サピエンス全史 上
148件の記録
haga@hagmy2026年2月13日読み終わった学生時代影響を受けた一冊。 年末からちょっとずつ読み読了! ホモ・サピエンスは虚構の力によって進歩してきたことが鮮明になる。 狩猟から農耕への転換はホモ・サピエンスの種を拡大したが、それは同時に悲劇でもあったという切り口は読み返しても面白い。

ゆめ吉@yume_books13572026年1月27日読み終わった読書日記書記の歴史が一番興味深い。考古学の中でも男女の比を問う場面があるが、著者は〝筋力〟の視点から論じている節が印象的である。それだけでなく、攻撃性や男性優勢な理由を挙げている。男尊女卑とまではいかないが、それとなくあげている。例えば、男性が男性に行為を抱いてはいけないことと神話を紐付けている。私がこれは男尊女卑だと非難したとする。きっと著者はこう答えるだろう、「この考えはあくまでも神話として残る伝承と科学と考古学的理念で推測して述べている」と。オリエンタリズムをよみ学ぶ感覚とよく似ている。抗えない事象という壁を。 「シュメール人は、自分たちの書記体系が詩歌を書くことにふさわしくないことを気にしていなかった。彼らがその書記体系を発明したのは、話し言葉を書き写すためではなく、話し言葉ではできないことをするためだったからだ」(p.212) よく、自分の読書記録は見せない方がいいと唱える方々もいる。智は見せるものではない、という意見が根深く残るのも、この書記体系から生まれたものかもしれない。小説や詩歌を広めるのはいい、だがどの本ら影響を受けたのか残さない方が良いと。何故なら、言語が残らない歴史があったからと。少なからず眼力上では論証になる件ではある。 私は、読書記録は残したい方である。 帝国主義が紀元前からある思想であることを考察する。だが、協和性の強い日本では不要な思想である。侵略すれば、必ず負ける。奈良時代の伽耶の戦も第二次世界大戦も暗にそれを示している。ヨーロッパを学ぶ上で必要な知識だろうが、戦前日本の帝国主義とは異なるだろう。強制力の方法が違うと感じる。上巻の感想は以上である。







ゆめ吉@yume_books13572026年1月24日まだ読んでるやっと農業革命。地道に読んでます。認知革命がモノを捉え出す革命なのかなと要約している。モノを捉える→認知する→祈るもしくは祀るの構造である。あとは、著者のご意見を読む。著者は考古学、民俗学や人文地理学まで知識を持っている。著者のバックグラウンドが広い。時間を空けて読んだが、ベクトルの哲学と文学的要素が強い。あくまで、主観だよなもある。だが、研究となると己の知識不足が顕著にわかり燃える。







J.B.@hermit_psyche2026年1月17日読み終わった人類史を出来事の連鎖としてではなく、認知・想像・制度という抽象的な力学の連続として再構成する試みであり、その射程は歴史書というよりも、人間存在論に近い。 ハラリが上巻で一貫して行っているのは、なぜホモ・サピエンスだけが地球規模の支配者になりえたのかという問いを、生物学的優位や道徳的進歩といった常套的説明から切り離し、きわめて冷徹な構造分析によって解き直すことである。 本書は人類を特別視しない。 その代わり、人類を虚構を信じる能力を進化させた動物として徹底的に相対化する。 この姿勢こそが、本書を単なる啓蒙書ではなく、読者の世界観そのものを揺さぶる知的装置へと押し上げている。 上巻の中心に据えられる認知革命の議論は、人類史の重心を物質的技術から認知構造へと移動させる。 ハラリにとって決定的なのは、石器の改良や火の使用ではなく、存在しないものを語り、集団で信じる能力の出現である。 神話、精霊、部族の物語、後には国家や法や神といった概念は、いずれも自然界には存在しない。 しかし、それらを実在すると信じる能力こそが、血縁を超えた大規模な協力を可能にし、他のヒト属を圧倒する集団行動を生み出した。 この指摘は、人類の成功を知性や理性の勝利として称揚する従来の物語を静かに解体する。 人類は真理を理解したから勝ったのではなく、虚構を共有できたから勝ったのであり、この逆説的な構図が本書全体の思考を貫いている。 農業革命に対する評価は、その思考の冷酷さを最も端的に示す部分である。 農耕は文明の出発点として語られることが多いが、ハラリはこれを人類の幸福という観点から徹底的に疑う。 狩猟採集民の生活と比較したとき、農耕民はより長時間働き、より偏った食事を強いられ、疫病と階層社会に晒されるようになった。 人口は増え、社会は拡大したが、個々の人間がよりよく生きるようになったとは限らない。 この分析は、進歩史観に対する鋭利な反証であり、歴史が前に進むことと人間が幸福になることを意図的に切り離す。 本書において農業革命は成功物語ではなく、制度が人間を拘束し始める最初の瞬間として描かれる。 上巻後半で扱われる貨幣、帝国、文字といった制度的発明もまた、同じ視座で再解釈される。 貨幣は経済合理性の産物ではなく、見知らぬ他者を信用するための物語装置であり、帝国は暴力だけでなく普遍的秩序という虚構によって多様な文化を統合してきた存在として描かれる。 ここで重要なのは、これらの制度が善か悪かではなく、どのようにして人間の行動を方向づけてきたかという点である。 法や権利、国家といった概念は自然法則ではなく、共有された信念の結果としてのみ機能する。 その意味で、人類の歴史は制度の歴史である以前に、想像力の歴史であるという理解が提示される。 ただし、この上巻の語りは、その明晰さゆえに危うさも孕んでいる。 広大な時間と空間を一つの理論枠で貫くため、個別の地域差や文化的多様性は意図的に捨象されている。 仮説と実証の距離が曖昧な箇所もあり、学術的厳密性という点では異論の余地がある。 しかし、それは欠陥というよりも、本書の方法論的選択である。 ハラリは細部の正確さよりも、世界をどう見るかという認知の転換を優先する。 その大胆さこそが、本書を正しいかどうか以上に考えざるをえない本にしている。 『サピエンス全史 上』は、人類を祝福もしなければ断罪もしない。 むしろ、人類が自ら作り出した虚構にいかに深く支配されてきたかを、淡々と、しかし容赦なく示す。 上巻を読み終えた読者は、文明を誇る視線を失い、人間社会を自然現象に近い距離から眺める視点を得ることになるだろう。 それは安心を与える視点ではないが、思考の自由度を大きく拡張する視点である。 本書上巻の価値は、結論ではなく、その視点そのものにある。
muu@mu_book_um2025年12月23日読み終わった下巻も含めて読了。 日本が中心じゃない人類史。 前提が変わって視点が変わることが、訳者も書かれていたけど、この本の1番の良さではないかと思う。 ボノボやゾウの話し、ブッダの話は好きだからするすると頭に入った。 後半の倫理観が問われそうな科学の部分はあまり、頭に入ってこず。 でもAIが生活のなかに普通に入ってくることは、もう抗えない流れなんだろうな。
ほやぼ@-oka192025年11月14日読み終わった@ 電車先史時代パートが面白かったーーーー 文字に起こされている歴史だけではないということ、教科書では2ページくらいに収められている時代にどれほどの出来事が詰まっているのかと、想像するための視点をたくさんもらった気がする。 付箋がたくさんついた。 よく知っている歴史の事象でも、人類史という観点を獲得するとこういう書かれ方をするのか!こういう捉え方ができるのか!とすべてが新鮮に面白い。 良いペースなのでこのまま下巻突入




トマト1号@tomato_12025年10月26日読んでるaudible@ 自宅Audibleだとすらすらいける。活字だったら向き合いすぎて挫折していたかもしれない。 11/15 上巻の7合目くらい。著者の論理展開に都合の良い決めつけがさらりと入っていたりもするけど、 ◎とにかく視座が新鮮。 ◎とにかく文章が分かりやすい。 ◎歴史や社会問題がとにかく苦手な私にでもアレルギー出ずに聴いていられる。 ☆「認知革命」「神話」
はやとくん@skh_oramikan2025年10月25日読み終わった科博で人類種に興味が出たので読んだ。歴史について詳しく記述するというよりも人類の軌跡について思考(?)する感じの本だった。下巻も読みたい。
モりこ@mooooori2025年9月15日読み終わった帝国主義・帝国の拡大は悪いことのように言われるけど本当に悪いだけなのか? 帝国が拡大していったことで我々は恩恵を得られた部分もあるのではないか?的な話がおもしろかった

かえ@kaepoyo2025年5月12日読み終わった冒頭の、原始時代における人類とは?にフォーカスしていく章はワクワクして読み進められた。 以降は個人的興味の範囲外だったようで、どう読み取ればいいかなぁと読む手がだんだん遅くなった…(楽しい本ではあったけど)。

King D@king_d2025年5月5日読んでる読み終わった本自体は、ハードカバーの時から目にしていたけど、先日外道さんのPodcastsで紹介されていて、興味を持った。 そういう意味で言うと、外道さんの娘さんの影響、となるのだろうか。
ゆめ吉@yume_books13572025年4月29日読み始めた物理的現象から始まる。 どのような側面から歴史を解くのか。 生物学から解くのか、化学から解くのか、科学から解くのか、または文化から解くのか、真剣に読みたい。








HAM@snoach222025年4月28日気になるaudibleで少し聴いたけど、この本は受動的に取り込むには適さないと思う。 ひろゆきおすすめだったり、『移動する人はうまくいく』で引用されてたり、何かと聞くので。
kuyoi@kuyoi2025年4月15日読んでる借りてきた人類にとって神話がいかに欠かせないかを学んだ。メディアの多様化によって神話の共有が困難になったのも世界情勢の不安定化につながってるのかも…? 明日には読み終わりたいなー



kuyoi@kuyoi2025年4月15日読み終わった学び!貨幣への信頼がある程度、社会的な共同主観性となった現代において、人間相互の信頼が低下しているのかもしれない。 たしか『嫌われる勇気』では、「他者信頼」がポイントの一つになっていた。貨幣と人間関係の複雑化には関連性があるのかも? 下巻も近いうちに読もうと思う























































































