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いなだ易
いなだ易
@penpenbros
  • 2025年10月7日
  • 2025年9月30日
    ジャパニメーションの成熟と喪失
    生きよう。みたいな話をこないだ偶然したところだった。 男じゃないけど成熟したいねえ。 しかしこういう、クラシックな評論スタイルや文体を読むとなんか、コレコレコレ〜!ってなる。でも結論はシンプルで爽やかやなと感じた。
  • 2025年9月24日
    キャリバンと魔女
    キャリバンと魔女
  • 2025年9月24日
    正義への責任
    正義への責任
  • 2025年9月23日
    YABUNONAKA-ヤブノナカー
    「かつては乖離こそが人を救った。乖離だけが今を生き抜く術であったと言っても過言ではない。しかし現代では乖離は通用しない。多様はいいけど乖離はだめ、そういう理屈が採用され始めている。」 小説業界の性搾取の告発にまつわる人間模様ーー加害者、被害者、編集者、作家、同世代、下世代、、見えている世界の断絶を克明に描いた小説なのだが、全編を通じて文学の話でもある。そこが一番痛切だ。時代と文学の話。 社会的な動物として終わりゆく編集者の木戸は男性中心の"旧文学"おじさんとして書かれているが、その語り口や世界の認識が、前世代の「純文学」そのものなの、メタくて皮肉効いててずっとウケてた。自分が批判の対象であり、具体的にも女を傷つけてきたということには気づいているが、何がどう悪かったのか何もわからないままぼんやり死んでいくおじさん。 でも、実際に先に生きられなくなるのが、「乖離」して生き延びることができなくなった女性作家の長岡であることもすごくすごくわかる。これまでずっと、乖離は生き延びる術だったから。ある人々にとって、乖離こそが文学だから。 世代の違い。倫理や価値の移り変わり。私は年齢的に、長岡・木戸と子どもらの中間で、どっちの感覚もわかるなぁ。 「私たちにとってはモテることなんかよりも、自然体であることの方がずっと重要で、死活問題なのだ。」ほんとにね。 でも同時に、現実にマジになんない、乖離的な目線も生きる楽しみの大部分を占めると思うんだけど古いのだろうか?(乖離せずに労働やってられますか?) 村田沙耶香『世界99』と通底する意識を感じ、続けて読んで良かった。それぞれの世界①,世界②……を生きてる人同士が、現実には顔を突き合わせている、という。
  • 2025年9月17日
    世界99 下
    世界99 下
    ずっとわかるなー。って感じ。日本に生きてる人ならみんなわかるんじゃない。ぬるい湯に長い時間浸かっていたらのぼせてくる、みたいな不快さを体験した。全自動お茶汲みマシーンマミコの最終進化系。 フェミニズム・ディストピア小説という分類になるだろうけど、日本というテーマに貫かれてるのが良いし、それがかえって今の、欧米からの目線では重要なことを何も語りえない状況を映してるなとも。だからなんやねんというと、ディストピアものって「世界文学」的になりがちだけど(そしてこの小説はきっとグローバルに受容されるのだろうが)、きわめてローカル小説なところが最高やなって。 性支配という秩序に抗おうとする思考を展開し続けると、常に何かを否定することになり、がんじがらめの自意識過剰に繋がるだけじゃないか?とよく思う。その行き止まり感。 ジェンダーとかセクシュアリティについて無限に広がる思考実験の結果がこの小説に全部書かれてるけど、この先フェミニズムの題目を掲げて何ができますか?という気分にもなり。 人類補完計画のことはかなり好きなのでラストは当然好き。 感想を他人と話したくなるなと思った。正確にいうと男性の感想を聞きたい、っていうかスペースとかPodcastで感想話してるのを一方的にウォッチしたい。実践はまだしてません。
  • 2025年9月14日
    世界99 上
    世界99 上
    このところずっと、シチュエーションごとのパーソナリティを「統合」したいのにできない、それを阻んでいるのは自分の臆病さ、楽をしていたさであることを恥じていた。しかしたとえば、大学時代の友人と話している時、"フェミニズム同人誌"などを出したことなんてほとんど忘却している気分にもなる。 そのような話をしたら「逆によくそんなに、アカウントごとに人格変えられるね?」と言われたのを思い出した。 しかし私も実は日本の特に女性の「典型的」なコミュニケーションの様式に従ってるだけで、明確に意識してるかどうかの問題にすぎないのだな。意外とみんなそんなもんなんやん。と思えて良かったかも。
  • 2025年9月12日
    七つ屋志のぶの宝石匣(25)
    「コロッケを作る人なんている?」 ↑おもろすぎる ちなみにうちの実家はコロッケ手作りでした 結婚というものについて真剣に考えながらラブコメやってくれる少女漫画……"平成のその先"なんだよな (もうちょっと踏み込めるんじゃない?と期待しています) ジュエリーの歴史、ミステリー、人間ドラマの絡め方もいつもスマート まじで漫画うめー
  • 2025年9月9日
    春風のエトランゼ (6)
    毎度毎度、人生観とか恋愛観かなり共感的に読んでしまいます えへへ 毎日満たされててぼんやり不安で破滅的と紙一重なんだよね いや それでええんかよという巻でしたが ありがたい……働きたくない……
  • 2025年9月9日
    かげきしょうじょ!! 16
    男性社会で傷ついた二人が銀橋を渡って生きなおす物語が改めて示されて嬉しい。現実の歌劇の社会における位置付けも考えてしまうが、それも含め祈り
  • 2025年9月9日
  • 2025年9月9日
    神戸在住(5)
  • 2025年9月8日
    永遠の詩05 石垣りん
    永遠の詩05 石垣りん
    石垣りんはすごいなあ本当に。 家族旅行の間に訪れた図書館で読んだ。その選択が正しかったのかどうかわからないが… 家というもの、家族の愛とされるものをこんなに鋭く抉り捨てる言葉をほかに知らない。
  • 2025年9月4日
    ゆるい場をつくる人々
    ゆるい場をつくる人々
    ゆるい場をつくりたいぜ(野望) そういうモチベで同人誌をつくってるのだと思う
  • 2025年9月4日
    神クズ☆アイドル 9巻
    神クズ☆アイドル 9巻
    巻を追うごとにアサヒちゃんが好きになる サトルのこと、ここから好きになれるのだろうか 俺はまだ不安です 肘樹先生…… 本編と全然関係ないけど ZINGSがTikTokで急にバズったら悲しみを胸に秘めながら古参ヅラすると思う。そういう気持ちでこの漫画を読んでる
  • 2025年9月2日
    精選女性随筆集 幸田文
    精選女性随筆集 幸田文
    幸田文の女子校ラブレターエピ『ふじ』が激アツ 見知らぬ先輩の滝沢さんから思い込みの強いラブレターを貰った。聞くところによると、陰気な秀才らしいけれどイマイチ乗り切れない。「へたなラヴレターなんだわ。フレッシュでないんだもの」とすっぱり切り捨てた、明るく美しい正枝さんの方に惹かれた思い出。 ラブレターもらってぞわっと嫌、でも悪くないような乱される気持ちと、その後の滝沢さんの展開もなんか……わかる!ある話!!! 女子校における恋慕は一時の気の迷いで自然に消えていくものとされるが、 「霧は谷を更えてふたたび結ばないものだろうか。霞は夜ごとに新しく籠めないものだろうか。愛情の霞はほんとうにあとかたなく消失するものかしら。違う。少なくとも私は違った。」 俺大学の入試に出題して受験生をざわざわさせたいよ。 幸田は世代的にも育ち的にも性の規範には保守の人なので結局異性愛に繋がりますのオチだけども、表現の素晴らしさに感銘を受けました
  • 2025年8月28日
    モダンブロックプリントの手仕事の布
    モダンブロックプリントの手仕事の布
    ワクワクするものを探して上本町近鉄ジュンクで購入ー。 フォリーコーブ・デザイナーズのことも気になるし、活き活きした版画がかわええ。学校とかスキーヤー柄めっちゃええ。
  • 2025年8月27日
    神戸在住(3) (アフタヌーンコミックス)
    言葉が良くってこういう文章を書きたい、と思う
  • 2025年8月27日
  • 2025年8月26日
    神戸在住(1)
    神戸だー!ってなる。意外と住んだことない神戸。神戸の友人は神戸のランドスケープが好きだ。一ノ谷ってここなんや!ってこの間ドライブしてて思った。
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