コメディ映画で泣くきみと
20件の記録
くろみつきなこ@krmtknk96322026年5月17日チアリーダーになると宣言する主婦、 その娘はプロムを開催すべく奮闘、 その女子高生が所属する部活の顧問は16歳になる直前に在日韓国人であることを知り… と、それぞれの悩みや葛藤の短編でありながら、登場人物たちは一冊通して繋がりがあり、脇役なんていないみんなが主人公な物語。 正直自分はプロム文化がなくてよかったと思う側の人間だから、プロムを開催しようと奮闘する葉月の言動にモヤモヤしてしまい、読み進めるのがしんどくもあったけど、美鈴のどれだけ手を尽くしてもこぼれ落ちる子はいるという考えにちゃんと最後まで読んでよかったと思えた。 本の紹介文には読めば元気になれるとあり、そこに期待して読んだが、ままならないこともあるし良くも悪くも思いもよらぬことが起きることもあるよね、としみじみするというか、元気になれることを期待して読むのはちょっと違うかも?と思った。 個人的にはbonus trackの暗くなるまでこの声をが好きで、これから先の2人の物語を知りたくなった。
おまめ@satcher_n2026年3月22日読み終わった号泣した。映画が観たくなる。 プロム文化を知ったとき、絶対私は行かないって思ってたなあ。高校のときなんて、ぐちゃぐちゃで、戻りたいし戻りたくない。でもぐちゃぐちゃのまま誰かに話を聞いてもらえてたらどうだったかなあ。それとも、誰かそのときに支えになってくれたひとがいたのか思い出せないだけなんだろうか。みたいな、色んなときの自分の感覚に想いを馳せたくなる連作短編集。


さくら🌸@lily_sakura_2025年12月27日読み終わった1話目『ママはダンシングクイーン』で、突然ママチアをしようと決意する主婦と、その海外ドラマ好きに影響された娘が、通っている高校でプロムを開催させようと奮闘する。その高校の同級生で、自分がゲイであることに葛藤する男子生徒。そしてその母親。絶妙な形で登場人物達が繋がっている連作短編集で、それぞれがセクシュアリティや出自に悩み惑う姿が印象的だった。特に、自分たちが在日であることを高校生まで知らなかった姉妹の心の機微や葛藤が描かれる手前、KーPOPを好きな主婦の描写が存在するところが個人的にグッと胸に刺さった。KーPOP好きと反韓の両方が存在する国で、彼らは何を思い生きているのか、今まで考えもしなかった。多様性を認めるだのなんだの聞こえはいいが、こうやって想像もしないところにも多様性は存在する。私は本当に何も知らない、なんて呑気な人間なんだろうと思った。 あと洋画や海外ドラマが好きな人はたぶん堪らない作品だと思う。

























