怠惰の美徳 (中公文庫)

怠惰の美徳 (中公文庫)
怠惰の美徳 (中公文庫)
梅崎春生
中央公論新社
2018年2月25日
22件の記録
  • 犀川せせり
    犀川せせり
    @seseri
    2025年9月7日
    梅崎春生という人は初めましてだけど、学生の頃に読んだ近代文学(?)が大好きで、これもそれと似たような内容だったのでサクサク読めた。 大学時代に読んだ「浮雲」や「蒲団」を読んだときの衝撃は忘れられない。ネットで見かける文豪然とした写真からは想像もできないくらい、悩みや苦しみを抱えながらモヤモヤし、怠惰で赤裸々、それでいて文章が面白い。こんなにも生きている時代が違うのに、共感してしまう。なんだか励まされてしまう。 この「怠惰の美徳」も、真面目な不真面目という感じが面白おかしくて愛おしい。戦争を経て変わってしまった当時の世や人間性の話の話は、教科書などでは伺い知れない当時を生きた人間からの「リアル」さも感じて興味深かった。 いつかまた、きっと読む日が来るなと感じた本。
  • 犀川せせり
    犀川せせり
    @seseri
    2025年8月31日
    もうまずタイトルが最高。 普段めったにしないけど、読みはじめでコーヒーをこぼしちゃって本にちょっと染みがついた。これは幸先のいい怠惰感。
    怠惰の美徳 (中公文庫)
  • Dende
    Dende
    @dende
    2025年7月11日
    先見の明があるなーとか、ぐうたらには共感しちゃうなーとか、今も昔も変わらないなー、みたいに感じる作品が多かった。そういう作品を集めたんだと思うけど、編集がうまい。
  • ひさ
    ひさ
    @hsysy
    2025年5月10日
  • Lusna
    Lusna
    @Estrella
    2025年5月10日
    「どうしても人間以外の動物と言うことなら……深山の滝なんかに生れ変りたい。滝なんかエッサエッサと働いているようだが、眺めている分には一向変化がなく、つまり岩と岩の間から水をぶら下げているだけの話である。忙しそうに見えて、実にぼんやりと怠けているところに、言うに言われぬおもむきがある。私は滝になりたい。」 この抜け感が好い。
  • 平野駿介
    平野駿介
    @shunchan880
    2025年3月19日
    これは脱力感がいい。力んでいない文章。飾ることを諦めた文章。だから親しみがもてる。 いずれポッドキャストで話します!
  • しおこんぶ
    しおこんぶ
    @kon14g
    2025年3月17日
    「私は貝になりたい」ならぬ「私は滝になりたい」で爆笑した。 「忙しそうに見えて、実にぼんやりと怠けているところに、言うに言われぬおもむきがある。私は滝になりたい。」
  • 白紙
    @hakushi_book
    2025年3月17日
  • ぱんちゃん
    ぱんちゃん
    @0015
    2025年3月17日
  • しおこんぶ
    しおこんぶ
    @kon14g
    2025年3月17日
    私も怠け者なので、できることなら一日中ごろごろしていたい。 「寝ぐせ」の押し売り撃退と、「猫と蟻と犬」のネズミ花火で脛に火傷する話が面白すぎる。声出して笑った。 百閒先生とはまた違ったタイプの変な人。小説も読んでみようかな。
  • のこ
    @noco-rob0
    2025年3月16日
  • 名古屋にいる弟に会いに行ったらプレゼントしてくれた、サンチュ~~~❕
  • まみ
    @mami2025
    1900年1月1日
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