黄金仮面の王
56件の記録
阿部義彦@xtc1961ymo2026年3月26日読み終わった驚いたことに発売3週間で3刷決定です!あと萩原健太さんの大瀧詠一の遺言「幸せな結末」も発売即品切れで重版が掛かってもうここも同じく3刷が店頭に並んでました。文藝春秋も対応早っ、新潮社とは違うなあー。


りなっこ@rinakko2026年3月24日読み終わったさっと手に取れる選りすぐりのシュオッブ、なんて素晴らしい。新訳以外の『マルセル・シュオッブ全集』収録作は再読。全集では手軽に読み返せないので、とてもありがたい一冊だ。 今回のお気に入りは表題作と『卵物語』『眠れる都』『木の星』『パオロ・ウッチェロ』『リリス』『ベアトリス』『擬曲(ミーム)』『平底船(バルジュ)の少女』



Cの字@cnoji2026年3月22日読み終わったずっと昔から読みたかった作家の短篇集 イメージの奔流という感じで、小説というよりは散文詩的な作品も多く、すごみを感じつつも入り込めないところもあった 訳者によって作品のトーンが異なるのがおもしろくて、特に多田智満子訳はユルスナールの『東方綺譚』で親しんでいたので、独特のねっちょりとした幻想性を味わうのにいい補助線になってくれた気がする よかった短篇→未来のテロ/顔無し/絵師パオロ・ウッチェルロ/平底船の少女

森々@mori_hkz2026年3月19日読み終わったすごく好きだった。 短編集だから内容は薄いのでは?と思っていたが、世界観やメッセージ性が濃密で飽きない。 西洋の神話には疎くダンテについてもそこまで知らないのでその辺りは読むのが難しかったが読めないということはなかった。 風景や物の詳細や風景の美しさや恐ろしさを楽しむのも良いと思う。 最初の話「地上の大火」は終末世界の話だが出始めの文が 「これまで世界を導いてきた信仰が、最後の力を振り絞ったが、ついに立て直すことができなかった。新たな預言者が登場しては、無為に消えていった。人の意思の謎は無理矢理解き明かされたが、それも無意味だった。もうそれは重要ではなかったのだ。意思と言うものが世界からなくなりかけていたのだから。あらゆる生き物の活力が今尽きようとしていた。未来の宗教を作るための全身全霊の努力も、身を結ぶ事はなく、人は自己本位の感覚のうちに安穏として埋没した。情動の紛失は、いかなるものでも認められた。」 で、これ今の世界にも当てはまるのでは?と思い震えた。 好きな話は「地上の大火」「黄金仮面の王」「ペスト」「顔無し」「木の星」「列車〇八一」「贋顔団」「運命を負った娘」 「顔無し」は江戸川乱歩の「芋虫」にも共通するような感じがした。 幻想文学とあるからファンタジーかと思っていたが、ファンタジーよりは現実よりで、現実よりかは不思議で知らない世界の話だった。






しんどうこころ@and_gt_pf2026年3月16日読み終わった子供は蟻を笑いながら踏み潰す。ここに悪意はない。無垢なのである。 無垢や純粋は決して救いではない。 また、世界は期待するほど暖かくない。むしろ時に、氷のように冷たくなる。 しかしそれもまた、罪でも悪でもない。 だが世界はどこか静かに美しい。 夢のように、幻想的に。 シュオッブはその世界を描く。 シュオッブの文体からは、神話のようなこぎみよい力強さと、心が漂うような幻想とが同時に感じられる。この二つが独特のリズムを生み出しているのだろう。 ときに物語はぐいぐいと前進し、ときに目が泳ぐような浮遊感を醸す。 相反するとも言えるこの感覚の交錯が、シュオッブの文学をより強く読者に訴えかけるものにしている。 そしてこの美しく純粋な情景が、突如として崩壊する。そこに悪意はなく、罪もなく、むしろその純粋さが生んだ破滅とも言える。 これは下手なホラー作品よりもよほど恐ろしい。美しさは、不気味なほどに恐怖を際立たせるのだ。 本書でわたしは「木の星」と「顔無し」が特に気に入った。 シュオッブの世界に、まさに身体の芯から浸れる作品なのではないだろうか。



ブックスエコーロケーション@books-echolocation2026年3月16日新刊入荷@ ブックスエコーロケーションブックスエコーロケーション、3月16日(月)open。11‐19時。ご来店お待ちしてます。 マルセル・シュオッブ『黄金仮面の王』河出文庫 幻想文学最深奥の短篇作家。驚異的博識から紡がれる、硬質かつ絢爛たる物語群。新訳5篇を含む全22篇、初の文庫傑作選!

阿部義彦@xtc1961ymo2026年3月14日読み終わった幻想文学好きには堪らない贈り物。フランスの夏目漱石の同時代人、マルセル・シュオッブが手軽に文庫で手に入る形になりました。西崎憲さんの解説によると、名前も忘れた友人の語った言葉、「シュウォッブがいきどまり、そのさきはない」うーん、分かるなあ。象徴趣味に溢れる幻想譚とでも言えば良いのか。私のお気に入りは「黄金仮面の王」「顔無し」そして、何より澁澤龍彦さんが、作中で断って引用して、さらに創作を加えて、全く見事なオチをつけた「鳥と少女」の原作となった「絵師 パオロ・ウッチェルロ」です。実在した、絵画技法に取り憑かれた芸術家の哀れな物語。これ、澁澤龍彦さんの翻案が見事で、唐草物語の最初の話で、この時筒井康隆と同時に泉鏡花賞を受賞しました。筒井さんの「虚人たち」も私は大好きで、中公文庫で2冊(1冊は新版で著者の増補解説付き)持ってます。とにかく代表作から選りすぐった22作が文庫で読めると言うので、発売5日目に重版決定、東京堂書店神保町店では、発売の週には文庫総合売り上げ2位の快挙。ボルヘス、江戸川乱歩や倉橋由美子らにも影響を与えた埋もれた作家、是非堪能してください。







阿部義彦@xtc1961ymo2026年3月9日買ったなんかこの本Twitterでもすごい話題で、ボルヘス、澁澤龍彦、江戸川乱歩にまで影響を与えた短編幻想文学作家!表紙もかっこいいし、買うしかないでわないですか!














































