ケアの倫理
62件の記録
- むこうやま@65yama_kana2026年1月31日読み終わった正月に読んだ本。いまさらメモ。 「(…)ケアの倫理は、異なりを抱えた存在者たちの不平等な関係性のために、個々の被傷性の程度には大きな違いが存在していることに対応するために人間社会は存在しているし、存在すべきだと考える。すなわち、わたしたち人間には、最も傷つけられやすい者たちを含めた、傷つけられやすい者たちがじっさいに傷つかないように配慮する社会的責任がある。その認識こそが、社会を構成する原理の端緒にあるはずだと考えるのだ。」 「ホッブズのようにひとが自生するかのように想定するのをやめ、むしろ、一人ひとりの生の端緒に思いを至らせてみる。すると、傷つけられやすい、環境によって左右されやすい、放置されると死に至るような脆弱な身体がある。そして、そうした身体が発するニーズを感知した者たちが、あるケア関係へと包摂されていくと想像できないだろうか。(略)ひとの端緒に傷つけられやすい身体があることから、そのニーズを満たすために社会が構成されていくと発想を転換することで、包摂を呼びかけているのは、他者に晒される身体をもつ依存する者たちであり、依存する者たちがまず社会に存在すると考えることができる。そして、このような傷つけられやすさと依存を根絶することは不可能であり、かつ理想でもない。」
TA@ta_04022026年1月31日読み終わった最近、フェミニズムの思想に関心があり、手に取る。そもそも自分自身が社会について考える時に、「ケア」の視点がほとんどなかった、あったとしても断片的なものであったと気付かされた。いかに「ケア」が人間同士の関わり、社会の活動の中で重要な役割を果たしていたとしても、その価値は政治や社会の中で無視されるか抑圧されてきた。だからこそ歪みを生んできた。そうした点を本書は指摘する。内容自体はかなり専門的で難しいと感じるが、それを超えて読む価値は圧倒的に大きい。「ケア」を視点として、どう政治や社会をつくり変えていくか、そのヒントになる一冊。おすすめ。
- nishii_books@nishii_books2026年1月4日読み終わった読書会した本フェミニズム無知な自分 最初からゴリゴリなので、なかなか噛み砕けなかった が、フェミニズムへのいろんな誤解、誤読の発見というのは、これからの思索に役立つ 己が苦痛になってくるので、やわらかい気持ちにしてくれるアイテム(お茶とか)あるといいよって囁きたい笑 黄色い本で同タイトルのケアの倫理は、読みやすいので、人を見てこの本の良さを伝えたい
TA@ta_04022025年12月31日読んでる「ケア」という言葉、最近教育業界でも聞くようになったけど、いまいち分かっていなかった。哲学の中で「ケア」をどのように位置付けていくかのギルガンとそこから派生している議論が面白いし、そもそもそうした議論があること自体、自分の不勉強のせいもあるが、新鮮。
ペリー@periperiperry2025年12月31日読み終わった非常に良かった。 個人的に「ケア」のバズワード化に疑問がある。その違和感を探りたくて同じく岩波新書の『ケアの物語』『ケアと編集』を先に読んだ。が、フェミニズム等から出てきたケアの話と、医療の臨床等から出てきたケアの話がごっちゃになってるせいか、ケアに注目することで何を批判しどんな主張をしたいのかがピンとこなくて混乱していた。 そこに本書を読んで、先に読むべきはこっちだったと後悔した。それくらい素晴らしい本。 フェミニズムの系譜からのケアの主題化を順を追って解説し、主張の内容、意義、これまでの議論を丁寧に説明してくれる。 ケアを語るなら必読。







- むこうやま@65yama_kana2025年12月14日3章まで読んだ。テキストが読者に向けて全く開かれておらず、かなり不親切。先行研究の検討がメインだが、既読なことを前提にエッセンスが凝縮されすぎているのでほとんどついていけない。岡野さんがどうこうというより、文章に介入するゆとりのない編集者による仕事なのでは……と邪推してしまう(横着せずちゃんといえばこのレベルの問題は解決できるのに)。 先に読了している家の人から「後半から面白くなるから、、」と何度も説得されて我慢して読んでる。ストレスが溜まる。


- チャモピーピーチャマ@chu_berry2025年10月5日読み始めたんで一旦こっちから読んでみますよ 市川沙央『対話でさぐる 共生の未来』において、障害者が訴えていたはずの「共生」が、健常者(マジョリティ)に奪われていることが痛烈に批判されていた。このテキストをきっかけに、言葉の横取りについて考えるようになっている。 自分はケアを提供しているのではないか、ともやもやする機会が増えた。しかしケアとは何か、自分が人に提供していると思っているものが実際何なのかはよくわかっていない。ケアの用法について現状の定義とずれがあるなら語を改める必要があるのかもしれない。




くりこ@kurikomone2025年10月3日読んでるp.94 「男性を対象にした道徳性の発達モデルにおいては、個人が置かれた文脈より、自分の考えを合理性や普遍性の入った原理に照らし合わせて明確に語ることが高く評価される」というくだりでは、一般的に男性は論理的だが女性は感情的であると言われていることと関連してるように思う。 男性が論理的に話せるというのは、この社会の文化が男性向けに作られたものであるから、その文化に付属する言語で容易に話すことができるのだ。「感情的である」と言うことはその社会の文化に属することができない豊かな言葉を持っていると言うことを示す。(ここは田中美津が『取り乱しウーマンリブ』の「取り乱す」と言うことを重要視してたこととも関連してるような。晩年田中美津が鍼灸師になったことも、男性向けに作られた社会で奪われた体を取り戻す過程なのかな)

くりこ@kurikomone2025年9月30日読み始めたずっと後手後手にしてた本。やっと図書館で借りてきた! 第一章を読む。 ラディカルフェミニストと、リベラルフェミニストの違いがいまいち分かってなかったのでそこから解説してくれるのが良い。なかなか面白い本!





いくぽぽ@ikureadsbooks2025年9月8日読み始めたようやく試験が終了し、まずは次の読書会の題材のこれ…!冒頭を少し読み始めたが、ケアの倫理って何なのか、フェミニズムとの関係性についてどんな問いや議論がなされてきたのか全然知らないな…と思いわくわくしている。試験勉強じゃない「知る」って嬉しくて楽しい〜!


Blueone@bluestuck42025年8月27日読み始めた読み始めた。自分には「ケアする」ことへの負い目(?)みたいなのがあることに気づく。独り身がいいと思っているのは、「ケアする」ことからできるだけ逃れようとしている面もある気がする。




ヒ@HikariKomiyama2025年8月20日読み終わった読書会少し前に読んだんだけど、先日8人で集まってこの本を頼りにフェミニズム読書会をした 発想を大転換させられる 具体的にどのようにケアしていくのか、どのようにケアを社会の中心に据えるのかというのはとても難しい話で 今のところはっきりと答えがでないけれど、希望の持てる話で読んでよかったなと思う(ほんとーーーーーにわたしには難しくて、特に一回めは苦しみながら読みました) それより、結局ケアとはなんなのか? ある差別を解決しようとすることは、自動的に他の差別をなくすことの助けにもなると思う 細くとも長くやるぞ〜




冷やしトマト@tomato_hiehie2025年6月5日読み終わった子育て, 介護, 不可避の依存関係のケアを担うことの意義とは。家庭内の女性に押し付けられてきた歴史背景から《ケアの倫理》を紐解いていく。個人ではなく, 関係性の中に生きるということ。社会を別軸から見るための手引きになる一冊。


さおり@prn9909082025年5月23日読み終わったバイアスは誰にでもあり無意識のバイアスにはかなり気付きにくいということ.(それはきっとわたしにもある)それを顕在化されることがとても大事なことなんだなと思った.ケアと政治が深く関係していることもこの本を読んで初めて知った.多岐にわたる内容で理解が足りてないところもあるからこれからまた色んな本を読んでまたこの本にもどってきたときに「そういうことか〜!」と思えるようになりたい.







































