記銘師ディンの事件録 木に殺された男
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煩雑@reading-1172026年8月9日読み終わった濃厚なSFミステリだった、大満足。 この本独自の設定や用語に慣れるまで大変だったけれど、物語の途中からは引き込まれてページを捲る手が止まらなかった。
蒐@shushu_ka2026年8月3日読み終わった中世ヨーロッパ的な世界観で、独自の改変技術で巨獣の襲撃の脅威に抗う人類が生きる世界を描くSF風ファンタジー。 巨獣の脅威が迫る中で起きた殺人事件の謎を追うミステリでもあり、とても読み応えがあった。 やっぱりバディもののミステリは面白い!クセの強い女性上司が安楽椅子探偵で、真面目な部下の青年ディンが助手というコンビの相性が素敵。 ディンは全ての物事を記憶する改変を受けているという設定なのだけど、この能力は読者視点の探偵助手役としては最強だなと思ったり。 巨獣の襲撃でいつ滅んでもおかしくない世界の中でも、自暴自棄にならず自らの正義感をもって真相を解明しようとする登場人物たちがかっこよかった。

tsubaki_fuyunohana@tsubaki_20252026年8月1日読み終わったミステリ+ファンタジー+冒険+SFの楽しみが詰まったバディもの、ハイレベルな謀略ものでした!! めっっっちゃくちゃ楽しく読みました。ラスト、もうページないよ!?というあたりでも容赦なく物語が展開するので、最後までずっと楽しみました。 続編の1日でも早い刊行をお願いします! ストロヴィも再登場して!!(あのシーンでぶっとびました。全然気づいてなかったので)



もとかつ@motok_22026年7月27日読み終わった小説。ミステリ。ファンタジー。 面白かった!世界観は帝国だとか巨獣(リヴァイアサン)だとか中世ファンタジーぽいけど能力強化だの移植だのはSFっぽい。その上で殺人事件が起こるバディものミステリー。 いろんな要素てんこもりで理解していくの難しいかなと構えながら読み始めたけど、読み進めるうちにどんどん世界観に没入していった。 とにかく世界観の構築の仕方が凄いなという感想。要素はファンタジーだけど科学っぽさもあって、階級付きな登場人物たちの人間ドラマもある。事件捜査の一方で災害的な巨獣の脅威もあるという舞台設定のバランス感覚が秀逸。 ミステリ的には最初は一つの事件を捜査してるだけだったのが話が進むに従って二重三重の展開を見せていき、話の広がり方が面白かった。 作中の職業やアイテム、能力など独自の用語がばんばん出てくるが不思議と読みやすい。翻訳で「記銘師」「司法省」「練薬省」など漢字が当てられており、それで大体どういうものかわかるのが良かった(当て字がどれもかっこいいですね)(横文字なルビ付きだし) 自分的にはけっこう厚い本だったので最初は1日あたりちょっとずつ読むみたいな感じだったが、中盤を過ぎたあたりからもう「ディン大丈夫か!?」とか「な、なんだってー!?」とか前のめり読書態勢になってしまい、中盤からは最後までノンストップで読んでしまった。 シリーズもので続編もあるらしいので日本でもまた続刊してほしい。
藤宮@huji38__2026年7月26日読み終わった色んなジャンルが混ざり合っててすごいな〜!って。その分世界観をまだまだ理解出来てないし何にも分かってない部分の方が多いけどまた読み直して理解していきたいな〜。 1つの事件が解決したと思ったらまた次の事件、その事件の概要が分かったと思ったらまた別の事件、、、。次から次へと事件が起こったけどその全てが繋がっててはぁ〜と。当初から犯人だろうと言われていた人が亡くなっててそっからどうなるの!?ってなってたら最終的に答えを出されて。 アナとディンの会話がとても好きだった。ただやっぱりアナが色々あとでねっていう雰囲気なので今!知りたいが!?ってなってた。 ちょっと性別の違いをあまり理解出来ていなかったのだけどディンは青年よね??ちょっと出てきた恋心的な相手も男性で良かったんでしょうか??これは次作とかでも出て来るのかな??
いぬい@inuiru2026年7月26日読み終わった面白かった……! 人体を改変した「特殊能力者」たちの帝国、安楽椅子探偵と助手、そして巨大怪獣……巨大怪獣??? よく分からんがとにかく好きなもの全部載せましたみたいなやつ、面白くないわけがないんだよな。 いやー、いい探偵だったなと思いながら読み終えたら、あとがきでこの探偵を書くきっかけになったのはネロ・ウルフだったと書かれていたので「あー!」となった、ネロ・ウルフ、いちばん好きな探偵です! 最終的にはレクターに似てしまったと書かれていたけど、そんなことはないと思う。 ファンタジーとしてもミステリとしても面白いんだけど、いわゆる「お仕事小説」として見どころがあったな、と思った。 p64−65 " 率直に言って、日々の雑務をこなすことさえ億劫になることがよくあった。食料を調達したり、家を直したり、家族の面倒を見たりすることに、なんの意味があるのか? 巨獣が防壁を突破すれば、ほんの数時間のうちに千人単位の命が奪われ、自分もそこに加わる可能性があるというのに、何かをすることに意味などあるのか? だが、帝国は生き延びてきた。皇帝が、そのような考えかたは誤りであると国民に告げたからだ。皇帝の彫像はいたるところにあり、そこには " Sen sez imperiya " という言葉が添えられている。ほとんど誰も話さなくなった古い言語、古カナム語で書かれていたが、誰でも意味は知っていた。" 汝こそ帝国なり " そして肝心なのは、国民がその真意を理解していたことだ。" われら全員の行動があってこそ、われらはここにいる " " 皇帝が登場するわけじゃないので実際のところはよく分からないんだけど作中ではこの皇帝がほんとうに「ひとりひとりの民に価値を認めている」らしくて、権力は腐敗するし指導者はバカ、みたいな印象のつよい昨今この支持率高そうな帝国ってすごいなと思った。 主人公のディンが無愛想でまじめで、周囲に半人前扱いされてムカつきながらも「自制心……」と言い聞かせながら働く姿には親しみを感じざるを得ない。 p407 " 「スベレクとアリスタンは正義を得ていません」 「ああ」アナが言った。「そうだね」 「十人の技官たちも正義を得ていません」 「そのとおりだ」 「なのに州府は、気にかける余裕さえないようです。リヴァイアサンが迫ってることを理由に。間違ってる気がします」 「間違ってる気がするのは、実際に間違ってるからだよ、ディン」アナが言った。「文明とは多くの場合、かろうじて維持されてる骨折り仕事なのさ。けれど心を強く保ち、頭を冷やせ。正義の塔は、一度にひとつずつ煉瓦を積み上げて築かれる。わたしたちには、まだ積むべき煉瓦がある」" 「一度にひとつずつ煉瓦を積み上げて築かれる」というフレーズに胸を打たれたんだけど、とは言え「正義」にはピンとこなくて、そもそも「正義を得る」という言いまわしは日本語ではあまりないような気がしたので調べてみたら、Justiceの語源はラテン語の「iustus(公正な)」なんだって。そう言えば正義の女神ユスティティアは天秤を持っている。つまり日本語の「正義」のイメージとはちがって、天秤が釣りあっている状態、均衡のイメージなんだな。 と考えてハッとした。この物語の探偵役であるアナは引きこもりの変人で、「外界は刺激が多いから」と言って目隠しをしているんである。ユスティティアは右手に剣、左手に天秤を持ち、目隠しをした女神だ! ハァ〜なるほどね! そして助手のディンはいっぱしの剣士なんである。なるほどね! 仕事にかぎった話ではないが、目の前の大きな問題、漠然としているのに消えない風潮とか、なんとなく満ちている厭な空気とか……どうにかしたいと思っても、ひとりの力ではどうにもできそうになくて、何をしても無駄だなって徒労感に襲われたり、虚無ったりすることはめずらしくない。ひとりでできることは、たかが知れている。 だけど「ひとつずつ煉瓦を積み上げて築かれる」ものがあるのなら、そのたったひとつの煉瓦を積むか積まないか、というのは大きなちがいだ。生きているあいだには、それはかたちをなさないかも知れない。けれど、もしかしたらだれかが、私の積んだ煉瓦の上に、またひとつ煉瓦を積むのかも知れない。 いるかどうかも分からない「だれか」を信じるわけでもないが……この小説に登場する人物たちは、じぶんの積んだ煉瓦が何かをつくり、何かを保ち、何かを守って、生かしていると信じて仕事をまっとうしている。ひとりひとりの働きが「世界」を維持している。 ところで……(ミステリのネタバレじゃないけどある種のネタバレ) ファンタジーとしてもミステリとしてもお仕事小説としても面白いんだが、何気にLOVEもある!!!!! いや、これ、私のラブコメフィルターが作動してるだけだと思ってたんで、それっぽいシーンが差し挟まれるたびに「いやいや……考えすぎだよ……」と主人公同様「冷静さと自制心を保て」と己に言い聞かせてたんだけど。 巨獣との最前線に赴くストロヴィ大尉を祝福する宴の場面。額や頬に油や絵の具を塗られた彼の顔を眺めながら、それらを憂いと共に拭い去ってやりたいと思うディン…… 「わたしの部屋に、洗面台があります」 「それをぜんぶ、落としてあげられますよ」 ハ、ハァ〜〜〜〜??!?! ここへ至るまで、ストロヴィ→ディンはうっすら匂わせつつもディンの気持は分からなかった。何しろ「冷静さを自制心」の塊みたいな男である。それが、おまえ、おまえ!!?!?! いや、しかし微妙に鈍いディンのこと、これがそういう意味ともかぎらんし……と思っていたのだが、それに対するストロヴィの答えが「ほ……本当にいいのか?」 ヒューーーーー!!!!! 思わずスタンディングオベーションする私だった。 すでにシリーズは三作めが刊行されているようだが、邦訳されるのはいつになるのかなあ、早く読みたい。楽しみ。
藤宮@huji38__2026年7月22日読んでるなんか結構序盤から木に殺された男って部分の共犯者は分かるんだね。その上で主犯の動機となぜ殺されなきゃいけなかったのかを探る感じ??それとリヴァイアサンも関わるのかな?雨季とか。 はぁ、ブラスの死亡だけではなく他の技術者も10人亡くなったと。それによってリヴァイアサンが防護壁を突破しようとした。その木に殺される事件=リヴァイアサンになるって事??
イツキ@maruitsuki2026年7月20日読み終わった本書は、ファンタジーの世界観と本格ミステリがきれいに組み合わさった作品だった。 舞台は、人間や植物を自在に改変する技術が発達したカナム帝国。主人公のディンも、一度体験したことを忘れない「記銘師」という特殊な能力を持っている。ただし、何でも簡単にできる万能な主人公ではない。文字を読むのが苦手で、捜査経験も浅く、自分にあまり自信がない。そんなディンが、奇妙な殺人事件を追いながら少しずつ成長していく姿がよかった。 そして何より魅力的だったのが、ディンと上司のアナの関係だ。アナはものすごく頭が切れる一方で、かなりの変人。相手を怒らせることも多く、最初はディンも振り回されっぱなしだった。それでも捜査を進めるうちに、二人がお互いの能力や弱さを理解し、少しずつ信頼を築いていく。その過程が、事件の謎解きと同じくらい面白かった。 リヴァイアサンという巨獣、能力と引き換えに代償を背負う卓越者、巨大だけれど壊れやすい帝国など、世界観もとてもよく作り込まれている。設定が飾りではなく、事件や人物の生き方に深く関わっているところも印象的だった。 奇妙な事件の真相を楽しみながら、未熟な助手と変人捜査官が相棒になっていく物語としても楽しめる一冊だった。





こはる@5858_read2026年7月19日読み終わったミステリーとファンタジーの融合作。特殊な能力を持つ人間たちや海から襲い来るリヴァイアサンといった設定にワクワクしつつ、探偵役の変人上司と主人公である無愛想な部下のバディも楽しめる、とにかく色んな面白さが詰まった物語。記銘師の何でも記憶できる能力がミステリーとの相性抜群!原作は既に3巻目まで発売が決まってるらしく、是非に日本でも……!海外の作品はどうしても読みづらさを感じてしまうけど、この作品は訳もめちゃくちゃ読みやすかった。

九日@kokonoka2026年7月15日読み終わった読み終わってしまったーーーーっめちゃくちゃ面白かった……殺人ミステリ書きたくてこんなとんでもない世界を作っちゃうってどういうことなの、500ページ読んでこの世界のこと何もわからんけど事件も捜査も謎解きも大変に面白かった。会話、台詞回しが楽しくてアナとディン大好きになってしまった。シリーズ全部刊行されて翻訳されて読了する未来があることを強く願う。もっと読みたい


- 足跡@asiato2026年6月28日読み終わった約1ヶ月掛けて読み終えた。 こんなに濃い小説は初めて読んだ。 設定から世界観、人物、環境なにもかもが初めて、その中で起こる殺人事件。 とても面白かった。

余白@ruisui2026年6月21日読み終わった数ヶ月前に読んだばかりの本を再読。 前回は購入した電子書籍を読んだけど、今回は、図書館で借りた本。 老眼問題と収納問題で、最近は何でも電子書籍を買うようにしているけど、紙の方が話が入ってくるのか、2回目だから入ってくるのか… めっちゃ面白い。 数ヶ月前と違って、湿気が身体にまとわりつくようなこんな梅雨で、台風や地震が頻発している今読むからかさらに面白く感じます。 2巻目以降、紙が電子で迷いそう…






みかん猫@choma2026年6月12日読み終わったひっくり返るほど面白かった。ファンタジー世界が舞台で、雨季になると巨大な怪獣リヴァイアサンに襲われる土地で起きた、奇怪な殺人事件の謎を解くお話。ミステリとしてもファンタジーとしても主人公の成長譚としても楽しめる傑作。Xでベタ褒めされていたのも納得。海外作品て文化的背景が違うのもあるのかスケールの大きさ、緻密さに驚かされるのだよね。続編も期待

いるか@iruka82026年6月9日読み終わった面白かったー!!! 今年一番になるかもしれない まだ折り返してもいないが ファンタジーでミステリーでSF 世界観も、能力の設定も完璧すぎる ミステリーとしての謎解き要素もしっかりとある 役職名や、土地名がたくさん出てきて読みにくそうだなーと思ってたけど全くそんなことなく、手が止まらなくてこんな時間😂 続編も5作まで続くらしいシリーズも絶対に絶対に読みたい! 分厚いけれど全人類買ってほしい! 所々に挟まる 友情というか信頼関係や、繊細にさり気なく描かれる恋愛描写もとっても好きだったな🥰





空音りんご@apple05032026年6月5日読み終わった面白かった! ミステリーとファンタジーが見事に融合して、世界観を崩さずにトリックと推理が成り立っている。何より、50代の女性上司と20代の男性部下の組み合わせがとてもいい。 続編も邦訳版が早く出るといいな。
空@chatbleu11252026年5月26日読み終わった公式の新刊紹介で斜線堂有紀さんが推薦コメントを書かれていて気になった本。ファンタジー世界でおきた殺人事件に派遣された新米捜査官見習い。見たもの全てを記憶する記銘師の技能で手掛かりを見つけられるのか。重厚な世界観でミステリ要素もしっかり読み応えがあり面白かった。

705@naschoko2026年5月20日読み終わった借りてきた神聖カナム大帝国の辺境で技術省高官が体から巨大な木を生やした姿で死んでいるのが見つかった。司法省捜査官アナと新人助手ディンが事件の捜査にあたる。 目隠しをして基本的に部屋から出ない変わり者の上司アナと、見聞きしたものすべてを記憶する記銘師ディンのコンビがいい! 帝国を脅かすリヴァイアサンや高度に発展した生体改変技術などファンタジー(SF?)要素が強め。世界観がしっかり作り込まれていて固有名詞も多く、ちょっと面食らったが慣れてしまえば面白く読める。 殺人ミステリとしてはやや物足りない気もするけれど、帝国やアナに関する謎がまだ隠されていそうなので次作がどうなるか楽しみ。




猯@647k382026年5月20日読み終わった評判違わずおもしろかった!! 雨季になると「リヴァイアサン」という海獣が襲ってくる世界、その血を使って人体動植物を改変して生き延びる者たち、SF風な重量系ファンタジー世界で起こる殺人を捜査、陰謀を暴いていく …ってかんじのやつ ミステリ、というより、しっかりめのファンタジー物語ってそれなりに謎や事件がつきものだけど、そこを広げて取り上げた事件物のかんじ 楽しーい! キャラが立っててどれも好き ヴァシュタ司令官がすき! 世界のからくりとか探偵役のアナの過去とか、手つかずの謎は散りばめられたままなんで、まだまだ続けるつもりなんだろうな 願わくばきれいに、風呂敷畳んで終わってほしい 作者の考えで、華々しいところでなく、工事とか建築とかそういう小さな労働こそが国作ってんだよ、っていうようなセリフはあるけど、特に物語には反映されてにない?かんじがする?ただの被害者としてすらいない?ので、次回そのへんも回収されるといいなー 気になるところは、 風呂の手伝いしてた使用人とかはいないの?感染しそうだけど?とか、デカブツが屋敷近づいてたら誰か気づきそうだけどとか、屋敷広いからか? ハウスキーパーは確かに家政婦だけども…メイド長でも弱いし…みたいなモヤモヤとかあった アナに女言葉使わなかったのはうれしいやったね! ロマンス彼氏っぽいの来たなと思ったらロマンス要素もあった 別にいいけど、次作ここにボリューム割かれたら嫌だな、恋愛が好きじゃないので でもなんで初回描写だけでロマンス彼氏役じゃね?って思わせられるんだろうな なんか他とは違うんかな

猯@647k382026年5月19日読んでる今のところディンの上司のアナの方がいいキャラしてる 変人有能一目置かれるというより遠巻きにされてるが本人はプライベートもパーソナルスペースもお構いなし倫理観にやや欠けるが正義心はあるらしいアウトロー一匹狼タイプ- さいかう@Kenkoku_02112026年5月18日読み終わった面白かった! 去年Xで情報見て気になってたけど買って良かった。 物語が進むにつれてディンとアナの信頼関係が深まっていくのが良かったし、次巻はディンの成長も見られるらしくて今からとても楽しみ。 フレット蔓の家とかリヴァイアサンとかすごく造形が気になるから、いつか絵でも映像でもどんな感じか見てみたいな。 ほんのり挟まる恋愛もあの柔らかで純粋な感じがとても好みだった。次巻でも触れてくれると嬉しい。

汐見@siomi2509272026年5月12日読み終わった面白かった!海外ファンタジーミステリー小説。ややSF寄り。 変わり者だけど卓越した推理力の捜査官と、見聞きしたもの全てを記憶する改変を受けた助手のバディもの。 事件の捜査を主軸に、雨季に海から襲いくる巨獣と、それへの対処を中心に人々が動いている世界観が見えてくる。 この世界でまだまだ物語が広がる余地があるのだろうなあ。2作目、3作目も邦訳が出てほしい。 記銘師、練薬師、数理師など独自の肩書きが出てくるけど、こういうのは漢字の相性が良いなと思う。英語でも面白そうではある。 翻訳もとても読みやすかった。翻訳が良いと原文も見てみたくなる。



ふーる@fool62026年5月8日読み終わった天才で変人の捜査官アナと、全てを記憶する記銘師ディンが、体から木が生える怪死事件の謎を解く。世界観が創り込まれており凄い。魔法はないけど、とてもファンタジー。能力強化の改造人間たちの世界でのミステリ、引き込まれ、堪能しました
立原透耶@ttoya2026年5月3日読み終わったミルジンが好きだ!好みすぎる! それにしてもすごい本だった。ファンタジーとしても一流、ミステリとしても一流、とにかく世界観がすごい。キャラも濃くてよき。 あとを絶対に恋愛だよな?と思っていた二人が、やはり結ばれてたいへん甘かった。嬉しい。
イマイメロ@imymelo2026年5月2日読み終わった記銘師ディンの事件簿読んだ! 見たものを記憶することができる記銘師である“わたし”は 司令官の体内から木が生えて亡くなった事件で見てきたことを 上司のアナに報告すると 彼女は黒ずんだ羊歯紙、枯れたキルピス茸、うだるような暑さ ぜんぶ目の前にある、後はきちんと見るだけでいいと告げる─ 面白いファンタジーミステリー! なるべく外界からの刺激を遮断し目隠ししながら推理するアナと 全てを見聞きし憶えて報告する語り手のディン 全てを見てはいても観察はしていないディンを手足として 推理をするアナのコンビが王道な探偵&助手っぽい感じで楽しいです! 読者に明かされていくこの世界の常識が ミステリーの舞台設定であり、推理の材料で更には帝国が孕んでいる問題をも浮かび上がらせていく アナのキャラクターも面白くって 何かと違法行為や罠を仕掛けたがる、やらせたがるのが好き 理由でっち上げて捜査しろ!とか言ってくる手足の身にもなってほしい この思わせぶりなこといっちゃう探偵と戸惑いながらも適応できるどころか予想以上の成果をあげる助手のスーパーコンビで 推理物だからしっかりファンタジーの設定が生活に根付いていて 建前や癒着といったイヤーな社会構造まで見えてくるのがいいですよね こういう目線のファンタジー好きです
藤@fuji1232026年4月25日読み終わったディンがクソ真面目と評されてるのがあまりしっくりきてなかったんだけど(違法薬物購入のおつかいは普通断るだろ)、後半で判明する彼が抱えている秘密とその受け止め方をみると、確かに君クソ真面目だね、と思った。 正直それでそこまで思い悩むのか、、って感じ ロマンスのほんのり具合がけっこうツボだった。 ただ状況が状況だから、君らそんなデートみたいなことしてていいの?の気持ちが通過した。これはわたしが勤勉ヒューマンすぎるのかもしれない。 2作目も楽しみだな〜〜
藤@fuji1232026年4月21日読んでる好きなフレーズ『冷笑主義は、腐敗した者たちにとっての便利な小道具なのさ。 世界全体が壊れて欺瞞に満ちているのなら、誰もが望むままどんな罪に溺れても許されるはずだ―もともと不公平な世界にあと少し不公平が加わったところで問題はない、と言い張るんだ。 そんな言い分に耳を貸さなかったきみは賢明だったよ、ディン』
りなっこ@rinakko2026年4月21日読み終わった頗る面白かった! 司法省捜査官アナ(変人天才中年女性)とその助手ディン(童顔坊や優秀愛想なし)のバディぶりも、つくり込まれた異世界も大好きだ。 神聖カナム帝国は、雨季の度に海から巨獣の襲来があり辛くも撃退を繰り返していた。国を守るのは、生体改変の技術によって特殊能力を得た卓越者たちの軍組織だ。高官の体から巨大な木が生えてきたという禍々しい謎の死から2人は捜査を始めるが、そこからもっと大きな陰謀事件に繋がっていく…。 ミステリーとしてもとても楽しんだ。薬液鍵とか羊歯紙、錬薬官といった独特な言葉にも魅かれた。






うない@tryagain2026年4月16日読了異世界ファンタジーアドベンチャーミステリ。 ミステリ部分より、海からやってくる巨獣に興味がわいて、ギレルモ・デル・トロの「パシフィック・リム」をまた観たくなりました。
u・ェ・u@koinu2026年4月13日読み終わった2026年おすすめ本とんでもなく面白かった!密度と満足感が濃い! リヴァイアサンという海獣?に襲われる国で、身を守るため国を守るため、様々な能力を後天的に身につけた人々の設定も面白い!探偵とその助手、関係者の立ち位置やキャラ付けも魅力的で、その上謎まで面白いんだからすごい本!



藤@fuji1232026年4月12日好きなフレーズ『神々に願いとして聞き届けられ現実になってしまうのなら、もう二度と冗談は言わない!』 笑ってる場合じゃないんだけど、笑っちゃった 可哀想に、ヴァシュタ総司令官
藤@fuji1232026年4月11日読んでる設定メモりつつ2周目読んでる ディン視点で各人の容姿が描写されるんだけど、読み返すとなんか明らかに、1人だけ、ねぇ😌って感じで楽しい もちろん事実としてそうってのもあると思うんだけど! 1周目も面白かったんだけど、読み返すのも楽しい本だな〜〜

- 鳥原@trhr2026年4月11日読み終わっためっちゃ面白かった〜! 細部まで綿密に作り込まれた世界観、そこで巻き起こる不可解な事件、そして迫りくる巨獣 読み始めると一気にこの世界に引きずり込まれてしまうような、すごい吸引力を持った作品ですね アナとディンのコンビがすごくいい 破天荒で変わり者の探偵アナと生真面目で堅物な助手のディン 二人が事件の捜査を進めていく中で少しずつ絆を深めていく 最終盤の臨界防壁を眺めながら二人でする会話が特に好きです リヴァイアサンは現時点では由来も目的も分からない謎に満ちた巨獣ですが、帝国にとって最大の脅威であると同時にその死骸から湧き出す物質によって帝国が独自の技術を発展させているというのが面白い 帝国のあらゆる場所で見られるグラフトも卓越者達もリヴァイアサンから生まれている 単純な破壊の象徴として描かれているわけではないところがこの生物の存在に奥行きを与えているなと思いました これだけ特異な世界で不可思議な事件が起こるにもかかわらず、ミステリとしては本格王道ミステリ的展開が繰り広げられます 現地調査、聞き込み、そこから探偵が謎を解き明かし関係者一同の前で披露する 最後のどんどん伏線が回収されていくところはやはりミステリ好きとして一番テンションが上がる部分ですね ちょっとしたバトル的なものもあるので、より盛り上がりました 年度末の忙しさでまとまって読む時間がなかなか取れなかったので、時間がある時に再読したいな 五部作予定ということもあり、まだこの世界については分からない部分がたくさんあるので続きが楽しみです あと、ストロヴィ大尉とディンの関係はここで終わりなんですか?ストロヴィ大尉好きなのでまた出してほしいです、切実に


- エマ@emerald2026年4月8日読み終わった最高くて、もう私の喜びです。 普段海外ミステリのニュアンスうまく噛み合わなくて読むのにめちゃ時間かかるけどこの本2日ぐらいで読了。素晴らしい本。続編今すぐにでも読みたい。




roiban@roiban2026年4月5日読み終わった最高。巨獣(リヴァイアサン)の上陸を防ぐ沿岸防壁が張り巡らされた世界で、記憶強化を受けた〈記銘師(エングレイヴァー)〉ディンが、木に体を突き破られ技官が変死した事件を捜査する。殺人ミステリーとしての面白さもさることながら、巨獣を中心に回る帝国の統治や生態系の作り込みが極上。感覚や肉体を強化する生体改変技術が巨獣に由来していたり、巨獣の死骸が異様な花が芽吹く危険地帯を作り上げていたりと、仄めかされるこの世界の成り立ちにはぞくぞくする。メインキャラクターはいずれも公務員で、間接的にせよ巨獣からの都市防衛に従事している。となると必然的に汚職捜査の色を帯びてきて、正義をなすこと、市民の平穏を守る責務についてかなりストレートに語りかけられる。シリーズはまだ続くようで今後が楽しみ。
群青@mikanyama2026年3月17日立ち読み保留本屋に行ったらハヤカワの文庫本の棚にない。しばらく考えて単行本の新刊平台を見たらあった。訳者による後書きを読んだら、SF+ファンタジー+ミステリーとのこと。しかも三部作で終わりではなく、作者的には五部作にしたいと。 うーん、うーん、うーん。 3,600円+税 とりあえず保留。数年後に単行本になったらまた考える。
碧の書架@Vimy2026年3月2日気になる読みたい欲しい斜線堂有紀さん推薦だそうで、とても興味ある! 斜線堂さんの推薦文 「一つのミステリの為にここまで贅沢な舞台を拵えるとは。これからのファンタジイミステリはこの作品と戦わされることになる。」 作品紹介冒頭 世界幻想文学大賞・ヒューゴー賞受賞、MWA賞最終候補。『進撃の巨人』風異世界の本格派ミステリ …巨人風ってどんなだろうw 地ならし?壁?
















































































