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zelkova
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@zelkova
海外文学(最近は特に韓国)とファンタジーばかり読んでいると思っていたけれど、意外とミステリーやらなんやらも。
  • 2025年10月5日
    人形の家
    人形の家
    青空文庫の『人形の家』を読んでみたら、あらすじは(というか結末も)知っていたのにおもしろくて、1879年に書かれたものだというのに最後はノラに共感して励まされることに驚いてしまった。 青空文庫だと旧仮名遣いなので古いものと認識しながら読んだけど、現代仮名遣いだったらもっと近いの時代のものだと思ってしまっていたかも。イプセンや当時のノルウェーのことが気になる。これは詳細な注釈が付いているというので読んでみたくなった。
  • 2025年9月30日
    ハックルベリー・フィンの冒けん
    ハックルベリー・フィンの冒けん
    愉快な冒険物語かと思いきや、奴隷制やら「しゅくえん」やら良心やらが怖かった。楽しいはずのドタバタ部分もドタバタしすぎで(特に最後のほう)読んでいて疲れてしまうほど。 ハックの一人称で語られるので、ひらがなばかりで最初は読みづらそうに思ったけれど、すぐに気にならなくなり、ハックの話を聞いているような気分で読み進められた。さすが柴田元幸さん。これを読んだら『ジェイムズ』と思っていたけれど、柴田さんの「『ハックルベリー・フィンの冒けん』をめぐる冒けん」も気になる。
  • 2025年9月23日
    スウェーデン森と暮らす
    スウェーデン森と暮らす
    この本を読んだ限りでは、どうやらスウェーデンではまったく問題がないわけではないものの、公益的機能を重視した持続可能な林業が行われているようだ。限られた範囲でしか取材していないからそう見えるだけなのか、フィンランドよりうまくいっているように思える。フィンランドとは隣り合っていて、湖や湿地が多いことも自然享受権があることも共通しているけれど、スウェーデンはフィンランドほど寒くないからか。戦争の影響もあるのか。 この本の主題からははずれているけれど、「スウェーデンはスタディ・サークルと呼ばれる草の根的勉強会が大変盛んな国で、おトナリさんと二人で疑問に感じたことをすぐ勉強会にしてしまう、というようなお国柄なのだという」というところ、おもしろそうで羨ましくなってしまった。
  • 2025年9月21日
    スウェーデン森と暮らす
    スウェーデン森と暮らす
    フィンランドの森林の本を読んだので次はスウェーデン(20年も前の本ではあるけれど)。ちょっとしたきっかけで興味を持つまでは、北欧のそれぞれの国の違いも位置すらもはっきりわかっていなかったのに、本を読んだりしてだんだんと見えてくるとさらに知りたくなってくる。この解像度を上げていく作業が楽しい。
  • 2025年9月21日
    フィンランド 虚像の森
    フィンランド 虚像の森
    フィンランドでの森林の伐採は、暗いときもライトで照らして(冬は昼が短いからそうでもしないと仕事ができないということもありそう)交代制で長時間高性能林業機械を稼働させ皆伐しているという話は聞いたことがあった。それでも、林業が産業として成り立たなくなってしまった日本と違い、基幹産業となっている国なのだから、持続可能な方法でできているのだろうと思っていたけれど、そんなことはないようだ。シカが増えて人工林の苗木を食べてしまい、マダニを広げているなど、日本と似たような問題もあることには驚いた。思っていたよりひどい状況ではあるものの、フィンランドでは問題に気づいて少しずつ変わってきているところもあって希望を感じさせる内容だった。
  • 2025年9月15日
    小学館版学習まんが 世界の歴史 15 第一次世界大戦とロシア革命
    ここで『英国諜報員アシェンデン』のポストを見て読んでみたいと思ったけれど、ロシア革命と第一次大戦の最中のヨーロッパが舞台とのことなのでこの本で予習。だいたいの流れはわかったつもり。読みたくなったらすぐ読める図書館の電子書籍は便利だな。
  • 2025年9月14日
    フィンランド 虚像の森
    フィンランド 虚像の森
    森と湖の国といわれるフィンランドもかなり厳しい状況らしい。タイトルが示すとおりの内容もさることながら、厚さ3cmで物理的にも重く、手が痛くなってくるけどおもしろい。
  • 2025年9月11日
    ドイツの心ととのうシンプルな暮らし 365日
    おもしろかったから読んでみてと娘が貸してくれた。ドイツに連れて行ってくれということだろうか。
  • 2025年9月8日
    続あしながおじさん
    続あしながおじさん
    その時代には問題とされない考え方だったとはいえ、優生学、ルッキズム、知的障害や精神疾患への差別が次から次へと出てきて、読んでいて辛かった。サリーの仕事や結婚についての考え方や、自分で道を切り拓いていく様子はおもしろかったので、余計に残念。
  • 2025年8月30日
    ラブカは静かに弓を持つ
    「一瞬、あの頃に戻ったかのような錯覚を起こしたが、そんなことはあり得なかった。 時間はただ前に向かって突き進むのみで、逆行を許さない。」 これが諦めや絶望ではなく、重く受け止めつつも前向きな気持ちだったのが印象的だった。
  • 2025年8月27日
    ギンガムチェックと塩漬けライム
    タイトルにある「塩漬けライム」だけでワクワクしてしまう。子どもの頃になんだかよくわからないまま憧れていた物語や若かったから一面的にしか読み取れていなかった作品も、まだ読んでいないものも、鴻巣さんのわかりやすい解説やびっくりするような解釈に惹き込まれて全部読みたくなる。どれもおもしろかったけれど、特に「強く生きる女性たち」の章がよかった。
  • 2025年8月21日
    ギンガムチェックと塩漬けライム
    早く読みたい気持ちを抑えて、先に予習のために『あしながおじさん』を再読。子どもの頃にワクワクしながら外国文学を読んでいたときの気持ちを思い出せたので、この本も楽しく読めそう。
    ギンガムチェックと塩漬けライム
  • 2025年8月17日
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 下
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 下
    最後までドキドキしながら読了。人類滅亡の危機をなんとかしようとする話ということしか知らずに読んだので、びっくりする展開が続いて(特に上巻)楽しめた。映画の予告はネタバレだから見るなと言ってくれていた人たちに感謝。映画も楽しみ。
  • 2025年8月14日
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 上
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 上
    おもしろくて続きが気になるので眠いのにやめられず結局寝落ち…を数回。下巻も楽しみ。
  • 2025年8月10日
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 上
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 上
    『火星の人』が原作も映画もおもしろかったのでこれもいつか読もうとのんびりかまえていたら、映画化されるという。しかも映画の予告はネタバレだから見ちゃダメというので慌てて読み始めた。
  • 2025年8月6日
    奇想と微笑
    奇想と微笑
    本好きな同僚が貸してくれた。服のことでうじうじ悩んだり、佐渡島行きの船でおどおどしたり、可笑しいからおすすめと言っていたとおり、可笑しい。こんなものも書いていたなんて意外だなと思ったけれど、その可笑しさがなんだかじめじめしている。やっぱりそうだよね、太宰治だもんね。
  • 2025年7月27日
    世界文学大図鑑
    世界文学大図鑑
    大図鑑というだけあって、子どもの頃に植物図鑑や昆虫図鑑を見ていたときのように、ワクワクしながら楽しめた。大図鑑というだけあって、重たくて読むのがちょっと大変だったけど。
  • 2025年7月24日
    おばちゃんたちのいるところ
    ふと思いついて再読。初めて読んだときは最初の話で度肝を抜かれたけど、どの話も可笑しくて、おばちゃんたちが素敵すぎる。なんとかなるから大丈夫やで!って背中をバーンと叩かれて励まされてる気がしてくるのがいい。落語や歌舞伎を知っていたらもっと楽しめるんだろうな。
  • 2025年7月22日
    緑地と文化
    緑地と文化
    神宮外苑の再開発のことを知りたくて読んでみたら、内苑や外苑のことだけでなく、いろいろな公園の歴史も書かれていて興味深かった。東京23区の1人あたりの公園面積は3.15平方メートル、ロンドン26.9、ベルリン27.4、ニューヨーク29.3。少なすぎる。再開発なんかしないで、社会的共通資本としての緑地をしっかり保全していかないと。
  • 2025年7月13日
    環境デザイン学
    環境デザイン学
    図書館で借りてきたのに、ほかにも予約していた本の順番が来たり、友達がおすすめの本を貸してくれたりで、読み終わらないうちに返さなくちゃならないけど、またいつかタイミングのいいときに借りてきたいので備忘録。
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