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- 2026年2月26日
社内政治の科学木村琢磨読み終わった本書は、社内政治を「避けるべきもの」ではなく、組織に必然的に生じる現象として捉え直し、それをいかにマネジメントするかを論じた一冊。平易で読みやすく、内容も興味深かった。 社内政治は、経営学における組織行動論の一テーマであり、国際的にも確立された研究領域だという。実際、人が集まればそこに“政治”が生まれるのだから、納得感がある。 印象的だったのは、マネージャーに求められるのは「社内政治を排除することではなく、それが常に存在する前提で、調整機能として活用すること」だとする点だ。 さらに、組織内で起きた出来事そのものではなく、「それを社員がどう解釈するか」を誰がどのように方向づけるのか、その解釈形成の主導権をめぐる力関係が、社内政治として現れる、という点も示唆に富んでいる。 こうした観点から見ると、社内政治は組織論やリーダーシップ論とも密接に関わっていることがよくわかる。 即効性のある問題解決の手引きではないが、「社内政治」という言葉に漠然とした嫌悪感を抱いている人にとっては、その見方を更新するきっかけになるだろう。特に、社会人初期からマネジメント層に入り始めた読者にとって有益な一冊だと感じた。 - 2026年1月3日
- 2025年12月11日
- 2025年11月29日
- 2025年11月19日
資本主義リアリズム 増補版セバスチャン・ブロイ,マーク・フィッシャー,河南瑠莉読み終わった前半はかなり抽象的で、もはやポエチック。興奮してるけど何言ってるかよくわからないって感じ。第4章の後半あたりから地に足のついた(というか、日本人である私にも理解できる)比喩が増えてきた印象。 イギリスのポップカルチャーに詳しくないので、比喩が分からず、ストレスに感じるところは多かった。まぁ、昔の音楽雑誌を読んでる感覚に近いかもしれない。 - 2025年10月27日
ケアする私の「しんどい」は、どこからくるのか山根純佳,平山亮読み終わった - 2025年9月12日
ネオリベラル・フェミニズムの誕生キャサリン・ロッテンバーグ,河野真太郎読み終わった富める女性には「働く母親になり、“バランスよく”生きる」ことを賞賛するが、その生活は貧困層の女性に外注することで成り立つ、という、“女性を分断させる仕組み”に関する本。 - 2025年8月7日
n番部屋を燃やし尽くせ米津篤八,追跡団火花,金李イスル読み終わった韓国のデジタル性犯罪を告発する女性2人のルポ。 日本でも小学校教師グループによる盗撮画像の共有事件があったが、韓国に後塵を拝していると思った。 - 2025年6月19日
僕には鳥の言葉がわかる鈴木俊貴読み終わった新しい研究分野を開拓する人は、ほんとうに情熱があり柔軟な発想をしている、と思った。研究への姿勢が、学生・院生時代から徹底されていて、“クレイジーな鳥好き”なだけではなく、研究者としても優秀なのだなと思った。 - 2025年4月29日
- 1900年1月1日
キャリバンと魔女シルヴィア・フェデリーチ,小田原琳,後藤あゆみ読み終わったマルクス主義やフーコーらの理論に男女の性差の視点がないことを指摘しつつ、資本主義体制を維持するために女性を管理する一環として魔女狩りが行われた、現代も継続しているその構造について論じている。分厚いが順を追って論述されているので読みやすかった。 - 1900年1月1日
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