いづみ
@izumi_3
- 2026年6月23日
十二夜ウィリアム・シェイクスピア,安西徹雄読み終わった入れ替わり系のお話。 後半に伏線が回収されていくところは、展開がわかっていても面白い。 さてシェイクスピア作品も5作読みまして、少しは詳しくなれたかな。 - 2026年6月22日
貧乏サヴァラン早川暢子,森茉莉読みたい - 2026年6月22日
ヴェニスの商人シェイクスピア,安西徹雄読み終わった個人的に強い女が出てくるシェイクスピア作品は面白いと思っている。今作品は強くて賢い女、ポーシャが出てきてから面白くなってきた。 親の決めた結婚ルールに従うか弱き女かと思いきや、情熱的でエネルギッシュ、行動力の塊である。自分の見初めた男が手に入った途端にイキイキしはじめて、裁判に男装して乗り込んで解決したり、そのついでに夫が浮気しないように釘を出したり(そこまでする必要あった?)。ヴェニスの商人というタイトルだけど、ポーシャが最後は全部掻っ攫って行く。シェイクスピアさん、前半より明らかに筆が乗っていませんかね? 解説で、たくさんの劇団員を活躍させるために魅力的な役を複数用意する必要があったのでは?という内容があった。おそらく当て書きであろう。ポーシャ役の人に会ってみたいものである。 ポーシャの好きなセリフを残しておく。 「私自身のためだけならば、これ以上の私でありたいなどと、大それた望みを抱きはしない。けれど、あなたのためには、今よりも、何倍も、何十倍も、今の私以上の私になりたい。」 「何をすればいいか、二十人の人に教えるのはやさしいけれど、教えられたことを守る二十人の一人になるのはむつかしい。」 - 2026年6月8日
ジュリアス・シーザーシェイクスピア,安西徹雄読み終わった「お前もか、ブルータス。」 私はてっきりブルータスが一番に手を下していると思っていたが、最初に刺したのはキャスカという男であった。 クライマックスのセリフかと思いきや、中盤くらいにこのセリフがある。というのもその先もブルータスの苦悩が描かれるからだ。タイトルは『ブルータス』の方が良かったのでは? 個人的に好きなセリフは、キャシアスがブルータスを仲間に引き入れるシーンだ。 「…だからこそ、誰しもが嘆いているのだ、ブルータスにはそういう鏡がないことを。鏡に映して、君の隠れた真価を、君自身の目に明らかに見せる影がないことを。」 これはブルータスを煽てて唆すシーンでもあるのだけど、私も「自分の価値は自分ではわからないし、他者との関係性から生まれるもの」ではないかと思っていた為、この言葉に心底びっくりしてしまった。400年前の人も同じことを思っているなんて。 ブルータスは厳格で他者評価が高い。が、実際にはシーザー暗殺の後からは全てが裏目に出ている。群衆を味方につけられなかった。戦争の読みも甘い。 政治家の能力とは、を考えさせられる。 シェイクスピアはリア王では魔女、マクベスでは亡霊が主人公を「唆す」が、本作は生きている人間がその役割を担うのも面白いと感じた。 - 2026年6月8日
センセイの鞄川上弘美読み終わった@ 自宅「『STRANGE WEATHER IN TOKYO』という本の日本酒を飲むシーンが印象的でいい訳の本だったよ。」とスコットランドの友人が教えてくれたので、なんの本のことかしらと思ったら「センセイの鞄」であった。 邦題とタイトルが異なるが、「TOKYO」というワードで日本の本とわかったようだ。直訳ではないけれど、こうやって縁をつないでくれたのだから、素晴らしい訳だと思った。 そんなに日本酒を飲むシーンがあったかしらんと思い、読んでみることにした(もちろん日本語で)。結果、ほとんど飲みっぱなし、酒の酔いの熱に浮かされて話が展開していくと言っても過言ではない。センセイも月子さんも私から見たらじゅうぶんに大人であるが、深酒の仕方が大学生のようだ。恋愛の仕方も、甘酸っぱい。 センセイの言葉遣いは先生ともあって、優美だ。書を見て「雄渾、というのでしょうかこれは」と言われても、ピンとこなくて辞書を引いた。私も月子さん側の人間である。センセイの言葉に月子さんと同じタイミングで「はあ」と思うのである。このニュアンスをどうやって英語で訳しているんだろう。 - 2026年6月5日
「頭の中のひとりごと」を消す方法鈴木裕介気になる - 2026年6月5日
ハムレット Q1シェイクスピア,安西徹雄読み終わったハムレットには現在四つの版が残されており、このQ1は一番古くに出版されたものの、他の版と比べて短く、かつては「海賊版」と思われていたものらしい。 マクベス、リア王と続けてハムレットを選んだ、が個人的には一番共感できなかった。今回のテーマの父殺しの復讐や再婚の父への嫌悪、実母への不信感などは余り共感できないけれど、シェイクスピアの本はどれも現代に通ずるものがあって驚かされる。 私はどうも「道化」や「気が狂っている」状態の面白みが上手く理解できない。本気なのか「ふり」なのか、哀れんだらいいのか。楽しみ方を教えてください。 『同じ著者やテーマで5冊読むと「ランクA」になれる』と齋藤孝氏が言っていたので、あと2冊読みたいけれど、次はどうしようかな。ちょっと休憩かなあ。 - 2026年6月1日
リア王シェイクスピア,安西徹雄読み終わったリア王は突然の引退宣言をし、土地や財産をやるからお前達の家に順番に住まわせろと言う。しかも、100人の従者付きで。現代に置き換えると生前贈与するから、同居させてということになろうか。たくさんのペットも一緒に。末娘のコーディリアどうこうより、リア王が親だったらめちゃくちゃ嫌だなという気持ちでいっぱいになった。 シェイクスピア四大悲劇に数えられる一つであるが、割とハッピーエンドなのではないかと思った。なぜなら、現代ではリア王のように善人も悪人も次々とテンポ良く死んで解決というわけにはいかない。 シェイクスピアがこの現代に現れて悲劇を書くとするならば、何を題材にするんだろう? - 2026年5月27日
話すチカラ安住紳一郎,齋藤孝気になる - 2026年5月27日
世界自炊紀行山口祐加気になる - 2026年5月27日
マクベスシェイクスピア,安西徹雄読み終わった@ 自宅ハリーポッター全盛期の頃、あえてダレン・シャンを読んでいた私、「名作」「ベストセラー」と呼ばれるものは意識的に避けてきた節がある。 流行りや有名どころに飛びつくのは、小学生の頃からなんとなくダサいと思っていたのだ。 さて、子供を産んだ頃から、少しずつ自分の考えにも変化が出てきた。これ知ってる?って聞かれた時にカッコつけて読んだことないなんていうのは、それこそダサすぎる。 ということで、これからは題名だけ知っている「名作」や「ベストセラー」にも手を出していこうと思う。 さて、マクベスを選んだのは私がスコットランドに住んでいるからだ。スコットランドにはたくさんの石造りの城が遺されていて、何かしらの血生臭い歴史が残されている。そして冬は長く暗い。15時くらいには暗くなってくる。季節は明記されてなかったけれど、人を裏切りたくなるのは秋から冬ごろだろうな、と思った。 名作と呼ばれるに、意外とマクベスは小心者で小物だ。魔女に甘言を囁かれ、喜び勇んで妻に手紙を書くものの、いざ王座を掴むチャンスがくると怖気付く。 マクベス夫人はその気になっているので、夫をなじる。 「今日からはあなたの愛情も、せいぜいそんなものだと考えましょう。怖いのね、あなた、こうなりたいと思うとおりの自分になるのが、その行動をとることが、それだけの勇気を持つことが。」 マクベス夫人のことを”強烈なキャラクター”と称している人を見かけた事があるが、私はそう思わない。ある意味、普遍的な妻だと思う。例えば、子供が欲しいと言いながら不妊治療から逃げる夫。家族を海外帯同させながら、育児も家事も何も理解せず、いの一番に風邪をひき使い物にならなくなる夫。大なり小なりマクベス夫人のように叫びたくなった事がある人もいるのではないか。 驚くべきは400年以上も前に作られた話なのだ。 400年も同じことを、夫婦は繰り返している。 訳文も分かりやすく、短めなので「名作チャレンジ」1冊目にはちょうど良かったです。皆さんも是非。 - 2026年5月23日
読み終わった@ 自宅Xをアンインストールした。 数週間後、Instagram をぼんやり眺めているー 余りにも無意識にSNSを開いている自分に愕然として、何かしなければと思う中Kindle Unlimitedを開いて見つけたのがこの本。 著者の齋藤孝さんは見覚えがある。教科書や模試でよくお世話になりました。なぜ覚えているかと言うと、理系の割に国語が得意だった私が、必ず大量失点するのが齋藤孝さんの文章だったからだ。若いプライドを傷つけられた記憶は中々消えない。 さて、大人になって読んでみると齋藤孝さんの言葉は驚くほど、すっと身体に入ってきた。 たくさんの本から引用がされているのだが、そのジャンルや内容は多種多様。予想もつかない。どうやってこの脳のネットワークを構築しているのだろうと、単純に羨ましく思った。 そこで、本書にあった「好きな文章を3つ選ぶ」という方式で記録を残そうと思う。 『教養のある人のほうが、人生が面白くなる』 正直、私は比較的に色々なことに気がつく性質で、こうすべきだったか、迷惑をかけていないかと気に病む事が多い。だから、知らない人が幸せで気楽に生きられるのではないかと思っていた。でも、それは薄っぺらで中途半端な知識のもとに不安がっていたのかもしれない。 人生の先達者にこう言い切ってもらえると、勇気が出る。 『言いたいことがうまく表現できないとき、それは自分の中にあるモヤモヤした思考を言語化できていないのかもしれません。』 これは子育てをしながら思い当たる節がある。 癇癪を起こした息子に、何が起きて何が嫌だったのかを言葉にしてあげると急激に落ち着く事がある。言葉を知らない子供は、泣いたり喚いたりするしか表現する術がない。親として、息子の世界を広げる手助けをしてあげたいし、そのためにも良質な文章と触れ合いたいなと思うようになった。 『あるテーマについて知りたい場合、続けて5冊ほど読むとかなり知識が得られます。』 一冊本を読んで、「知った気持ちになる」ことは多いのだが、すぐに内容を忘れてしまうことも多い。単純に歳をとったからかもしれないが。同じ本を何度も読むわけではないので、新鮮さも担保される。良いやり方だなと思った。 最後に、この本を読んで本の記録をつけたいと思い、Readsというアプリに出会いました。 これが初投稿です。 記録が続くかはわからないけど、他のSNSとは違う使い方ができそうだな、と期待しています。 - 2026年5月7日
BUTTER柚木麻子読み終わったスコットランドに住んでいて、日本のアニメや食事について話しかけられることは幾度となくあったが、日本人著者の本が面白かったと話しかけられたのはこの本が初めてだった。 本を勧めてくれた彼女に、どういう点が印象的だったか訊いてみた。 まずは、日本人女性の暮らしについて。 若い女性が驚くほど狭い家に住んで、仕事は多忙。素晴らしく交通網が発達している。食文化も独特。確かに、バターが全く無い状況はスコットランドでは考えられない。 登場人物の「今」に焦点を当てている、記述方法も驚いたと言っていた。 とても興味が湧いたので、Kindleで読んでみることにした。もちろん私は日本語で。 コロナ禍に日本でOLをしていて、新婚だった私は私は里佳や怜子を自分に重ね合わせすぎて、苦しかった。彼女達は過去の私で、今も傷は癒えていない。 「一人だけでも頑張っていれば、亮ちゃんもその気になってくれるかと思ったの。私が妊活に夢中になればなるほど、彼は、その……。セックスがあるふりをしていれば、本当にあるようになるんじゃないかって……。噓をつき通せば今に全部本当になるんじゃないかって。」 私は、妊活は、暗く終わりのないトンネルだと思う。しかも、女性と男性が同じ道を歩むことは決してなく、心が重なることもない。妊活をやめたら夫婦仲が良くなったという事例が世の中には溢れている。 「自己管理できないようなタイプはあんまり好きじゃないんだ。もっとストイックだと思ってた。」 これは藤村が推しているアイドルを応援しなくなった時に言った台詞だが、これは自戒を込めて。私は体型管理もプロ意識の一部だと思っていたけれど、あまりに表面的すぎたのかもしれない。 最後に、本を勧めてくれた彼女は「これはハッピーエンドだったと思う?」と訊いた。 私は、そう思うと答えた。日本で、世代や境遇の違う人が関わり合える居場所を見つけることはとても難しいことだと思うから。 あなたはこの本をハッピーエンドだと思いますか?
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