

ゆきんこ
@yukinko-04
ゆきんこです
最近は近代文学を読んでることが多いです。
読書ペースは遅くて、じっくり読む派です。
波もありますが、感想投稿を続けていければと思ってます。
- 2026年8月20日
三四郎夏目漱石読み始めた - 2026年8月18日
消滅世界村田沙耶香読み終わった読んでるとだんだん侵食してくるような小説だから、一気読みすると頭がパンクしそうになった。 最後らへんはその世界がどうにか崩れてくれないかなって思った。 考えれば考えるほど思考が堂々巡りになったり、不可解な世界の正当性が見えてくるのがまたしんどい。 シンプルな正解とか、型が適応してくれれば何も考えなくても良くなるけど、その型を破壊する小説だし、読み手の立場とかもないから、さらにあやふやになっていく。 登場人物の、誰にも共感できないわけでもなく、ほんのちょっとずつ考えがわかるから、なお辛い。 面白いし、気持ち悪いし、投げ出したくなる。つまり最高です。 - 2026年8月12日
生命式村田沙耶香読み終わった『街をたべる』『孵化』 この二つの短編は他のに比べて常人でも理解できるような感覚だと思う。 路上に咲いたツツジの花の蜜を吸ってたことはあるし、公園に咲いてたブルーベリーみたいな実を食べようとしたこともある。弟は草食べたことあるし、子供の頃は意外と街食べてたなぁ。ちな草は喉がイガイガしたらしい。畑で育ったもん食べるのが1番だわ。 『孵化』も人間関係のあるあるを極端にした感じ。特に人格形成期とかだったら尚更不安定になるんじゃないかな。ラストは笑っちゃった。 生命式全体的に社会の常識を一回サラにして、人間を動物に返してる感じだった。自分が何者かわからないから、根源を探してアイデンティティを見つけて、私というものを見つけたい的な感じなのかな? 広くみるとこの世にルールはないけど、ルールとかレッテルとか貼られてないと自由の不自由みたいになって動けない。みたいなことを感じた。 もっと物語の面白さについてさらっと捉えたいのに、どうしても感想が要点まとめみたいな感じになっちゃってヤダ😖 - 2026年8月12日
生命式村田沙耶香読んでる『パズル』 主人公はロボットみたいで、生命への憧れを抱いている。舞を舞う舞妓さんをみて、人形みたい!と憧れた私とは正反対。 だけど、自分がロボットみたいって考えたことがある人とか、自分の存在にゲッシュタルト崩壊したことがある人には共感できるところもあると思う。私も、ところどころで共感した。 主人公に対して、こいつとうとう臓器で呼び始めたぞ。と心の中で突っ込みながら読了。シリアスだけど、滑稽でどこか面白い要素を含んでいるのが好き。 - 2026年8月7日
生命式村田沙耶香読んでる『ポチ』 『魔法のからだ』 『かぜのこいびと』 読了 『生命式』とかとはまた異なった世界観。だけど村田沙耶香さん節はすごく感じる。 ウイスキー飲みながら読むのはすごく贅沢だけど、あまり頭が回らなくなっちゃうからやっぱりシラフで読む方がいい。でも、より直感的に作品を感じることはできるかもしれない。 『魔法のからだ』『かぜのこいびと』と、官能小説予備軍みたいな感じ。描写が美しかったり、性的なことが描かれていたり。 『魔法のからだ』は独自の価値観みたいなものがあって好き。私も、性的なものを退ける対象だとは思えない。そうだったら、芸術は成り立たないし、排除される対象になってしまう。 『かぜのこいびと』は風太というカーテンを一人称の語り手として位置させた作品。なんとなく、セカオワの『umbrella』を思い出した。異彩の三角関係。描写が美しい。 酔って感想書いてるから、支離滅裂かも。でもまたこれも一興。読み返す楽しみが増えるってものよね、 - 2026年8月4日
生命式村田沙耶香読んでる『素敵な素材』『素晴らしい食卓』『夏の夜の口付け』『2人家族』 極論で話を展開するのがとてもうまいっていう印象を持った。 現実のマジョリティをマイノリティにして、マジョリティにマイノリティの感覚をわからせてる。マジョリティが常識を作るから、常識が揺らぐような感じがする。 ありえないのに変にリアルで、世にも奇妙な物語みたい。 『素晴らしい食卓』は奇妙なコメディが盛り込まれてたから、ちょっと笑った。 他にもいろいろ考えてたけど、短編ってポンポン読んじゃってなに考えてたか忘れるから困る。 - 2026年7月31日
生命式村田沙耶香読んでる『生命式』 読んでる間に吐き気が… 一言で表せばグロテスク。 でも、グロテスクなだけじゃなくて、そこに根本の芯が刺さってるから好き。 グロテスクって感じるのも、今の時代の常識からきてることだし、海外の人が生の魚を食べるのを気持ち悪いと感じるように、日本人がある国で成人の誕生日に羊を一頭丸々焼いて、それを食べたら一人前になるっていう風習に抵抗を抱くように、グロテスクと感じる土台の常識は割と小さい世界の話なのかもしれない。 その国で食べた羊の脂肪の味を思い出しながら読んだ。なおさら気持ち悪くなった。ぷるんとした脂肪とかいう描写に、その時のことを思い出さずにはいられなかった。 とりあえず、しばらく肉は食べたくない。 - 2026年7月31日
生命式村田沙耶香読み始めた - 2026年7月29日
吾輩は猫である改版夏目漱石読み終わったずっと読んでたけど全然読み終わらなくて、結局1ヶ月くらいかかってしまった。 全体的にはコメディ調で、とんちの聞いた話が多い。笑った。 吾輩は猫であるが書かれた時代が丁度西洋化が結構進んでいたこともあってか、西洋化への批判も書かれていた。 西洋の思想は日本のこれまでの思想とは正反対だから受け入れ難いっていう意見は、福沢諭吉はじめこの時代のインテリはよく考えていたんだなあと思った。 もう西洋思想にどっぷり染まってしまった今だからこそ、従来の日本の考え方顧みることも大切だし、それを取り入れた方が生きやすくなりそうだ。 それに加えて個性の話もあった。私の考えがちょっと足りてないけど、今の個性ってどうなってるんだろう。この頃は人工知能ができるなんて考えもしないだろうから、ちょっとズレるかも知れないけど、西洋化によって、個々人の在り方も少なからず変わってるよね。かつての日本の人同士のつながり方も良くわかんないからわかんないや。 1番最後の話は心をえぐられた。 『坊っちゃん』を読んだ時も思ったけど、やっぱりチェーホフの『桜の園』みたいに、喜劇の皮を被った悲劇を描く。『吾輩は猫である』の最後も、悲劇といえば悲劇だけど、もしかするとそうではないのかも知れない。『有難い有難い』で終わるんだから。 最後の自殺の話。結局最後は自殺に帰結する。私もそう思う。夏目漱石も、こんな後ろ暗い考えを持っていたのは、ちょっと意外だった。いや、『こころ』とかもそうか、暗いか。でも、イメージ的に、国民的な文学者だから、なんとなく。 その考えの先を描いた作品はあるのだろうか。 私も、その考えに至ってからずっとその先を見出せないでいる。 私にとって、その考えは真理でしかなかった。でも、人の文章でそれを観ると、悲しくなった。 猫ちゃん死んじゃったから、それも悲しくて、うちの猫に顔を埋めて匂いを嗅いだ。 本人にとっては救済でも、はたから見れば悲しい。 はたから見れば喜劇的でも、本質は悲しい。 ぐちゃぐちゃで、よくわからない。 私は、まだ人生経験が浅いから、これからずっと考えていくことなのかも知れない。 - 2026年6月9日
- 2026年6月8日
メンヘラの精神構造加藤諦三 - 2026年5月22日
新版 國語元年井上ひさし気になる - 2026年5月22日
吉里吉里人 上井上ひさし気になる - 2026年5月20日
吾輩は猫である改版夏目漱石読み始めた - 2026年5月20日
道草夏目漱石読みたい - 2026年5月20日
読み終わったミュージカル『アイ・ラブ・坊っちゃん』が今上演中ということで、読んでみた。 教科書で読んだことはあるけど、こんなに面白いとは思わなかった。単純で無鉄砲な坊っちゃんの一人称だから、一文が短くテンポよく進む。 真面目におかしなことを言うからさらに面白い。 でも、コメディで面白かったで終わらせちゃいけない。このコメディの中にはちゃんとテーマがあって、一本の明確な芯があるように感じる。 語ると薄っぺらくなりそうだからやめる。 解説に、この物語が今もこんなに新鮮なのは、今もこういった人間関係があるからだと書いていた。 前ならそうなのかもしれないけど、私からしてみれば赤シャツみたいな人ばかりがいて、坊っちゃんや山嵐みたいな人は絶滅危惧種になりつつあると思う。個人主義が蔓延する今、坊っちゃんみたいな義理人情は大切かもしれないけど、意地になればあまりに昭和的になる。 馴れ合いばかりで、喧嘩もしないこの時代を見たら坊っちゃんはなんて言うだろう? 坊っちゃんの無鉄砲さは、子どもの時にはよくみられた。賢く生きるために捨てた、今では尊いものだ。きっと、そんな今こそ読むべき作品だったのだろう。また、手に入れたくなった。 - 2026年5月19日
百年の孤独ガブリエル・ガルシア=マルケス,鼓直気になる - 2026年5月19日
- 2026年5月19日
ハウスメイド2フリーダ・マクファデン,高橋知子読み終わった読みやすくて、引き込まれるエンタメミステリ。 個人的には1より2の方が面白かった! 翻訳だけど特に違和感なく、さらさら読める。 人気なのも納得。 - 2026年5月19日
ハウスメイド2フリーダ・マクファデン,高橋知子
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