
zelkova
@zelkova
海外文学(最近は特に韓国)とファンタジーばかり読んでいると思っていたけれど、意外とミステリーやらなんやらも。
- 2026年5月24日
自由研究には向かない殺人ホリー・ジャクソン,服部京子読み終わった主人公は高校生の女の子ピップ。「ピップは世間の差別意識に対してけっして鈍感になるまいと心に決めて成長した。白人である自分が闘う必要に迫られることもなく見えない階段をのぼってきたという事実に対しても。」という人であり、小論文ではトニ・モリスンやマーガレット・アトウッドのことを書いていたりする。殺人事件が起きているし、物語が進むうちにいろいろな闇も見えてくるけれど、主人公が魅力的なので楽しく読めた。 - 2026年5月23日
停電の夜にジュンパ・ラヒリ,小川高義読み終わったあらすじを読む限りでは悲しい結末が予測されたのでなかなか読めずにいたけれど、結果的には、もっと若いときの自分だったらあんまり響かなかったかもしれないから、今になって読んでよかったんじゃないかと思う。「三度目で最後の大陸」「セン夫人の家」が好きだけど、ほかの作品とは少し雰囲気が違う「ビビ・ハルダーの治療」も不思議な力強さがあってよかった。 - 2026年5月22日
- 2026年5月21日
プロテストってなに?アリス&エミリー・ハワース=ブース,アリス・ハワース=ブース,エミリー・ハワース=ブース,糟野桃代読みたい平和的に意思を表明する方法が多数紹介されているとのこと。表紙がいいなと思ったら、中身もイラストが多いみたいでおもしろそう。 - 2026年5月17日
- 2026年5月16日
自由研究には向かない殺人ホリー・ジャクソン,服部京子読み始めた本筋とは(たぶん)関係ないんだけど、29ページに「ママは〈酔っぱらいママたちの読書会〉へ行く」というパワーワードが出てきて気になりすぎる。その読書会、私も参加したい! - 2026年5月15日
マイフィンランドルーティン100週末北欧部chika読み終わった私が好きなのはノルウェーなのだ。一度しか行ったことないし、そんなに詳しく知ってるわけでもないけど。でもノルウェーに関する本はあんまりない。フィンランドの本はたくさんあるのに。しかたがないからこの本を読んでみた。フィンランドもいいところだと思う(行ったことないけど)。この本を読んで、こんなにたくさん素敵なものがあるなら行ってみたい、とも思った。でも、やっぱりノルウェーが好きなんだよな。誰かノルウェーのこういう本を書いてくれないかな。っていうか、こういう本を書けるくらいに私がノルウェーに通えたらいいのに。 - 2026年5月8日
少女ソフィアの夏トーベ・ヤンソン夏の間は小さな島で過ごすソフィアとおばあさん(とパパ)の物語。子どもらしくのびのびとしているソフィアもいいけれど、なんといってもおばあさんがよかった。ソフィアと一緒に遊んで楽しんだり、悲しんでいるときに慰めたりもするけれど、1人で森へ遊びに行ったり、隠れてたばこを吸ったりもする。悪魔がいることを信じる信じないでソフィアと口げんかもするし、じつにバッチイ歌を調子っぱずれに歌ったりもする。こんなおばあさんになれたら楽しそう。 - 2026年5月3日
ダーシェンカカレル・チャペック読み終わった小犬のダーシェンカに聞かせるおとぎ話もイラストも写真もすべてがかわいい。 「小犬はまだ自分の体をどう動かしていいのか、正しい判断基準を持っていないのだ」 いたずらっ子のダーシェンカに手を焼きつつも可愛くてしょうがなかったんだろうな。猫派の私も癒されて幸せな気持ちになる作品だった。 - 2026年5月3日
図解でわかる!ニーチェの考え方富増章成読み終わった息子がニーチェの『人間的、あまりに人間的』を読み始め、おもしろいと言っている。私もちょうど今の息子くらいの年頃に『この人を見よ』をかっこつけて読んでみたのに全然内容を覚えていないな…なんて思っていたら図書館でこの本を見つけたので借りてきた。「神は死んだ」やニヒリズムという言葉からネガティブな人という印象だったけど、ポジティブな思想だったのか。ニーチェの著作ではなく、解説本でわかった気になるのはちょっとずるい気はするものの、これで息子とニーチェについて語り合うことができるかも。 - 2026年4月27日
- 2026年4月19日
あずかりっ子クレア・キーガン,鴻巣友季子読み終わった短いのでサラッと読むこともできてしまうけれど、ゆっくりじっくり味わいたくなるし、読み終わってからも余韻が残る作品だった。 こどもらしくいられなかった子を、ちゃんとケアしてこどもらしくいられるようにすることの大切さ。 女の子の視点で書かれていることから考えると、あずけられた自分ということから「あずけられっ子」というタイトルになりそうなところを「あずかりっ子」としているのは、あずかってケアする人の存在を示すためなのかな、なんて思った。 - 2026年4月18日
ムーア人による報告レイラ・ララミ,木原善彦読み終わった「いい物語には癒しの力がある。」 「物語を語るのは種をまくことに似ている。人はいつもそれがしっかりと根を張り、天に向かって枝を伸ばし、美しい木に育つことを願っている。」 この物語は、物語る機会を与えられなかった人に光を当てている。読んでみて、自分も力のある側からの視点でしか物事を見ていなかったのではないか、小さな声にも耳を傾けていたかとはっとさせられる。それと同時に、今の日本の状況は権力のある人たちの都合で歪められた「物語」ばかりが語られて、市民の声は無視されて、なかったことにされているということも思い出す。なかったことにさせないために、今日も国会前で声を上げてきます。 - 2026年4月4日
神の蝶、舞う果て上橋菜穂子,白浜鴎読み終わった「神の蝶」が「舞う」というタイトルから想像するとおりの美しくも妖しい光景と、運命に翻弄されながらもお互いに相手を思いやる登場人物たち。上橋菜穂子さんらしい素敵な作品だった。 これだけの世界を描くならもっと深い(つまり長い)物語にしてほしかったなというのが上橋菜穂子ファンとしての正直な気持ちだったりもするけれど、一気に読んでしまうおもしろさだった。 このところ、戦争に関する怒りや不安、現政権への怒りや不満でいっぱいで、デモに参加したりもしていたけれど、そんなときに読む良質のファンタジーは少し現実から離れて休憩しつつも、現実でも役に立つヒントをもらえる気がする。 - 2026年3月15日
3ルース・ベイダー・ギンズバーグジェフ・ブラックウェル&ルース・ホブディ,橋本恵読み終わったルース・ベイダー・ギンズバーグがどんな人でどんなことをしてきたのかを知りたくて読んだけれど、インタビューが中心なのであまり詳しくはわからず、ちょっと物足りない。でも、聡明で魅力的な人であることはわかった。 若い人たちへのアドバイスが「才能と今まで受けてきた教育を、あなたほど恵まれていない人々の暮らしを少しでも良くするために使いなさい」ということと、青年に対してはそれに加えて「子どもを育てる喜びと、その責任を感じるチャンスを逃さないように」と言っていたのがよかった。 - 2026年3月15日
運命の海に出会ってレイチェル・カーソン新装改訂版マーティー・ジェザー,Marty Jezer,山口和代読み終わった息子に勧められた本。 『沈黙の春』はだいぶ前に読んだけれど、レイチェル・カーソンがどのような人かは知らなかったのでおもしろかった。子どもの頃から、見たことがなかったのに海に憧れ、当時は男性社会であった科学の分野に進んで、海洋学者として研究して本を出版。大恐慌や戦争で社会が混乱した時代でもあった。 彼女が『沈黙の春』で警告したにもかかわらず、環境問題がいまだに深刻であるのは残念。 - 2026年3月8日
3ルース・ベイダー・ギンズバーグジェフ・ブラックウェル&ルース・ホブディ,橋本恵借りてきた息子に読んでみればと勧められたレイチェル・カーソンの伝記を借りに図書館に行ったら、その本の隣の隣にこれがあったので一緒に借りてきた。そういえば今日は国際女性デー。 - 2026年3月8日
読み終わった「多くの人が小説や詩を読んで慰めを得るのは、自分は一人ではないということを全身で感じることができるからだと思う。だからこそ本を読み続けるし、『この本のことを伝えたい、あの人にも読んでほしい』と突き動かされるのだと思う。」 金承福さんは本が大好きなだけでなく、人も好きなんだろう。いつか行ってみたいと思っていたチェッコリにますます行きたくなった。 詩人のこともたくさん書かれていたので、気になりつつもなかなか読めずにいた韓国の詩をやっぱり読もうかな。 『シルバー川柳ー誕生日ローソク吹いて立ちくらみ』の韓国語訳が大ヒットしたというのをこの本で初めて知ったんだけど、笑いを共有できるというのは素敵なことだなと嬉しくなった。 出版都市の坡州のことも初めて知った。素敵なホテル紙之郷もあるみたいだし、行ってみたいな。 - 2026年2月28日
ヴァージニア・ウルフ短篇集ヴァージニア・ウルフ読み終わった「羽毛の白を湛えた月の光があるので空は決して暗くなることはない。」(「外から見たある女子学寮」) 「鈴懸は深い気圏の底に佇ち、震える葉で光の薄片を散乱させる。」(「同情」) 「そこは雪に覆われ、鳩の胸のように虹の光沢を湛えている。あるいは死のような完全な白である。」(「徴」) どんな光景なのか、ゆっくりと頭の中で思い浮かべたくなる表現がそこここにあってよかった。 でも、今回は私の受け入れ態勢ができてなかったみたいなので、また時間がたってから読み直してみたい。 - 2026年2月21日
ムーミンの生みの親、トーベ・ヤンソントゥーラ・カルヤライネン,五十嵐淳,セルボ貴子気になる読みたい日本ではあまり語られないトーベの反ファシズム的な側面もしっかりした言及があると紹介していた人がいたので、読んでみたい。
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