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@zelkova
海外文学(最近は特に韓国)とファンタジーばかり読んでいると思っていたけれど、意外とミステリーやらなんやらも。
  • 2026年4月4日
    神の蝶、舞う果て
    神の蝶、舞う果て
    「神の蝶」が「舞う」というタイトルから想像するとおりの美しくも妖しい光景と、運命に翻弄されながらもお互いに相手を思いやる登場人物たち。上橋菜穂子さんらしい素敵な作品だった。 これだけの世界を描くならもっと深い(つまり長い)物語にしてほしかったなというのが上橋菜穂子ファンとしての正直な気持ちだったりもするけれど、一気に読んでしまうおもしろさだった。 このところ、戦争に関する怒りや不安、現政権への怒りや不満でいっぱいで、デモに参加したりもしていたけれど、そんなときに読む良質のファンタジーは少し現実から離れて休憩しつつも、現実でも役に立つヒントをもらえる気がする。
  • 2026年3月15日
    3ルース・ベイダー・ギンズバーグ
    3ルース・ベイダー・ギンズバーグ
    ルース・ベイダー・ギンズバーグがどんな人でどんなことをしてきたのかを知りたくて読んだけれど、インタビューが中心なのであまり詳しくはわからず、ちょっと物足りない。でも、聡明で魅力的な人であることはわかった。 若い人たちへのアドバイスが「才能と今まで受けてきた教育を、あなたほど恵まれていない人々の暮らしを少しでも良くするために使いなさい」ということと、青年に対してはそれに加えて「子どもを育てる喜びと、その責任を感じるチャンスを逃さないように」と言っていたのがよかった。
  • 2026年3月15日
    運命の海に出会ってレイチェル・カーソン新装改訂版
    運命の海に出会ってレイチェル・カーソン新装改訂版
    息子に勧められた本。 『沈黙の春』はだいぶ前に読んだけれど、レイチェル・カーソンがどのような人かは知らなかったのでおもしろかった。子どもの頃から、見たことがなかったのに海に憧れ、当時は男性社会であった科学の分野に進んで、海洋学者として研究して本を出版。大恐慌や戦争で社会が混乱した時代でもあった。 彼女が『沈黙の春』で警告したにもかかわらず、環境問題がいまだに深刻であるのは残念。
  • 2026年3月8日
    3ルース・ベイダー・ギンズバーグ
    3ルース・ベイダー・ギンズバーグ
    息子に読んでみればと勧められたレイチェル・カーソンの伝記を借りに図書館に行ったら、その本の隣の隣にこれがあったので一緒に借りてきた。そういえば今日は国際女性デー。
  • 2026年3月8日
    本を作るのも楽しいですが,売るのはもっと楽しいです.
    「多くの人が小説や詩を読んで慰めを得るのは、自分は一人ではないということを全身で感じることができるからだと思う。だからこそ本を読み続けるし、『この本のことを伝えたい、あの人にも読んでほしい』と突き動かされるのだと思う。」 金承福さんは本が大好きなだけでなく、人も好きなんだろう。いつか行ってみたいと思っていたチェッコリにますます行きたくなった。 詩人のこともたくさん書かれていたので、気になりつつもなかなか読めずにいた韓国の詩をやっぱり読もうかな。 『シルバー川柳ー誕生日ローソク吹いて立ちくらみ』の韓国語訳が大ヒットしたというのをこの本で初めて知ったんだけど、笑いを共有できるというのは素敵なことだなと嬉しくなった。 出版都市の坡州のことも初めて知った。素敵なホテル紙之郷もあるみたいだし、行ってみたいな。
  • 2026年2月28日
    ヴァージニア・ウルフ短篇集
    ヴァージニア・ウルフ短篇集
    「羽毛の白を湛えた月の光があるので空は決して暗くなることはない。」(「外から見たある女子学寮」) 「鈴懸は深い気圏の底に佇ち、震える葉で光の薄片を散乱させる。」(「同情」) 「そこは雪に覆われ、鳩の胸のように虹の光沢を湛えている。あるいは死のような完全な白である。」(「徴」) どんな光景なのか、ゆっくりと頭の中で思い浮かべたくなる表現がそこここにあってよかった。 でも、今回は私の受け入れ態勢ができてなかったみたいなので、また時間がたってから読み直してみたい。
  • 2026年2月21日
    ムーミンの生みの親、トーベ・ヤンソン
    ムーミンの生みの親、トーベ・ヤンソン
    日本ではあまり語られないトーベの反ファシズム的な側面もしっかりした言及があると紹介していた人がいたので、読んでみたい。
  • 2026年2月20日
    大人のための生物学の教科書 最新の知識を本質的に理解する
    高校の先生と2人の元生徒が一緒に書いた本で、「はじめに」と「おわりに」から窺い知ることができる3人の関係性が素敵。教科書と読みものの中間くらいという感じで、いろいろな病気のことや農業に関連することなど、なるほどーと思いながらおもしろく読めた。
  • 2026年2月17日
    Newton別冊『学びなおし中学・高校化学 改訂第2版』
    生物同様、こちらもきれいなイラストがたくさんあって、わかりやすい。さすがニュートン。「キッチンの化学」、「家電製品の化学」など、暮らしに関わるものに化学が利用されていることが説明されていて、普段は意識していないけど化学にお世話になっているということがわかった。昔、友達が「花火を見てあの色は銅の炎色反応だって言ったり、香水を嗅いでエタノールのにおいがするって言ったりすると、これだから化学やってるやつは…って言われる」ってぼやいてたのを懐かしく思い出しながら楽しく読めた。
  • 2026年2月15日
    ベートーヴェン捏造
    ベートーヴェン捏造
    映画がおもしろかったので、変なやつだけどなんだか憎めないシンドラーのことをもっと知りたくなった。映画はいい意味で軽〜い感じだったけど、原作はどうなんだろう?いずれにしても、もっと細かいところも詳しく書いてあるはずなので読みたい。
  • 2026年2月13日
    社会主義都市ニューヨークの誕生
    今回の選挙で少し話題になっていた「たむともストリート対話」がとてもおもしろくてよかったんだけど、マムダニみたいだなと思っていたら、実際、この企画は街で市民と対話する姿に習ったものなんだそうだ。マムダニもニューヨークで起きていることも気になってはいるもののまだよく知らないので読みたい。
  • 2026年2月13日
    生物を分けると世界が分かる 分類すると見えてくる、生物進化と地球の変遷
    分類学者である著者の研究対象はテヅルモヅル。なんだかドリトル先生かムーミンにでも出てきそうな不思議な名前の生き物だ。ちょこちょこ出てくるテヅルモヅルが気になって、海の中にはそんな生き物がいるんだと知っただけでもちょっと得した気分になる。内容もしっかりおもしろくて、分類学とはどのような学問でどんなふうに研究されているのかなどが熱く語られていて、地味だけど奥の深い分野だということがわかった。
  • 2026年2月8日
    暗闇のなかの希望 増補改訂版
    暗闇のなかの希望 増補改訂版
    今日はSNSでこの本からの引用をいくつか見かけた。しばらく積読しているけど読まなくては。
  • 2026年2月5日
    雑草のくらし
    雑草のくらし
    ここで『あしなが蜂と暮らした夏』を知って読んでみたらおもしろかったのでこの絵本も読んでみたら、期待どおり、やわらかいけれどよく特徴を捉えている絵が美しくて素敵だった。5年間観察している間に草の種類が移り変わっていくのが興味深く、それぞれの戦略があるのだなと思った。虫や隣の畑で働く人が描かれているのも楽しい。 あまりにも自分勝手な解散総選挙がどうなるのか不安になっているときに、疲れた頭と心を休めるのにちょうどよかった。
  • 2026年2月2日
    Newton別冊『学びなおし中学・高校の生物』
    さすがNewton、イラストがきれいでわかりやすくてよかった。父はNewtonを創刊号から20年くらいは定期購読していて私もときどき読ませてもらっていたので懐かしい。 この内容を覚えてテストを受けなくちゃならないとなると大変だけど、大人の学びなおしはただただ楽しめる贅沢な時間。
  • 2026年1月24日
    『ハックルベリー・フィンの冒けん』をめぐる冒けん
    『ハックルベリー・フィンの冒けん』自体は大好きと思えるほどではなかったけれど、柴田元幸さんが好きなので読んでみた。「ハック・フィンの末裔たち」として大江健三郎やカート・ヴォネガットが出てきたのにはびっくり。そして『ライ麦畑でつかまえて』。これがハック・フィンの20世紀版だとよく言われることを知らなかったんだけど、確かにどちらもちょっと普通からはみ出している少年が1人で喋りまくる小説。共通点だけでなく、ミシシッピ川を下るハックが生きる悠然とした時間と、ニューヨークの夜の街をさまようホールデンが生きるせわしない時間の対比でby and byとall of a suddenという言葉が説明されていて興味深かった。
  • 2026年1月18日
    家守綺譚
    家守綺譚
    久しぶりに読み返してみたら、やっぱりこの少しとぼけたような雰囲気が良い。庭の植物が不思議な振る舞いをしたり、河童やら狸やら不思議な生き物が現れたりするので主人公とともに驚いてしまうのだけど、親友の高堂も(この人の登場のしかたからしてびっくり)隣のおかみさんも山寺の和尚も、よくあることと言う。そうすると主人公もそんなものかと受け入れるので、読んでいるこちらもそんなものかと思う。なんというか、大らかな人たちなのだ。でも、ただ可笑しいだけではなく気持ちよく読めるのは、吉田伸子さんの解説にもあるとおり、梨木香歩さんの作品に通底する「分かっていないことは分かっている」、「理解はできないが受け容れる」ことを主人公がごく当たり前のことのように身の内に持っているからなのだろう。また読み返したくなるときが来るだろうな。
  • 2026年1月11日
    プラチナデータ
    「マイノリティ・リポート」のような設定で殺人の容疑者となってしまった主人公が、防犯カメラから隠れつつ携帯電話もクレジットカードも使わずに逃亡しながら謎を解こうとする緊張感は、夜更かしして読んでしまうくらいのおもしろさ。でも、ちょっとストーリーに綻びがあるような…。 あと、結局これはルッキズムなのではないかと気になってしまった。
  • 2026年1月7日
    准教授・高槻彰良の推察12 破られた約束
    娘に勧められて読んでいるこのシリーズ、初めの頃のこわおもしろいのが好きだったのに、どんどん暗く重たくなってくる。今回も娘が「うわー…ここで終わるなんて…続きが気になりすぎる…」と言いながら貸してくれたので覚悟しながら読んだけど、ここまで来るともう、なんというか、最後はめでたしめでたしだと信じて待つしかないな。
  • 2026年1月5日
    英国諜報員アシェンデン
    英国諜報員アシェンデン
    ここで知って読んでみた。 どことなくとぼけた雰囲気の前書きから煙に巻かれている気がしてくる。登場人物はクセのある人ばかりで、あまりお近づきにはなりたくないなと思っていたはずなのに、細かい描写を読んでいるうちに愛着が湧いてくる。可笑しくてスパイ小説であることを忘れそうになるけれど、諜報活動や戦争の重苦しさや悲しさも描かれている。 モームを読んだのは初めてだったけれど、こういう人間観察やユーモアや絶妙な会話が読めるならほかの作品も読んでみたい。
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