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zelkova
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@zelkova
海外文学(最近は特に韓国)とファンタジーばかり読んでいると思っていたけれど、意外とミステリーやらなんやらも。
  • 2025年11月24日
    マスカレード・イブ
    この作品の本筋ではないけれど、「働く女性の敵は、どこにでもいる」というところがよかった。 前作『マスカレード・ホテル』でも「社会において女というのは男のアシスタント役だから、ということですか」と怒るシーンがあり、作者がこういう意識を持って書いている作品だから、読んでて嫌な気持ちになったりしないのかなと思った。
  • 2025年11月23日
    マスカレード・ホテル
    一流ホテルという非日常的な場を舞台にしてテンポよく展開していくのがおもしろい。ミステリーはけっこう好きなのに物騒なことは苦手なので、殺人事件を防ぐことがメインのこの作品は怖い場面が少なかったのもよかった。
  • 2025年11月22日
    パリの国連で夢を食う。
    おもしろくて読みやすいので一気に読んでしまった。国連職員になりたい人の参考にはならなくても、国連がどんな組織かというのは(著者がまえがきで言っているとおりほんの一部のことであり、国連全体に通じるわけではないとはいえ)興味深かったし、著者が出会う様々なバックグラウンドを持つ人たちも魅力的。安定しているけれど本当にやりたい仕事をしているのか、という悩みには共感してしまった。著者のような行動力で同じ決断をすることは私にはできないけれど、励まされた気持ちになる本だった。
  • 2025年11月22日
    パリの国連で夢を食う。
    娘が前に国連で働きたい、国際公務員ってなんかかっこいいからと言っていたので、参考になるかなと思って読み始めたけれど、まえがきに「この本は、将来国連を目指す人にとっては、あまり役に立つことはないでしょう」と書いてあった。残念! 幸い、娘はもう少し現実的に将来を考えるようになってるし、国連職員になるための参考にはならなくてもこの本はおもしろそうなので読んでみる。
  • 2025年11月21日
    保持林業
    保持林業
    少し前に読んだフィンランドとスウェーデンの森林の本にも少し書かれていたことが、この本では詳しく書かれていたので興味深かった。生物多様性はもっとちゃんと考えていかないとだめだな。
  • 2025年11月16日
    とことんカラス
    とことんカラス
    表紙の写真からしてもうこれだけでカラスを好きになってしまいそうなくらい可愛い上に、中にもきれいな写真がいっぱい。2次元コードを読み込むと見られる動画も興味深く、賢く美しいカラスの様子を堪能できる素敵な本だった。さすがBIRDER。
  • 2025年11月8日
    カラスの教科書
    カラスの教科書
    『僕には鳥の言葉がわかる』を読んで、鳥に興味を持ったものの、うちの周りではシジュウカラは見かけないからカラスにしよう!ということで読んでみた。カラス愛に溢れているのが良い。あれ?カラスって賢いんじゃなかったっけ?と思うような間抜けなところもあったりして可笑しかった。でも記憶力はいいそうなので、うちの近所のカラスに覚えてもらって仲良くなれたらいいなー。
  • 2025年10月28日
    ジェイムズ
    ジェイムズ
    ハックってこんなに幼かったっけ?と思ってしまったけれど、こどものハックがしっかりとリードしてるように見える『ハックルベリー・フィンの冒けん』は、それだけジムが愚かに、差別的に描かれていたということ。わかったような気になってたけど、全然わかってなかったと気づかされた。 とてもよかったけど、ちょっと、スター・ウォーズエピソード9を見たときのようながっかり感もあったかな。
  • 2025年10月15日
    僕には鳥の言葉がわかる
    シジュウカラには言葉があり、言葉を組み合わせて文を作ることもできる(!)ということ自体が大きな発見でありワクワクする上に、それをとてもわかりやすく、ユーモアもまじえて説明してくれているので、おもしろくて一気に読んでしまった。実際に野外で生き物を相手に調査したり実験したりするのはすごく大変なことだけれど、そんなふうに感じさせないのは著者が本当に研究が好きだからなんだろうな。分野は違うものの、研究に取り組むときの計画の立て方、考え方なども参考になった。
  • 2025年10月13日
    ようこそ、ヒュナム洞書店へ
    ようこそ、ヒュナム洞書店へ
    前に仕事にうんざりしてたときに、ブックカフェをやれたらいいねなんて話して現実逃避してたことを思い出しながら読んだ。ヒュナム洞書店みたいな居心地がよくてのんびり寛げる本屋さんをやりたいというより、そんなスペースがあったらいいのに、と思っていたのかもしれない。 ちょっとしたことではあるけれど、お母さんたちの読書会でここでは誰それの妻やオンマではなく本人の名前で呼び合おうというところがよかった。
  • 2025年10月5日
    人形の家
    人形の家
    青空文庫の『人形の家』を読んでみたら、あらすじは(というか結末も)知っていたのにおもしろくて、1879年に書かれたものだというのに最後はノラに共感して励まされることに驚いてしまった。 青空文庫だと旧仮名遣いなので古いものと認識しながら読んだけど、現代仮名遣いだったらもっと近いの時代のものだと思ってしまっていたかも。イプセンや当時のノルウェーのことが気になる。これは詳細な注釈が付いているというので読んでみたくなった。
  • 2025年9月30日
    ハックルベリー・フィンの冒けん
    ハックルベリー・フィンの冒けん
    愉快な冒険物語かと思いきや、奴隷制やら「しゅくえん」やら良心やらが怖かった。楽しいはずのドタバタ部分もドタバタしすぎで(特に最後のほう)読んでいて疲れてしまうほど。 ハックの一人称で語られるので、ひらがなばかりで最初は読みづらそうに思ったけれど、すぐに気にならなくなり、ハックの話を聞いているような気分で読み進められた。さすが柴田元幸さん。これを読んだら『ジェイムズ』と思っていたけれど、柴田さんの「『ハックルベリー・フィンの冒けん』をめぐる冒けん」も気になる。
  • 2025年9月23日
    スウェーデン森と暮らす
    スウェーデン森と暮らす
    この本を読んだ限りでは、どうやらスウェーデンではまったく問題がないわけではないものの、公益的機能を重視した持続可能な林業が行われているようだ。限られた範囲でしか取材していないからそう見えるだけなのか、フィンランドよりうまくいっているように思える。フィンランドとは隣り合っていて、湖や湿地が多いことも自然享受権があることも共通しているけれど、スウェーデンはフィンランドほど寒くないからか。戦争の影響もあるのか。 この本の主題からははずれているけれど、「スウェーデンはスタディ・サークルと呼ばれる草の根的勉強会が大変盛んな国で、おトナリさんと二人で疑問に感じたことをすぐ勉強会にしてしまう、というようなお国柄なのだという」というところ、おもしろそうで羨ましくなってしまった。
  • 2025年9月21日
    スウェーデン森と暮らす
    スウェーデン森と暮らす
    フィンランドの森林の本を読んだので次はスウェーデン(20年も前の本ではあるけれど)。ちょっとしたきっかけで興味を持つまでは、北欧のそれぞれの国の違いも位置すらもはっきりわかっていなかったのに、本を読んだりしてだんだんと見えてくるとさらに知りたくなってくる。この解像度を上げていく作業が楽しい。
  • 2025年9月21日
    フィンランド 虚像の森
    フィンランド 虚像の森
    フィンランドでの森林の伐採は、暗いときもライトで照らして(冬は昼が短いからそうでもしないと仕事ができないということもありそう)交代制で長時間高性能林業機械を稼働させ皆伐しているという話は聞いたことがあった。それでも、林業が産業として成り立たなくなってしまった日本と違い、基幹産業となっている国なのだから、持続可能な方法でできているのだろうと思っていたけれど、そんなことはないようだ。シカが増えて人工林の苗木を食べてしまい、マダニを広げているなど、日本と似たような問題もあることには驚いた。思っていたよりひどい状況ではあるものの、フィンランドでは問題に気づいて少しずつ変わってきているところもあって希望を感じさせる内容だった。
  • 2025年9月15日
    小学館版学習まんが 世界の歴史 15 第一次世界大戦とロシア革命
    ここで『英国諜報員アシェンデン』のポストを見て読んでみたいと思ったけれど、ロシア革命と第一次大戦の最中のヨーロッパが舞台とのことなのでこの本で予習。だいたいの流れはわかったつもり。読みたくなったらすぐ読める図書館の電子書籍は便利だな。
  • 2025年9月14日
    フィンランド 虚像の森
    フィンランド 虚像の森
    森と湖の国といわれるフィンランドもかなり厳しい状況らしい。タイトルが示すとおりの内容もさることながら、厚さ3cmで物理的にも重く、手が痛くなってくるけどおもしろい。
  • 2025年9月11日
    ドイツの心ととのうシンプルな暮らし 365日
    おもしろかったから読んでみてと娘が貸してくれた。ドイツに連れて行ってくれということだろうか。
  • 2025年9月8日
    続あしながおじさん
    続あしながおじさん
    その時代には問題とされない考え方だったとはいえ、優生学、ルッキズム、知的障害や精神疾患への差別が次から次へと出てきて、読んでいて辛かった。サリーの仕事や結婚についての考え方や、自分で道を切り拓いていく様子はおもしろかったので、余計に残念。
  • 2025年8月30日
    ラブカは静かに弓を持つ
    「一瞬、あの頃に戻ったかのような錯覚を起こしたが、そんなことはあり得なかった。 時間はただ前に向かって突き進むのみで、逆行を許さない。」 これが諦めや絶望ではなく、重く受け止めつつも前向きな気持ちだったのが印象的だった。
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