
zelkova
@zelkova
海外文学(最近は特に韓国)とファンタジーばかり読んでいると思っていたけれど、意外とミステリーやらなんやらも。
- 2026年1月7日
准教授・高槻彰良の推察12 破られた約束澤村御影,鈴木次郎読み終わった娘に勧められて読んでいるこのシリーズ、初めの頃のこわおもしろいのが好きだったのに、どんどん暗く重たくなってくる。今回も娘が「うわー…ここで終わるなんて…続きが気になりすぎる…」と言いながら貸してくれたので覚悟しながら読んだけど、ここまで来るともう、なんというか、最後はめでたしめでたしだと信じて待つしかないな。 - 2026年1月5日
英国諜報員アシェンデンサマセット・モーム,金原瑞人読み終わったここで知って読んでみた。 どことなくとぼけた雰囲気の前書きから煙に巻かれている気がしてくる。登場人物はクセのある人ばかりで、あまりお近づきにはなりたくないなと思っていたはずなのに、細かい描写を読んでいるうちに愛着が湧いてくる。可笑しくてスパイ小説であることを忘れそうになるけれど、諜報活動や戦争の重苦しさや悲しさも描かれている。 モームを読んだのは初めてだったけれど、こういう人間観察やユーモアや絶妙な会話が読めるならほかの作品も読んでみたい。 - 2026年1月2日
不思議な羅針盤梨木香歩読み終わった梨木さんの作品は植物や鳥などの生き物がたくさん出てくるところが好き。このエッセイも、生き物の細かいところまで観察していたり、それらを見て感じたことを人に置き換えて生き方などを考えたりしているのがおもしろい。クリスマス・ローズを「彼女」と言ったりするものの、過度な擬人化をするわけではない距離感もいい。 社会全体が排他的になることや、自己犠牲を強いる風潮、非常時の名のもとに一律に同じ価値観を要求され、その人がその人らしくあることが許されない社会を批判する記述もあり、大いに共感したのだけれど、このエッセイが連載されていたのは2007〜2009年。2015年7月の文庫版あとがきでは「以前にも増して国の先行きに危機感を感じる世の中になってきた」と書かれていて、今はさらに…と思うと暗澹たる気持ちになるけれど、「それでも怯みながらも手探りしていれば、食べられるどんぐりを見つけることがあるかも知れない」と思っていよう。 - 2025年12月29日
ラプラスの魔女東野圭吾読み終わった東野圭吾はもう読まなくてもいいかな(というほど読んでないけど)と思っていたのに読んでしまったのは、タイトルが気になったのと、娘と同じ本を読んで感想を語り合いたいのと、やっぱりおもしろいからなんだろう。先が気になってどんどん読み進めてしまうところと、読み終わってからちょっと文句を言いたくなるところ(偉そうなこと言ってスミマセン…)も含めてのおもしろさ。なんだかんだ言って、また読んでしまうんだろうな。 - 2025年12月29日
- 2025年12月29日
- 2025年12月27日
彼女の思い出/逆さまの森J・D・サリンジャー,金原瑞人買った本がほしいと言う娘と一緒に本屋さんに行って見つけて、こんな本があったのかと嬉しくなってすぐ買ったんだけど、サリンジャー好きなのに知らなかったなんて…とちょっとショック。 - 2025年12月26日
- 2025年12月25日
- 2025年12月25日
光と糸ハン・ガン,斎藤真理子買ったノーベル文学賞受賞者は受賞したことで名前を知った人ばかりで、受賞前から作品を読んでいたのはハン・ガンが初めてだったかもしれない(…と思って調べてみてカズオ・イシグロもいたことを思い出したけど)。そんなハン・ガンの受賞後初の作品なので、読むのが楽しみ。読みかけの本があるし(これもハン・ガンに関するもの)、ゆっくり読みたいから冬休みになってから読もう。 - 2025年12月14日
マスカレード・ゲーム東野圭吾読み終わった事件の意外性や少しずつ謎が解き明かされていくところはさすがのおもしろさ。被害者遺族から見た罪と罰のアンバランス、罪を償うとはどういうことなのかなど、考えさせるところもある。 でも、このシリーズの前作から気になっていた女性の描き方が、さらにひどくなったように思った。美人かどうか(客観的な容姿ではなく)が女性の登場人物だとたいてい言及されるし、「嫁のもらい手がなくなる」や年下の女性上司について「じゃじゃ馬を調教する」などの言い方もある。女性のミスを男性が黙って代わりに責任を取るというのも、「強い男性が守ってやらなきゃならない弱くて感情的な女性」という作者が望む女性らしさや女性蔑視が滲み出ているんじゃないかと思う。残念。 - 2025年12月8日
あしなが蜂と暮らした夏甲斐信枝読み終わったアシナガバチってこんなこともするのか!と驚くことばかりの観察記録。そこまで手出ししてはまずいのではないかと思うところもあったけれど、学術的な調査ではないからいいのだろう。学術的なものではないからこそ、「いてもたってもいられぬ風で」とか「母蜂は意を決したか」など、やりすぎない程度に擬人化したような表現があり、微笑ましい。 またアシナガバチの巣を見る機会があったら、私もゆっくりじっくり観察したいな。 - 2025年12月7日
あしなが蜂と暮らした夏甲斐信枝借りてきた読み始めたここで見かけて知った本。 アシナガバチとは野外調査のときによく出会っていたけど、おとなしくて穏やかで、せっせと働く様子を眺めるのが楽しかった。そんなアシナガバチと「暮らした」というのだから気になってしまい、図書館で借りてきた。 冒頭の著者のスケッチが美しくて、「◎やぶがらしとくずのかっとうを撮影すること」というメモには笑ってしまった。 種名は普通はカタカナで書くものだけれど、あしなが蜂、やぶがらしなどとひらがなと漢字で書いてあるとやわらかい雰囲気になり、著者のスケッチと合っているように思う。 - 2025年12月6日
クスノキの番人東野圭吾読み終わったクスノキは大きくなるし、長く生きる。そういうクスノキなら不思議な力を持っていそうな雰囲気がある。 いい話だとは思う。 でも最近は本を読んでいて細かいところを気にしがちなのかもしれない。今回は、人の秘密を無理に知ろうとしているのが気になってしまった。秘密を探って知っていかないと、物語が展開しないからしかたないんだけど。 - 2025年12月5日
- 2025年12月1日
- 2025年12月1日
- 2025年11月28日
マスカレード・ナイト東野圭吾読み終わった騙し騙されの複雑なストーリーはさすがなんだけど…。 シリーズ2作目まではあまり感じられなかったジェンダーバイアスやルッキズムが目について気になってしまった。ちょっと残念。 - 2025年11月24日
マスカレード・イブ東野圭吾読み終わったこの作品の本筋ではないけれど、「働く女性の敵は、どこにでもいる」というところがよかった。 前作『マスカレード・ホテル』でも「社会において女というのは男のアシスタント役だから、ということですか」と怒るシーンがあり、作者がこういう意識を持って書いている作品だから、読んでて嫌な気持ちになったりしないのかなと思った。 - 2025年11月23日
マスカレード・ホテル東野圭吾読み終わった一流ホテルという非日常的な場を舞台にしてテンポよく展開していくのがおもしろい。ミステリーはけっこう好きなのに物騒なことは苦手なので、殺人事件を防ぐことがメインのこの作品は怖い場面が少なかったのもよかった。
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