
犀川せせり
@seseri
- 2025年10月18日
- 2025年10月18日
ババヤガの夜王谷晶ネタバレあり読み終わった@ ホテルテンポが良くて、するすると読めました。 続きも気になるし。 中盤、明確にスイッチが入るところがあって「なるほどなー」と思ったものの、世界最高峰のミステリー文学賞..?とは感じました。個人的にはシスターフッドものとして楽しめました。 それにしても、この作品の肝は日本語だからできる仕掛けだろうと思うので、英訳したときにどんな見せ方になっているのか大変気になる。 帯コメにジョン・ウィックっぽいものを探しているなら、とあるのでまんまと興味を惹かれてしまった。ジョン・ウィックっぽいものを探しているなら、やはりジョン・ウィックを見るのがいちばん。 - 2025年10月18日
ババヤガの夜王谷晶読み終わった - 2025年10月12日
- 2025年10月12日
チェレンコフの眠り一條次郎読み終わった@ カフェちょっと間が空いちゃったけど、本日一気読み。 アザラシか主人公の、読むFalloutだった。 ヒョーがかわいい。チェレンコフとヒョーの会話が印象的。最後、ヒョーはどうなったんだろう。 それにしてもこの作者のネーミングセンスが一々ピカイチ過ぎて痺れる。他のも読んでみたい。
- 2025年9月16日
- 2025年9月14日
人間失格太宰治読み終わった@ 福岡天神 蔦屋書店 SHARE LOUNGE読んだことのない名作を。 タイトルが有名すぎて一節くらいどこかのタイミングで読んだことがあるだろうと思ったら全然なかった。 終始、鬱屈とした感情にさせられる展開だけど見入ってしまう。葉蔵が感じる世間、人間への恐れ。読んではいけないものを読んでいるような背徳感もありつつ、一方で、現代に於いても「なんか分かる」強烈な力強さも感じる。 途中で引用されてるルバイヤットの詩句が気になった。(なんか椎名林檎っぽい) 葉蔵が堀木とする言葉遊びゲームもおしゃれだったなー - 2025年9月7日
- 2025年9月7日
怠惰の美徳 (中公文庫)梅崎春生読み終わった@ 福岡天神 蔦屋書店 SHARE LOUNGE梅崎春生という人は初めましてだけど、学生の頃に読んだ近代文学(?)が大好きで、これもそれと似たような内容だったのでサクサク読めた。 大学時代に読んだ「浮雲」や「蒲団」を読んだときの衝撃は忘れられない。ネットで見かける文豪然とした写真からは想像もできないくらい、悩みや苦しみを抱えながらモヤモヤし、怠惰で赤裸々、それでいて文章が面白い。こんなにも生きている時代が違うのに、共感してしまう。なんだか励まされてしまう。 この「怠惰の美徳」も、真面目な不真面目という感じが面白おかしくて愛おしい。戦争を経て変わってしまった当時の世や人間性の話の話は、教科書などでは伺い知れない当時を生きた人間からの「リアル」さも感じて興味深かった。 いつかまた、きっと読む日が来るなと感じた本。 - 2025年9月6日
ババヤガの夜王谷晶買った@ ジュンク堂書店 福岡店 - 2025年8月31日
- 2025年8月31日
読み終わった@ 自宅買った当初、話題なっていたのとサイン本が積まれていたタイミングだったのとなんかこう丁寧な暮らし的なビジュアルだったのとサクッと読めそうな量感だったのを覚えてる。 帯にそもそも書いてあったけど、そんな帯さえろくに読まずに買ったもので、中身とのギャップに大層驚いた。 二谷さんは拗らせまくってるけど、でも言ってること分かる。拗らせてるけど。そして芦川さんみたいな人は、悪気なく存在する。悪気がないからこその厄介さを誰もが感じつつ、ぶつけたい言葉を飲み込む日々に疲れていく。世の中にはこういう人がいたってよいとしてあげたいけど、その皺寄せが自分たちに来るならそれはちょっと、みたいな。愛すべきおじさんである藤さんは、実写化するなら利重剛さんにしか思えない。 押尾さんに、幸あれ。 - 2025年8月24日
老人と海/殺し屋アーネスト・ヘミングウェイ,齊藤昇読み終わった@ カフェ読んだことない名作を読んでみたくなって、ふと手に取ってみた本書。大好きな映画『イコライザー』でマッコールさんがダイナーで読んでいた本でもある。 これきっと、10代とかに読んでもあんまり刺さらなかった気がする。過去の栄光、孤独、信念、尊厳。サンチャゴ、好きだぞ。 私もその内、ライオンの夢を見るのだろうか? 一気に好きになったので、ぜひ他の翻訳者版も読んでみたいし、原文で読んでみたい。
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