著者が戦時中の食事を追体験してみたレポート。読みながら、自分はザリガニなんて食べられないとかどんぐり・雑草も無理だーとか思いながら読んだが、それこそ戦争を知らない贅沢な考えなんだよな。当時の人だって全然食べたくなかったよな… 戦争なんてするもんじゃない。 戦争のアニメとかドラマなんかでみる、一升瓶の中にお米入れて棒で突いてるやつの真相がわかって面白かった。だから突いてたんだ！そして、全然取れないんだ！っていう。

うどんが食べたくなった。 近所にこんなお店がほしい。こんな暮らしがしたい。

ババヤガの夜の受賞インタビューを観たり聴いたりして王谷さんに興味を持ったのでエッセイも読みたくなって。畳み掛けるような軽快な文章で楽し〜 やっぱり面白い方だった

「東京の女王」が一番好き。 読んで当時のツイートも思い出した。

読みやすくてあっという間に読み終えた。 先生のセリフがネイティブの発音で頭に流れ、場所もくっきりはっきり浮かんでくるのは、作者と同郷である特権だなと思って嬉しくなる。 以前、山内さんのトークイベントに参加した時、『ここは退屈迎えにきて』のやり直しのような、アンサーのような気持ちでこの作品を書いたというようなことをおっしゃってた。読んでみて、なるほど。なんとなくわかる。混沌とした今を生きる女子高生の真面目さと軽やかさに令和を感じた。

ハルの幸せを願うよ。

王谷晶さんとサム・ベットさんダガー賞受賞をきっかけに、積読から抜き取って読み始めた。 頭の中で映像化しやすく、するする読める。途中に挟まる別軸の話が最後につながっていく気持ちよさがあった。 確かにこれは、日本語ならではの工夫がされているので、そこを英語訳にする際にどういうふうに表現したのか気になる。

上巻の単行本しか持っていない状態で読み始め、あまりの面白さに一気読みで下巻も即購入。文庫化されていたが、まだ単行本も在庫が残っていてよかった。 複数巻に分かれている話題本は積んでおくにしてもやはり揃えて持っておくのが良い◎

映画の予告が出た時に、「ネタバレ踏むので予告をみる前に原作読んだほうがいい」という触れ込みを見かけて積読していたのを読み始めた。きっかけをもらえてよかった。 映画が楽しみ。