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しゅさい
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@syusai
  • 2026年8月12日
    多類婚姻譚
    多類婚姻譚
    読み手によって感想が変わる、と作者インタビューにありましたが、本当にその通りで、安易に感想が言えない…自分の属性が明らかにされてしまいそうな怖さがある本でした。 1つ目がすごく感じが良い物語だったので、油断しました。言葉や物語の切れ味がすごくて、頭を抱えながら読み終えたところです。ぶっちゃけるとレスバトルが強い登場人物だらけでちょっと疲れました。 一方で料理や花、お酒、その人かコツコツ積み上げてきた仕事や生活の尊さ、地元(このご時世、地方を悪しざまに言うのはご法度とはいえ)の温かさに、救われましたし、安心を感じました…。 読んでて、NHKの夜10時からやるドラマになりそう!!と思ってましたが、ちょっとどうかな…と今は思います。というか1つ目のやつがかなり大変かも。 ラストの話が個人的に一番好きかもしれません。余裕のある、ちょっとイカれてて、能力のある女の人が好きなので。オチがよかった。
  • 2026年8月7日
    八日目の蝉
    八日目の蝉
    冒頭の緊張感と輝くような赤ん坊の描写にいっきに引き込まれました。外出先で読んだんですが、施設から脱出するくだりでもう本が閉じれなくなりました。新聞連載だったと知り、納得です。 対岸の彼女をこないだ読んだんですが、今回も構成がすごすぎる。終盤に薫が産まれてくる子どもに対して、貴和子と同じことを言ってるシーンでもう涙が止まらなかった。ダメな大人達と彼らと同じ振る舞いをする自分。それぞれに向き合っていく流れは眩しくて仕方なかった。 個人的にダメなやつはダメなまま報いを受ける、みたいな話と接することが多く、それを楽しんでいたり、納得していたりしてたんです。ただ、そういった存在が家族とか、まして血縁になってしまうと、滅茶苦茶しんどいし、下手すると自身のアイデンティティにひっかかってしまうんですよね。なので今作の結末とそれに至る物語はほんとうに良かった。 一章のサバイバルを思えば、シングルマザーくらいなんとかなる!なんて一読者としては彼女の選択を祝福したいです。
  • 2026年8月5日
    LAフード・ダイアリー
    「文章がめちゃくちゃうまい」という噂を聞いて……ちゃんというと三宅香帆さんのYouTubeで本書を知りました。 気楽に読めるエッセイかしら、食べ物の話なら自分も好きだし、LAはたしか2年くらい前に旅行したぞ!とルンルンで読み始めました。 ただ、こちら渡米に苦労する話から始まるんですが、小さい子どもがいる中での異国生活、思い当たる節がありすぎて、いろんな意味でまず胃が痛くなりました。旅先での食事って楽しみではありますが、ほんとうに難しい。コスパなんて考えたら気が変になる。いろいろ調べても予想を上回るなんてザラですし、好み、体調で苦労するのなんてあるある。そこに、ただでさえキツイ子どもの偏食が加わるんだから、もう大変です。解説の「神に祈りを捧げる」が身にしみました。もちろん後半の感動につながる部分でもありますが。 食事に関してはタコスやサンドイッチ、サラダがめちゃくちゃ美味しかった記憶があるので、作中の話にもうヨダレが止まらなかったです。答え合わせをしているような感覚になりました。まぁ、住むならカナダかなぁ…と身も蓋もないことを思ったりしましたが笑。 そしてレストラン評論でピューリッツァー賞をとった人がいることに驚きました。ジョナサンゴールド。LAの多様な食文化に対する深い愛とまなざし、「知ったかぶりをしない」。作中フェアネスという言葉が印象的だったんですが、こんな気さくで凄い人がいて、愛され、評価されたことになんだか感動です。 後半のレクチャーや多様性、画一性の話は読み応えがすごかった。作者が人文系の研究者でいらっしゃることを思い出しました(なんてアホな感想)。
  • 2026年7月31日
    夏帆
    夏帆
    やっと読み終えました…これで人様の感想を覗けます。よかった。 夏帆、春樹、あえてですよね…ハルキ、病状はどうなんでしょうか。心配です。また書き下ろし長編を読ませてほしい。 今作、若い女性が主人公ということでかなりマイルドな印象です。労る、癒し、穏やか。なかなか怖い描写もありますが、夏帆さんって気さくで素敵な女性ですし、すごく親しみやすいので安心して読めました。1Q84もですが、最近のハルキ作品の女性陣はかなり感じが良い気がします。本人もどっかで最近は女性のほうがサバサバしてるから書きやすいと言ってたような? 例のごとく、メタファーだらけだ!?何が何を意味してるんだ??ってちょっと苦笑いしましたが、ラストの「みんなそうやっていつかはいなくなってしまうのよ」が、、、、結局いつか物語れなくなるときがくる、イマジネーションの世界との別れがくる、みたいな意味に思えてすごく切なかった……。まだハルキの本読みたいよ……。
  • 2026年7月19日
    サンプル・キティ 1巻
    おすすめしてもらって読みました。 ほんとーっに、2巻からが本番という作品でした。少女マンガとSFの文脈って、あれなんなんですかね?想像以上に骨太な物語でとても驚きました…。 以下ネタバレ ◯フェアリーと高倉が映画に行った帰りのシーン!なんでこのビジュアルで泣かされるのかわからん!!すごい良かった!! ◯終盤のフェアリーとエリーのやりとり。インターステラーか?!いや、テネット?時系列いじる系の物語の醍醐味が集約されてる…。圧倒された…。 今作だけだと、エリーが本当にわかんない人なので続編を読まねば! あと、やっぱり母親まわりの描き方がすごく良かったなぁ。ドーンとしてた。
  • 2026年6月25日
    スモールワールズ
  • 2026年6月18日
    シグルイ 1 (チャンピオンREDコミックス)
    ブックオフに行ったときにざっと目を通していた思い出。むかーし、アニメをワオワオでやってたような…。 セールとか一気読み期間を逃すクセをなくしたい、今日この頃です。まさかの地元が舞台でお茶をふきました。掛川なだけに(笑うところです)。地域振興的な何かがないか調べて毛ほども出てこなかったのがおもしろかったです。あ、でも時代は違いますが、レイリも掛川らへんだったような。もしかしたら、目立たないだけで歴史的にいろいろおもしろい地域なのかもしれないですね。 とにかくメイン4人が色っぽく、というか淫らに描かれてるのが良かった。劇画なんですけど、特に藤木がやたら可愛くて、途中からかなり戸惑いながら読んでました。こいつを可愛く描く必要はあるんか…?下手すると女性キャラより可愛いような…。わたしの目がおかしいのかも…ボーイズラブ的な二次創作を探そうとする自分を今必死に押し留めてます。でもさ、口にモノをつっこんだり、頭からアレかけたりするのは…なんか…なんか…。 こんな名作漫画を読んでアホなことしか考えれなくて申し訳ありません。
  • 2026年6月12日
    言語化するための小説思考
    積読してました。作者がYouTubeで本を爆買いしてるとこ見て、なんか素敵な殿方がいる…と興味を持ちました。ただ著作がのきなみ分厚く、かつ難しそうだったので、読みやすそうなこちらをポチリました…。 小説執筆に関して複雑で深く、抽象的な話ばかりなのに、すごく読みやすかったです。あと終始テンションが低い感じがとても良かった。たしかに書き方の本ではないんですが、小説ってめっちゃ凄い媒体なんだな〜って元気をもらう系の本でした。頭良くなった気がする。そして不意に出てくるフレーズがやたらかっこよかったです。答えでなく、問いが大事って、めっちゃかっこいい…。
  • 2026年6月7日
    急に具合が悪くなる
    急に具合が悪くなる
    映画にそなえて再読。ちまちま読んでたのを今日で読みきった。さいしょに読んだのは何年前だ…? はじめは学生気分で知的好奇心をくすぐられる楽しさがあり、徐々に学者ふたりの本気に打ちのめされ…最後はなんだ…なんだろう…。学問という枠組みで生き様とか覚悟を見せつけられた感じ。めちゃくちゃかっこよかった。でも、やっぱり泣いちゃった。映画すごく楽しみ。
  • 2026年6月7日
    対岸の彼女 (文春文庫)
    中断してた本。傑作と聞いて読み出したけど、なんかつまらん…となってた。でも帯に140ページからすごいと書いてあって読みすすめた。結果、もう涙がとまらなくて。切ないだけでは終わらない。明日から生き抜く力をもらった。ぜんぜん登場人物たちと立場はちがうのに、私の物語って気がした。角田光代はほんとうにすごい。ありふれた登場人物しかいないし、なにか劇的な事件が起きたわけでもない。それでも、すごい読書体験だった。生活に根ざした細やかな描写がよかったのかな? そして表紙のふたりは葵とナナコなのだろうか…
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