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@tokitukin
読書記録
  • 2026年8月21日
    ブギーポップ・ミッシング ペパーミントの魔術師 (電撃文庫)
    ペパーミントのアイスが食べたくなる。 ブギーポップ・ミッシングというタイトルに相応しい…今まで読んだ中でも優しくて報われなくてささやかな話だと思った。優しさが必ずしも良い結果を招くわけではなく、痛みを忘れるということは結果的に人の前進を阻害するという皮肉な話でもある。 相手の痛みになった彼が近しい人々から忘れ去られていく様が寂しく切ない。 あと久しぶりに飛鳥井先生が登場して驚いた。彼のその後が描かれるとは思わなかった。痛みに関する2人の語りが好き。
  • 2026年8月19日
    夜明けのブギーポップ (電撃文庫)
    読み終わった。 前日譚をショート連作の形式にしているのかと思ってたら、さすがブギーポップ…群像劇が上手すぎる…! 様々な人々の始まりと終わりの物語でした。 この中だとパブリック・エネミー・ナンバーワンが好き。 「だから本当はいきなり始まることなどこの世にはなく、その前に色々と仕込みはすんでいるのだ。」
  • 2026年8月1日
    儚い羊たちの祝宴
    夢想家のお嬢様たちが集う読書サークル「バベルの会」にまつわる短編集。米澤穂信作品初読。 上品でクラシカルなのにどことなく不穏さが常にまとわりついているので内心どきどきしながら読んでいた。真相にヒヤッとする良いホラーミステリだった。 最後の作品が表題につながっているが、確かに「儚い羊たち」の話だ。 「身内に不幸がありまして」と「山荘秘聞」が特に印象に残った。
  • 2026年7月29日
    戻り川心中
    戻り川心中
    「花」を主題とした短編集。5篇とも情緒的な文章とトリック (真相)の両立がとても良かった。人感情の機微に置いたホワイダニットが多く、予想の斜め上をいく真相(特にタイトルにもなっている戻り川心中)には思わず感心した。 どの話も面白かったけど、特に遊郭を舞台にした「桔梗の宿」がある意味で狂気的な、悲しい結末も相まって特に印象に残った。
  • 2026年7月16日
    カフネ
    カフネ
    audibleにて。 小さな共感を重ねて、反発しながらも料理を通して次第に仲良くなっていく女性2人コンビが良いハートフルな物語だった。 「人間は自分以外の人間のことは何ひとつわからない。わかったような気がしていても、それは思い込みに過ぎない」など、家族や友人や互いに思い合っていた関係だとしても分かり合えないものはある、と改めて突きつけられた感じがした。それでも助けたいと、一歩踏み出して行動すれば人生を変えることさえできるのかもしれない。 心が折れてしまいそうなくらい、とても悲しい出来事があっても誰かと美味しいものを食べながら大切な人について話ができる。カフネでの活動を通じて前向きに生きていく薫子さんがカッコいいな、と思えました。 この作品に出てきた料理は全部美味しそうで自分も食べてみたいと思ったので、アレンジを加えたトマトとツナの豆乳素麺を作った。 次は卵味噌おにぎりを作りたいな。
  • 2026年7月15日
    反ミーム部門は存在しない
    反ミーム部門は存在しないがまさか書籍化するとは。読むの楽しみ!
    反ミーム部門は存在しない
  • 2026年6月18日
    星を継ぐもの【新版】
    星を継ぐもの【新版】
    最寄りの丸善で見つけたので購入。SF物理本を買うのが久しぶりすぎる。読むの楽しみ。
  • 2026年6月18日
    フロスト・クラック 〜連続狙撃犯人の推理〜(1)
    全てが電話の会話だけで構成されたクライムサスペンス。 珍しい構成の小説で、このような小説を『対話体小説』と呼ぶとあとがきで知りました。 事件を解決するために若い警官がとあるハンターへ協力を求める推理モノかな?と思っていたら、会話が進むにつれ思わぬ方向に。テンポよく話が進むので、あっという間に読み切りました。 時雨沢恵一先生の創るキャラと物語が好きなのでそう言った意味でも満足度が高い。面白かったです。
  • 2026年6月16日
    竜胆の乙女 わたしの中で永久に光る
    明治時代、先代の父が亡くなったため、残虐的で狂気に満ちた持てなしをする家業を継いだ少女を描く作品。 ラノベらしからぬダークな「怪異と契約して栄える因習家系」だと思っていたら予想外の方向へ行ってビックリ。大きな仕掛けがあると知った状態で読んでいたけど普通に驚いた。 わたし個人的に刺さる感じではなかったけれど、「物語は生きるための力になる」というメッセージ性が印象的で信念があった。結末が明るく、希望を感じられるのも良い。
  • 2026年6月14日
    ABC殺人事件
    ABC殺人事件
    今年初めから箸休めにゆったり読んでいたのをようやく読み終えた。 連続殺人なので推理というより、事件を追いかけていくメンタメ系の面白さもある探偵モノって感じ。 終盤のポアロの捲し立て推理がすごく面白い。結局最後まで犯人は分からなかった。再読すれば、ヒントはあちこちに散らばってるんだろうなぁ。
  • 2026年6月6日
    暁星
    暁星
    Audibleにて。 親が宗教の信者でその家族と子供たちの話。親が宗教にのめり込むあまり、子供は未来への選択肢をなくしていく。いや〜な家庭環境の描写には胸が詰まる思いがして、この辺りはさすがの湊かなえさんって感じだった。 『暁星』の意味がわかったとき、確かにこれは愛の物語だなと感じた。誰かと“二等分や半分こ”にしようとしても、きれいに割ることはできず、思いやりやすれ違いで偏りができてしまう。 巻末まで終わった後の暁闇の終章が切ない。『ただ星を守りたかっただけ』この言葉が本当に沁みる。
  • 2026年5月15日
    イン・ザ・メガチャーチ
    オーディブルで。 「人は誰かと繋がっていたい」を強く感じた。現代社会のメンタルを解剖された、ような気分になるくらいには所々共感できる、そうかもしれない、と思わせてくる場面があった。 「物語」を通した三者の視点が混じり合って、本人達は前向きでありつつも、良くない方向に転がって破滅してゆくのが恐ろしい。 視野を広げるのも、狭めることも、どちらも良いところと悪いところがあって、自分がこの中の誰かの立場だったら何を選べたんだろう。 読みながら自分自身の「視野」や他人の物語について考えさせられた。 共感する部分が多いため、何故人が「物語」に際限なくハマって行くのか、と言う感覚が少し理解できたような、やっぱり怖いな、と思った。
  • 2026年5月12日
    葉桜の季節に君を想うということ
    オーディブルで。 ずっと「なんだこの男は…」と思っていましたが、最後まで聞くとかなり印象が変わった。 正直ちょっとずるいなという印象を受けたけど。タイトルの意味も読んでしまえば、なるほど、そういうことかと… ここでも先入観や思い込みの強さを身に染みて感じた。
  • 2026年5月10日
    禁忌の子
    禁忌の子
    オーディブルで。 緊急搬送されてきた、自分にそっくりな溺死体に蘇生措置を施すところから始まる医療ミステリー。 だから『禁忌の子』なわけか。重たいテーマだった。 現役の医師ならではというべきか、医療に関する描写が細かくて臨場感があった。 育つ環境の違いで幸・不幸が別れていく過程はひじょうにしんどいものがある。描写で一番キツかったのはここかもしれない。 後半からは面白さが増し一気聞きした。読後感はなんとも言えない感じだけど、後味は悪くはない。
  • 2026年5月4日
    そして誰もいなくなった
    そして誰もいなくなった
    再読
  • 2026年4月26日
    世界でいちばん透きとおった物語
    よ、読み、終わった〜! 仕掛けに気付いた時は驚愕のあまりページ数を何度も行ったり来たりしてしまった。 紙の本で読む事の楽しさや良さを久しぶりに思い出させてくれた。 この体験があるから読書はやめられない。
  • 2026年4月25日
    探偵小石は恋しない
    オーディブルで。 森バジルさんの作品は初読み。 途中なんか変だな?と思っていた謎や違和感が後半で伏線回収されていくあたりはかなり楽しかった。色恋沙汰探偵のパートも、前提が全部ひっくり返る。面白かったです。 これは確かにネタバレ厳禁と言われるだけはある。事前情報なしで読んでください、としか言いようがない。 犯人には察しがつきつつも、『真相』には途中で叙述トリックの説明もしっかりされていたのに全く気づきませんでした。 「探偵はすべての真相を暴くけれど、すべてを伝える必要はない。」 にもなるほどな〜となりました。確かにね… かなり満足度の高いミステリ作品。作者さんの他作品も読んでみたいかも。
  • 2026年4月22日
    都市伝説解体センター 断篇集 痕
    都市伝説解体センター 断篇集 痕
    梨さん目的で買いました。 装丁が凝ってるな〜読むの楽しみ。
    都市伝説解体センター 断篇集 痕
  • 2026年4月22日
    竜と沈黙する銀河-Sogen SF Short Story Prize Edition- 創元SF短編賞受賞作
    第14回創元SF短編賞受賞作『竜と沈黙する銀河』を読みました。面白かった… あらゆる生物を自由に印刷する技術が普及した2035年という近未来を舞台に、古代からいる竜と、それに纏わる一族との因縁。竜とSFという相反する二つと、姉妹、百合、バディ要素ド盛りと内容が盛り沢山なのに破綻せずまとめ上げているのが凄い。 作者の方もドラゴン×百合×アクションSFと羅列していて「私はこれが書きたい!」が全面に出ていてとても良かったです。 生物が管理された社会と百合…という設定に伊藤計劃の『ハーモニー』を想像したので、好きな方には特にオススメかも?
  • 2026年4月22日
    ハーモニー
    ハーモニー
    確か映画→小説の順番に読んだ。 小説版のラストの方が好き。病的なまでに白い世界の話。 女の子が不穏なことでキャッキャうふふしてるのが書きたい、という動機(?)で病院入院中にハーモニーを書いたと聞いた時、ちょっとこの伊藤計劃とかいう人、かなりオカシイかも…と、思った。
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