すごいものに触れた感じがする。 ゴクゴクゴクゴク水を飲んでぷはーって息継ぎして、を繰り返してな感じで読んだ。何かある、何かある、何かある、って思いながら進んだ….読み終わり、こう言う事こそ日常かもしれんなぁ…て思った。すごい。

低音でゆっくりなんだがリズムがいい。そんな感じがずっと続いてまだ続いてる

カレーライス、食べたくなってきた

誰かにおすすめしたいけれど、 誰なら同じような気持ちで楽しんでくれるだろう？ こういう普通で不気味で明るいなんとも言えない非凡なよくある話。

気になってはいたけど読んでいなかった作家さん。 1発目から強烈。猛烈に好きかもしれない…！

淡々とディテールが描かれて、その細かさがぎりぎりいやらしさの手前で止まっている。 思うことが思うことを呼んでどんどん転がって、リズムが小気味よい。 こういう小説の場合、つまらないと感じてもそれは全く批判の言葉にならないと思う。 しかしその点で最後まで読み切れるか自信が持てない。

小説だからできるおもしろさってあるよねという当然のことを思い出させてくれてよかった。

毎晩寝る前に開いているけどすぐ眠りに落ちてしまい全然進まない。でも前の晩にどこまで読んだかもおぼつかないまま手探りで読み進めても毎回すぐにしっかりおもしろくてすごい。