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きろひ
きろひ
@wh_37420
こんにちは 好きなジャンルは歴史・文学・哲学・エッセイ等 気軽にいいねを押しますが、怖がらないでください
  • 2026年5月4日
    デヴィッド・ストーン・マーティンの素晴らしい世界
    『村上ソングズ』『ポートレート・イン・ジャズ』といった村上春樹の音楽エッセイが無性に好きなので(おすすめです)、これも読んだ。上に挙げた2冊と比べるとより趣味性が高く、知らない人名や曲名や固有名詞がひっきりなしに出てくるが、それでもなめらかに読み切ってしまう。知っている内容ばかりが出てくる本を読むよりもさらに読みやすいという逆転現象を起こすほどのリーダビリティの高さがあり、どうしたらそんな芸当が可能なのか、といった観点でも読めるし、単純に新しい図柄を眺めて驚いたり、斬新な色使いをチラ見してそんな風にやって良いんだと思えたり、自分の知らない時代や地域で渦巻いていた熱気を想像してみたり、いろんな楽しみ方のできる本。
  • 2026年4月29日
    漢詩の名句・名吟
    体調がだいぶ悪かったので、これはいつもと違う本を読むチャンスだと思い、読みさしのまましばらく置いていたこの本を開いた。意識がやや朦朧としているせいで、李白が酒飲みでどうとか、酒中の趣がどうだとかいう話や、両人対酌山花開 一杯一杯復一杯という詩がわかった気になる(そんなことあるか?)。実際に飲んでいるのは当然ポカリスエット。
  • 2026年4月25日
    大田昌秀ー沖縄の苦悶を体現した学者政治家
    「なぜ大田には一方で慎重で妥協的、他方で感情的で批判ばかりという対照的な評価があるのか。しかしこうした対照的な評価こそ、大田という人物の、そして大田が生きた沖縄の現代史の複雑さを示している。」(p. ⅲ) 読み始めたばかりだが、日本・沖縄・米国の錯雑した関係を一身に背負った人生という感じがする。 戦後日本(の理念)への評価を決めかねていたり、沖縄関連のニュースを見聞きした時の分からなさが気になっていた自分には、考える材料としても、事実関係の再確認の意味でも、別の視点を追体験するためにもひとまず最適な本かもしれない。
  • 2026年4月21日
    ナチズムの記憶
    学術寄りのナチス関連の本で参考文献に挙げられているのをよく見るので手に取ってみたが、期待に違わぬ良書だった。農村ケルレと炭鉱町ホーホラルマルクを主な舞台にして、そこに生活した人々の記憶をさまざまな角度から眺めることで一つの時代が復元されていく。 大きな区分けで言えば、社会史とかミクロヒストリーとかに分類されるのかもしれないし、実際、通史では拾い切れない多くの部分に光が当たるのだが、何より心に残るのは著者のひとつひとつの証言に向き合うときの優しさと、残された史料を収集し読み込み位置づけ分析し纏め相対化する学者としての力量のバランスが取れていることだ。 おかげでこの題材に付き物の変に硬直的な文体とはひと味もふた味も違う文章になっていて、時に的確だけど無駄に格式張ってはいない。ふくよかさと鋭さが巧みに織り合わされている。多分に方法的でありながらも、方法に溺れない常識感覚が働いている文と視点が随所に光る。 いつもとは少し毛色の違う、でもやっぱり比較的ちゃんとした歴史の本を読んでみたいなと思っている欲張りなそこのあなた、オススメですよ。
  • 2026年4月18日
    聞く技術 聞いてもらう技術
    当たり前の聞く・聞いてもらうの循環を増やしていくことが社会を良くする、個人の深刻な悩みもそこの不全から発生している、というアイデアはなかなか面白いと思ったし、そのために紹介するのが実践しやすい小手先のテクニックばかりなのも好感が持てる。 「社会の分断」というのが問題意識としてどこまで共有されているものなのか自分にはピンときていないこともあり、そのあたりの文章はどうにも実感をもって読むことができなかったが、そこは著者の臨床の経験や、新聞の季評を核に作っていった本という事情にもよるのだろう。
  • 2026年4月14日
    村上春樹「象の消滅」英訳完全読解
    村上春樹「象の消滅」英訳完全読解
    英語で小説を読むことに憧れがあるのか、この手の本はつい手に取ってしまう。 すきま時間に軽く読むのに適した分量のセクションに分かれていて、電車などでも読みやすい。英訳だと原文からある文が消されたり足されたりしていることに、解説で指摘されて初めて気づくようなボケっとした読み方をしているが、そこも含めて視線もページも行ったり来たりしながら進むことができるのがこういった対訳形式の本を読む楽しさだと思う。一直線の読書ばかりではやや単調にすぎるので。 翻訳で写し取れるニュアンスも、写し取れないニュアンスも共に貴重なものに感じる。
  • 2026年4月9日
    トンデモ学説をぶった斬ったら比較言語学の入門書になった件
    作品紹介と目次でもう笑えるのでちょっと見てほしい。来月購入予定。
  • 2026年4月9日
    素晴らしいアメリカ野球 (新潮文庫)
    「それにしても、ファンの皆さん、われわれは何という人間だろう。そうだ、アで行こう。人間は諦めがいい。垢抜けしている。悪臭ふんぷん。あくが強い。あくどい。悪辣だ。あさはかで、あさましい。あたふたする。厚かましい。あっさりしている。あわれだ。甘い。圧迫されている。安心できない。カで行こう。快活だ、輝いている、過酷だ。がさつで、がつがつしている。カトリック教会的だ。神を信じている。がめつい。我慢がきかぬ。柄が悪い。がむしゃら。華麗。かろやか。監禁状態。感情的。癇癪持ち。感じやすい。寛大。サで行こう。策士。ざっぱく。寒々としている。さわがしい。さわやか。残忍で残酷。タで行こう。大胆。たのもしい。多産。耐久力がある。対抗意識旺盛。打算的。正しい。大それている。だめな。堕落している。ナで行こう。情ない。内省的。なげかわしい。なげやり。怠け者(…)」 といった具合の文章が出てきて面白い。これ一体どうやって英語から翻訳しているんだろう。遊び心に溢れた人間の定義でもあり、辞書を引きながら作った頭韻ジョークでもありそう。内容はアメリカの歴史の闇に葬られた第三の野球リーグをめぐる長大な話(妄想?)のようなのだが、それにとことん付き合ってもいいし、たとえば次のページをめくって全然別の話になっていてもそれはそれで構わないと読者に思わせるだけの妙な牽引力がある。リズミカルな文章には意味も分からずついていくことができてしまう。筒井康隆や高橋源一郎のハチャメチャな小説が好きな人には入っていきやすい世界かもしれないけど、そうでない層にも恐る恐るお薦めしてみたい。残り500ページぐらいある。
  • 2026年4月5日
    イスラム飲酒紀行 (SPA!BOOKS)
    建前と生活、歴史と現在、宗教と酒の単純ではいかない絡み合いから、それぞれのお国事情やそこに住む人々の態度が見え隠れする。 特にアフガニスタン、イラン、トルコでの話が印象に残った。 公的に禁じられていても現実には各地に存在している酒という飲み物と、著者の飲酒への情けないまでの欲望を鍵に、文化の内情や裏通りからの景色を眺めることができた。
  • 2026年3月24日
    都市を飼い慣らす
  • 2026年3月21日
    素晴らしいアメリカ野球 (新潮文庫)
    小説というよりは、言葉の洪水、文字の奔流、インクの無駄遣い、作家の悪ふざけ、と言いたくなるような序盤。読む側の精神状態によって、楽しめたり、無意味に感じたり、変に意味を見出したりしてしまうだろう。とにかく読み進めてみる。
  • 2026年3月21日
    Kwaidan 怪談
    Kwaidan 怪談
    書店で小泉八雲フェアをやってて、インパクトのある装丁が気になり購入。この前、EOWという英語辞書アプリをダウンロードしたので、それも使いつつ、ちまちま読み耽れたらいいな。
  • 2026年3月20日
  • 2026年3月20日
    容赦なき戦争 (平凡社ライブラリー419)
  • 2026年3月20日
    本 vs 煙草 5分文庫
    本 vs 煙草 5分文庫
    サクッと読めて、当時のイギリスの生活が垣間見える。 読書とそれ以外の娯楽との比較は誰しも心のなかで幾度かやったことがあるだろう。この小文では、読書にかかる費用を真面目に計算しながら、ユーモラスな表現がしれっと紛れ込んでいる。 自分は非喫煙者だけど、喫煙者の書くエッセイの方が面白い、という偏見がわりとあるかもしれない。
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