っていて、それがピンと来なかったのだけど、この本を読んでそれがわかったような気になった。 向坂さんの言葉の意味と、私の思う言葉の意味はたぶん何か違う。向坂さんが変なわけではなく、私が変なわけでもなくて、それが当たり前なのだと思う。自然とそうなっている。それぞれ生きてきた、読んできた、感じてきたものが違うのだから。 そういう、自分の言葉の意味ではなくて、人の言葉の意味で書くのが小説なのだ、ということがなんとなく腑に落ちた。 そして、人と分かり合えなかったり、誤解されているなという時だって、人と言葉の意味とか捉え方とかがが、違っているのだと思う。だから人との間に齟齬が生まれるのだろう。 そして、私はそういう違いを同調圧力で丸めようとすることに無意識に反発してきたのだと思い知らされた。向坂さんもきっとそうなのではないかと勝手に邪推している。
- まるめ@marume_bk2025年7月26日読み終わったあることばにまつわるエピソードを踏まえ、そのことばの定義を考える本。 友だちの章で自分も似た考えを持っているなと共感しながら読んだ。同じことばでもそれぞれの単語にはゆらぎがあり、同じ意味を指していない可能性があるという、ことばの解釈のひろさを実感する本だった。
- いっちー@icchii3172025年7月3日ちょっと読んだ図書館で借りた友人のインスタのストーリーに出てきた向坂さん。図書館で借りれるやつを借りてきた。これは多分10冊くらいあったから、すぐに借りれた。 「友だち」と「友だち(訂正)」を読む。すごかった。この感受性で日々を生きていたら、詩人になるよなぁと思った。私は親友と呼ぶことに彼女と似たような抵抗があるけど、それもここまでの言語化はしたことがなかった。 彼女が詩という表現方法を持っていて良かったなと思うし、詩人という生き方があって良かったなとも思う。 ひらがなと読点が多くて、言い回しの引き出しが豊富。途中途中にある詩にはハッとさせられる表現。
- Pipi@Pipi08082025年6月15日読んでる著者は「さきさかくじら」さん。 自身の考える言葉の定義を「ことぱ」と名付け、さまざまな「ことぱ」を観察する。言葉についてこんなに深く考えたことはないなぁ。「Pの魔力」はすごい。Pはかわいい。Pipiもかわいい!🐥言葉を学ぶことと遊ぶことの双方が必要だ。
- だるま@daruma_01062025年5月14日読み始めた半分読んだ図書館で半分くらい読んだ。 言葉の定義を深掘りしていく、ごった煮みたいなぐちゃぐちゃ感がとても良い。おしゃれとはまた違うのだけど、たくさん書いてあるのに読みやすい不思議な文体。
- さくらい@theme2025年3月21日読み終わったあるお題に対してのエッセイ集。 心が疲れているのか幸せそうな著者が羨ましくなってしまい、読み進められなかった。浮き沈みの沈みの時間に、ままあることである。 沈みのときはしいたけ占いに頼りたくなる。 しいたけ占いの存在を、忘れた頃にまたいつか。