
やよい
@yayoi_0404
都内在住社会人。
おもに図書館本のため、話題書は時期が遅れがちです。
- 2026年6月7日
熟柿 (角川書店単行本)佐藤正午読み終わったよすぎてべしゃべしゃに泣いた。 そのときどきで"判断"を誤って、転がるように窮状に陥っていく主人公のかおり。第三章の美容室での「不安定さ」の描写がすごすぎる。 久住呂母娘が物語の光すぎて眩しい。 人から人への縁が転がり続け、かおりが「根をおろす」さまも愛おしかった。 早合点しがちなかおりと長期戦で人生を生きている土居さんはきっといいコンビだし、母と息子の再会も、この時期がきっと"熟柿"だったのだと信じたい。 - 2026年6月7日
- 2026年5月30日
ネタバレあり下村敦史読み終わった巻頭ネタバレ以外にもかなりしっかりヒントが提示されているので、犯人も共犯者もわかりやすいかなぁと思う。フェアネス! 「私」の存在によって、慣れるまでは文章が気持ち悪く感じて読みづらかった(視点が……どうなってる……!?となった)。 「私」は事故の後遺症で生まれた「三雲の別人格」だと解釈して読み進めていたので、「巻頭ネタバレ」と「私」の矛盾には気がつけなかった。 - 2026年5月30日
イン・ザ・メガチャーチ朝井リョウ読み終わった2.5次元俳優界隈に足を踏み入れて、もうすぐ20年になる。 …………なんでこんなに"悪いオタク"の解像度が高いんだ! 絶対に幽霊が出てくることがわかっているホラー小説を読んでいるような気分で、終始怖がりながら読んだ。 ちゃみするには「あの人」が運営にいることを知って衝撃を受けてほしかったなぁ。 - 2026年5月26日
魚が存在しない理由 世界一空恐ろしい生物分類の話ルル・ミラー,上原裕美子読んでる装丁に惹かれて手に取って半分くらい読み終わったところ。 著者の話はいらないんだよなぁ〜という気持ちに加えて、文章のノリにも、著者の論理の筋道にも乗れず、このまま脱落するかも。 - 2026年5月21日
オリーヴ・キタリッジの生活エリザベス・ストラウト,小川高義読み終わった沁み入った。 怒りっぽく口さがなくプライドだって高いオリーヴ。でもその内実は、男に惚れやすく繊細だ。 人生は思い通りにならず、どんな人物にも心が揺れるドラマがある。 - 2026年5月17日
爆弾呉勝浩読み終わった映画は未視聴。映画版キャストの佐藤二朗がちらつきまくった読書になった。 (類家は菅田将暉で想像したけど、山田裕貴なんだね) スズキの主張が、思春期に一通り考え終わることじゃない?と感じられてしまって、警察陣がショックを受けているのにいまいち乗り切れなかった。 中学生のころに読んでいたらもっと夢中になれただろうなぁ。 - 2026年5月17日
絢爛たる屍Poppy Z.Brite,ポピー・Z.ブライト,柿沼瑛子読書メモ・実在した連続殺人鬼2名がモデル ・Wikiで来歴を調べてみたら、たしかに「踏襲したんだろうなぁ〜」という描写があった ・絶版本らしく、Amazonで15000円!!!( ゚д゚ ) ・巻末の解説がパンクすぎる - 2026年5月16日
- 2026年5月14日
九龍城砦外伝 信一伝〔特装版〕ワン・チャイ,余兒,光吉さくら読み終わった映画『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』でこのシリーズを知って、『囲城』『龍頭』と読んで3作目。 これが噂に聞いていたココナッツおじさん……! 龍兄貴と秋兄貴の確執の原因とか逆鱗とかは読んだ覚えがないので、『終章』に繋がる伏線なのかな。 - 2026年5月10日
地雷グリコ(1)青崎有吾読み終わった闇のゲームがはじまったかと思ったら違って、やっぱり闇のゲームだった……! 何か事件が起きて、それを解決していくミステリーだと思いこんでいたので、バトルものでびっくり。完全にわたしの選択ミスだった。 「坊主衰弱」の方向性でシリーズ化されていたらもう少したのしく読めた気がする。 椚先輩のビジュアルを、スマホゲーム『あんさんぶるスターズ!』の蓮巳敬人で脳内想像しながら読んだのは、わたしだけではない……はず……! - 2026年5月10日
ダクダデイラ餅屋蛾気になる - 2026年5月10日
時計館の殺人<新装改訂版>(下)綾辻行人読み終わったなんて美しいクライマックス! 犯人が誰なのかと「時間のズレ」には読んでいる途中で気がついたけれども、単純にスライドしているのではなくて「時の流れ方」そのものが違うのだとは気がつけなかった。 時間が進む速度が違う……そんなのSFじゃあないですか!? 推理小説でありながらSF小説でもあるんだなぁと思ったし、確かにこれはものすごい物語だなぁと思った。 で、これが映像化してるんですか……? あのクライマックスシーンも……? さすがに無理でしょ〜(スケールが映画!)と思うのだけれど、『十角館』も見事に映像化されてたからなぁ〜。 - 2026年5月3日
- 2026年5月3日
異常【アノマリー】エルヴェ・ル・テリエ,加藤かおり読み終わったはー、人生。 183ページを読んだ時点で期待した方向性のストーリーではなかったけれど、最後の章を読み終わったら充足感でいっぱいになった。 訳者の方の、ラストの訳文にも拍手。 アンドレとリュシーとルイの話が一番印象に残ったかな。 - 2026年5月2日
異常【アノマリー】エルヴェ・ル・テリエ,加藤かおり読んでるあ、ああ、あ 今183ページを、読んだ……!!!!! うわああああああああああああああ!!!!!!!!!! 181ページの衝撃、凄い。でも183ページの衝撃はもっと凄かった。 - 2026年4月29日
成瀬は都を駆け抜ける宮島未奈読み終わった書影を見て、「卒業式の場面かな。タイトルも『都を駆け抜ける』だし京大入学から卒業までの物語なのかな」と思っていたら入学式の装いだったでござる。さす成! 成瀬の物語は、「今日は普段と一本違う道を歩いてみよう。そうしたら新しい出会いがあって、新しい世界が広がるかもしれない」という気持ちにさせてくれる。 特に、成瀬を通じて出会った人と人とが、「縁」を結んでいく描写がたまらなく好きだ。 わたしはこのシリーズを、成瀬と島崎のシスターフッドものとしても読んでいるのだけれど、最後このふたりで締められたのもうれしかった。 西浦くんと成瀬……成就してほしい!という気持ちと、成瀬と島崎……一生一緒にいてくれや!という気持ちは両立するのである。 - 2026年4月29日
- 2026年4月29日
- 2026年4月24日
世界99 下村田沙耶香読み終わった上巻よりもディストピア感が増しているので作者の方がより書きたかったのはこっちなのかもしれない?と思ったのだけれど、わたしにとっては「世界99(上)の長い長いエピローグ」のような一冊だった。 もっぱら「クリーンな人」で生きればよくなった空子が「事後」に感じられるからかもしれない……? 「マスコットキャラクター」となった小早川さんも魅力を喪失していて、最後の登場では壊れてしまっていて、哀しかった。 (「そういう世界」をこそ書きたかったのかもしれないけれど) ストーリー全体としてどう、ではなくて、日常のちょっとした感情描写にはっとさせられる作品だったな。
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